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2011年8月25日木曜日

会社のヘッドホン、イヤホン大集合


会社に置いてあるヘッドホンがずいぶん増えてきたので、集合写真を撮ってみました!
左からゼンハイザー(SENNHEISER)のHD25-SPII、ゼンハイザーHD650、ゼンハイザーHD800、シュアー(SHURE)のSRH840、ウルトラゾーン(ULTRASONE)のPRO650、AKGのK240Mk2、そして中央のイヤホンはシュアーSE315。

これらのヘッドホンはオヤイデ電気のヘッドホンコード開発用にかき集めたものです。
ウルトラゾーンPRO650などの3.5ミニプラグ着脱機構を有するヘッドホン用には、すでにHPC-35/HPC-62が製品化されています。
AKGK240Mk2などのミニXLRプラグ着脱機構を有するヘッドホン用には、すでにHPC-X35/HPC-X62が製品化されています。
ゼンハイザーHD25-SPIIと、HD650などのゼンハイザーモジュラープラグ着脱機構を有するヘッドホン用には、HPC-35HD/HPC-62HDがすでに製品化されています。

さて、残るヘッドホンたちはというと、現在開発中のヘッドホンケーブル・イヤホンケーブルのためのヘッドホンです。現在進行しているヘッドホンケーブル・イヤホンケーブルの案件はゼンハイザーHD800用、シュアーSRH用、シュアーSE用、そしてここには写っていませんがアルティメットイヤーズTriple. Fi 10用。全部で4種類あるのかな。フジヤエービック秋のヘッドホン祭り(2011/10/29)に間に合わせるべくただいま鋭意開発中です!乞うご期待!


んで、普段これらのヘッドホンはこのようにタワー型のCDラックに並べて、いつでも手に取れるようにしています。うーん、これだけ揃うと壮観だなぁ。あ、今度の秋のヘッドホン祭りでは、オヤイデ電気は従来の共同フロア(7階)に加えて、個室(9階)も借りて、ゆっくり静かな環境で試聴できるようにします。

2011年8月24日水曜日

MT-US2買ったらINS-BS取り付け用ネジプレゼント!


先々週の発売以来、大好評の2個口UL電源タップ用自作シャーシMT-US2。(オヤイデ電気秋葉原店、オヤイデ電気オンラインショップ限定商品)


8/16のオヤイデショップブログには、このMT-US2にオヤイデ電気のマルチベースインシュレーターINS-BSを取り付けるという芸当が披露されてます!取り付けには別途M4ネジが必要なのですが、わざわざネジを探されるのも大変だし、ならばプレゼントしちゃおうということで、MT-US2ご購入の方に、もれなくINS-BS取り付け用ネジとワッシャーをお付けすることにしました!


さらにIMT-US2のショッピングページ上で、INS-BS旧ロットを一緒に購入できるよう、INS-BS旧ロットの有り・無しの選択項目を追加しました。



付属品はネジとワッシャー。M4サイズの長さ8mmの薄バインドネジ(ステンレス製)、それにフッ素樹脂ワッシャー、各々4個ずつです。取付工程をカラーで紹介した説明書も同封しますので、どなたでも間違いなく取り付けられると思います。

せっかくなので、取付方法をさらに詳細にねちっこくご紹介します。


まず、MT-US2のシャーシ底面のスパイクを取り外します。時計と反対周りに手で回すと外れます。


スパイクを外した後の孔に、ワッシャーを置きます。このワッシャーはフッ素樹脂製で、防振効果があります。必須ではありませんので、好みでお使い下さい。


プレゼントのM4ネジのアップ。長さは8mm。薄バインドというネジ頭の形状で、バインドネジとトラスネジを足して2で割ったような扁平な頭をしています。一般的な皿ネジやナベネジに比して、インシュレーターとの接触面積が多く、ワッシャーを介した時のような安定した固定感が得られます。一般には、バインドネジかトラスネジがお勧めですが、ナベネジが駄目と言うわけではありません。


INS-BSにネジを通します。これはINS-BS旧ロットです。


一方、こちらはINS-BSの現行ロットにネジを通したところ。一見同じに見えますが、現行の方が旧ロットよりネジを嵌め込んでいる溝が深くなっているのが分かります。


INS-BS旧ロットでは、8mmネジは3mm突出するのに対して、INS-BS現行ロットでは5mm突出します。


シャーシ底面の孔にネジの先端を合わせ、プラスドライバーでネジをシャーシにねじ込み、INS-BSを固定します。


INS-BSを取り付け終えたMT-US2の底面。ちなみに、シャーシを構成するステンレス板の厚みは1.6mm。シャーシ内部にネジの先端が少し突出するくらいで固定されることになります。



MT-US2はSUS304ステンレス製で、重さは725g。これにコンセントとインレットと内部配線を加えると、おおよそ850g前後になり、まずまずの安定感があるのですが、INS-BSを取り付けた場合は、340g増しの1,190gとなり、安定感が飛躍的に向上します。そして、持ち上げてみると、340gの質量増加は、予想以上にずっしりとした違いとして感じられます。

それとこの見た目!MT-US2のシャーシからINS-BSがはみ出て、不格好といえなくもないのですが、この不格好さが逆に個性的で、はみ出ていることによって、設置した際の安定感も増していると思われます。

INS-BSは、底面のスパイクが同一な、MT-US、MT-UB、MTB-4、MTB-6にも取り付け可能です。

メグの会インシュレーター試聴会に参加します


8/20に発売された季刊オーディオアクセサリー142号。その中の人気連載、寺島靖国さんの「ジャズびたりオーディオ桃源郷」。本号で65回目となるこの連載の今回のお題は、東京吉祥寺にある寺島さんのジャズ喫茶「メグ」で開かれた「メグの会」電源ケーブル試聴会について。ティートックレコーズのCDに登場した、国内ケーブルメーカーの代表者が集いつつ、各社の電源ケーブルをメグのオーディオシステムで比較試聴し、人気投票してしまおうという、大胆なイベントでした。司会は林正儀先生。私はイベントの後に、その内容について見聞きしたのですが、私自身は参加していません。


8/27土曜日開催のメグの会のお題目も決まってまして、インシュレーターです。で、このインシュレーター試聴には、林先生からお声掛けがあり、オヤイデのINSシリーズの説明をするために私も参加します。たぶんINS-SPINS-USの試聴になると思います。ジャズ喫茶メグから試聴会の内容を以下に抜粋します。

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19:00~ メグ・ジャズ・オーディオ愛好会
インシュレーターの魅力を探る
国内有数のインシュレーター取扱いメーカー5社の最新インシュレーターの魅力を存分に体感してみましょう。
協力メーカー ・ACOUSTIC REVIVE ・KAISER ・KRIPTON ・KRYNA ・オヤイデ電気
なお、今回もディオ評論家林正義氏をお迎えし司会進行を頂くと同時に、インシュレーター取扱い各社の代表の方々にも参加頂く予定ですので、普段では聞くこともできない魅力的なお話も聞けるチャンスを体験ください。お誘いあわせのうえ、ご来場くださいますようお願い申し上げます。
【第1部 18時00分~19時30分】
・各メーカーインシュレーターをCDプレイヤーにセットしピアノトリオ→サックスカルテット→ギターあるいはVIBの音源CDで各インシュレーターの魅力を探る。
・各取扱いメーカー開発者のインシュレーター特徴・狙い…等(各メーカー)
・随時お客様からのご意見・感想など積極的にお願いします。
【第2部 19時45分~21時30分】
・ボーカル→フルバンドの音源CDでの各社インシュレーターの魅力を探る。
・CDプレイヤーのインシュレーターをプリアンプにセットしての変化体験
・お客様持込みのCDで各社インシュレーター試聴。
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メグの会と言えばジャズやオーディオの日本屈指の兵が集う集会。どんなことになるのやら、どんな波乱が待ち受けているのやら。いやー、楽しみですねぇ~。
メーカーもアコースティックリバイブカイザーサウンドクリプトンクライナ、そしてオヤイデと、濃い面々が集まります。ではでは皆さんもぜひご来場くださいね。

サルでもわかるケーブル入門!8/26 19時スタート!


オヤイデケーブルの愛用者で、オヤイデの自作講習会にも度々ご参加いただいているディスオシレーターズ(DISOSCILLATORS)のかっちんさん、そしていとうせいこうさんと三浦康嗣とのユニット口ロロ(クチロロ)を組む村田シゲさん。オヤイデのプロ向けブランドNEOのサイトにもご登場いただいております。

で、この度かっちんさんとしげさんが、実際にオヤイデのシールドケーブル(G-SPOT,
QAC-202,
FORCE'77などのギターケーブル)を鳴らして、出音の特徴を語るイベントがサウンドスタジオノアで開かれます!題して「サルでもわかるケーブル入門」。オヤイデ電気の佐々木も、オヤイデのシールドケーブルの歴史やうんちくを語りますので、ご興味のある方はぜひ8/26、19時スタート!ぜひご来場ください!最寄り駅は東急東横線の都立大学駅で、駅から徒歩1分のようです。

それにしても、かっちんのブログは、WPC-Zの取り付けや、TUNAMI TERZO+SLSCラインケーブル試聴などなど、オーディオネタも盛りだくさんです。オヤイデ自作講習会の一番最初のTUNAMI電源ケーブル自作講習会もレポート頂いてます。懐かしいなぁ。

羽化


ただいま出てきました~みたいな。夏ももうじき終りだ。
湯島聖堂にて。

2011年8月20日土曜日

ターンテーブルシートBR-ONE本日発売!


ブチルゴム製超薄型ターンテーブルシートBR-ONE本日発売です!耐久性の高いPPコート紙製のストロボスコープとオーバーハングゲージも付いてくるので、とってもお買い得です!全国のオーディオ店や、家電量販店のオーディオコーナーでお求めいただけます。格安で、効果のはっきり分かる、ターンテーブルシートとして、全てのレコードプレーヤーユーザーにお勧めです!

オヤイデオンラインショップのショッピングページはこちら。実売2,016円です。
BR-ONEのモニター募集も行っていて、詳しくはこちら
さらについでに、ただいま数量限定でMJ-12のアウトレット品を、定価の35%OFFでご用意しました!ほとんど目立たないわずかな傷があるだけの、とってもお買い得なアウトレット品です。BR-ONEとMJ-12を合わせてお求めくださると、とってもよいかと思います。


そうそう、本日発売の季刊オーディオアクセサリー142号(2011年秋号)にもBR-ONEの記事が載ってます。全国の本屋で買えます。


これです!173ページに鈴木裕先生の評論が載っています。鈴木先生はMJ-12オーナーなので(しかも希少なワインレッド限定モデル!)、BR-ONEとMJ-12との組合せ試聴もおこなっていただいています。



さらに本号では、先月発売になったオヤイデの新製品、高剛性ステンレススパイクのINS-USも掲載されています。林正義先生による評論です。ぜひお読みください、そしてぜひ自宅のオーディオシステムに導入を!

2011年8月17日水曜日

2個口電源タップ用シャーシMT-US2とても人気です!


オヤイデ電気秋葉原店のある路地。まぁほんとに、もわーんと暑い日が続きますねぇ。少し歩くだけで汗だくだくですが、秋葉原は今日も賑わっています。


先週からMT-US2をオヤイデ秋葉原店と同オンラインショップ限定で売り始めました!単体でも5,985円と値ごろですが、コンセントを一緒に買うと、さらに割引があります。買っていかれる方々を見ると、FGA21-14にステンレス板をセットにした「MT-UB/US用ケーブル直出しコネクター」を一緒に買われる方が多いようで、ケーブル直出しタイプの電源タップを製作されるものと思われます。MT-US2と一緒に買っていかれるケーブルとしては、BLACKMAMBA7N-P4020IIIにほぼ二分されるようです。


さて、ここでナイスアイデアな提案!MT-US2の付属スパイクを外し、代わりにINS-BSを取り付けてみると、これがもの凄い安定感!!!!!ステンレスの癖も緩和されて、中低域の厚みが加わります。そして見てください!このバリバリの存在感!MT-US2とINS-BSの組合せ、絶対にお勧めです。この組合せについて、詳しくはオヤイデショップブログに掲載しています。

そんなこんなで先月締め切ったアウトレットINS-BS旧ロットもちょっと復活させてみましたので、ぜひ抱き合わせでご購入下さい!!!!

なお、INS-BS旧ロットをMT-US2に取り付けるには、別途M4サイズのネジが必要です。M4ナベネジまたはM4バインドネジで、長さ8mm以上のものを4本ご用意ください。

2011年8月13日土曜日

オヤイデの新型ターンテーブルシートBR-ONE発表!


昨日発表されましたオヤイデ電気の新型ターンテーブルシート「BR-ONE」。
製品紹介ページに記載の通り、BR-ONEは厚さ1.0mmのブチルゴム製の超薄型ターンテーブルシートです。定価2,520円と、お手頃な価格に設定しましたので、アナログユーザーの皆さん、ぜひお試しください!

ブチルゴムと言えば、数あるゴム系素材の中でも、最も振動吸収性に優れた素材として、古くからオーディオ機器やケーブルやオーディオボードの制振素材として活用されてきました。ブチルゴムがクローズアップされたのは1980年代から1990年代にかけて。元々、ゴム系素材の中でも振動吸収性に優れていることは知られていたようですが、オーディオの世界で広く用いられるようになったのは、金子 英男先生や長岡鉄男先生の功績が大きいでしょう。両氏が度々オーディオ雑誌で取り上げられたことから、ブチルゴムはオーディオマニアに広く認知されるようになり、特にオーディオ自作派のご用達アイテムとなりました。私もケーブル自作やタップの鳴きとめなどに、ブチルゴムを頻繁に使いました。また、サンスイなどのアンプメーカーなども、自社のアンプのパーツに、鳴き止め用としてブチルゴムを貼り付けるなど、制振素材として多用されてきました。

そんなこんなで人気のブチルゴムでしたが、ハネナイトやフォックなどの新素材が登場したり、ゴム素材自体の価格高騰、さらにはブチルゴムを推奨してきた金子英男先生や長岡鉄男先生が相次いで亡くなられるなどして、今世紀に入ってから、ブチルゴム人気は影を潜めた感があります。

私的には、優れた制振性のブチルゴムをオーディオアクセサリーとしてもっと活用できるのではないか、という想いが以前からありまして、その第一弾がBR-ONEなのです。BR-ONEを使えば、ブチルゴムの制振性の良さを再認識してもらえると思います。

BR-ONEはMJ-12のオプション品的な要素が強く、MJ-12の下に敷くスペーサーとして、BR-ONEは意図的に薄くしています。MJ-12にBR-ONEを組み合わせる事で、MJ-12にわずかに残存していた鳴きがほぼ完全に解消されます。そして、S/Nが一層向上し、透明感が際立つなど、非常に優れた音質向上が確認できます。また、BR-ONE単独で使用されても、ノイズ感の減少や、情報量が増えるなど、充分に効果を実感できると思います。MJ-12ユーザーのマストアイテムです。


BR-ONEは薄いシート状のブチルゴム(IIR)なので、しなやかに曲がります。ブチルゴムと言うと、故 金子 英男先生や故 長岡鉄男先生が愛用していた、スリオンテック製のべたべたしたブチルゴム両面テープを思い浮かべる人も多いかと思いますが、このブチルゴムシートはすべすべしていまして、粘着性はありません。両面テープに用いられるブチルゴムは、粘着性を持たせるよう相応の成分を配合しているもので、通常のブチルゴムは非粘着性です。

BR-ONEの開発中、うちの社長から「パッケージにストロボスコープを印刷すれば面白いんじゃない?」というアイデアが出たので、それも盛り込んでみました。ついでにオーバーハングゲージも付けちゃいました。そんなわけで、BR-ONEを買えば、ターンテーブルシートと、ストロボスコープと、オーバーハングゲージの3役がこなせます。これで実売2000円代前半って、我ながらかなりお買い得だと思いますです、はい。


BR-ONEのパッケージ。両面PPコートされた、厚さ0.6ミリの紙製です。


予め厚紙に切れ込みを入れているので、ストロボスコープはパッケージから簡単に切り離せます。


オーバーハングゲージは、ストロボスコープの中央付近に印字してあります。オーバーハングの測定範囲は5-30mmです。ストロボスコープは33.1/3rpm(LP)、45rpm(EP)、78rpm(SP)の3回転にフル対応しています。しかも50Hz(東日本)、60Hz(西日本)の両対応です。BR-ONEのストロボスコープは、一般的なストロボスコープより目盛の刻みが倍程度あります。これはストロボスコープの精度を高めるためです。

ここで、オーバーハングとは、ターンテーブルの中央からレコード針までの距離のことで、レコードプレーヤーやトーンアームによって推奨距離が指定されてい ます。とはいっても、レコードプレーヤーの取り扱い説明書に明記されていなかったり、説明書が紛失しているなどの理由で、オーバーハングゲージが不明の場 合も多いでしょう。その場合はインターネットで、機種名と「オーバーハング」のキーワードで検索すれば、判明すると思います。それでもオーバーハングが不 明な場合は、12-15ミリにしておけば、概ね問題ないでしょう。具体的なオーバーハングの調整方法などについては、オーディオ雑誌やインターネット上 に、色々と情報がありますから、探してみてください。


BR-ONEのストロボスコープの試作品の数々。色々なパターンを試して、使いやすく、精度も高いものでとして、製品版に行きついています。

なお、ストロボスコープでレコードプレーヤーの回転数を測るには、1秒間に50回、もしくは60回の点滅を繰り返す発光器が必要です。昔は、蛍光灯が一般に使われていましたが、近年の蛍光灯はインバーター式であることが多く、インバーター式蛍光灯ではうまく測れません。LED式の業務用発光器も市販されていますが、非常に高額です。じゃぁ、どないすんねん、というお話もあろうかと思いまして、ストロボ発光器の製品化も検討中です。


BR-ONEはこんなパッケージでオーディオ店に並びます。レコード盤のパッケージより少し小さいパッケージです。
BR-ONEは2011/8/20発売開始です!発売までしばしお待ちくださいね!



2011年8月5日金曜日

最近の出物初物限定ものまとめ!


いつもゲリラ的に限定品が発表・発売されるオヤイデ電気オンラインショップ。
7月の目玉企画で数量限定で売り出しましたTUNAMI M1/F1ブラックエディションは、好評のうちに終了しました。オールブラックのTUNAMI電源ケーブルは音も凄味がありますが、見た目もいかついです。反響次第ではまた限定数頒布したいと思いますのでリクエストよろぴく。


こちらはつい先日、8/3の夕刻に発売開始して、翌日の昼で完売したOCB-1GX Premium。部品構成に比しての激安な価格設定がウケたのか、それとも製品コンセプトがウケたのか、まぁたった5台の限定販売ですが、一日に満たずして完売御礼でございます。若干、値段設定を間違えた的な話も無きにしもあらずな感じでして、早期にご決断され、ご購入いただいた方はラッキーかと思います。もう一度同じ値段での再販は・・・難しいかもです。


さらに、これも私の個人的な欲求で仕入れました大型LEMOプラグ。8/3より発売開始しています!おそらくこのFFY.00.250.NTAC52を店頭で小売りしているのは、日本ではオヤイデ電気くらいのものでしょう。おいおい工作事例などもアップしてきたいと思いますが、ケーブル工作に慣れた御仁ならきっとLEMOプラグも制覇できるはず。まぁ、マークレビンソンユーザー以外は、ほぼ全くと言っていいほど関係ないプラグですけど。そうそう、レモプラグ、入手しようとすると、意外と入手先が少なかったりするのですよ。私のML-10Lもこのプラグを使ったケーブルの導入で、ケーブルの差し心地万全!プラグがしっかりしていると、心も落ち着くのですよ。あ、要望があれば他のサイズのLEMOプラグや、RCA-LEMOの変換プラグも仕入れ可能ですが、欲しい人います?


さてさてこちらINS-USスパイクです!7/31発売で、早くもモニターレビューがたくさん書き込まれています!ショッピングページの下の方にレビューあるので、読んでみてね。この値段ならもう、有無を言わずに買って使ってみてください。

さぁ、まだ隠し玉的な限定品や新商品など、色々進行中でして、来週後半にはお披露目できるかと思います。


例えばこんなのとか・・・


こんなのとか・・・


こんなのも。

2011年8月3日水曜日

OCB-1 GX Premium限定5台ただいまより発売開始!


突然ですが、電源タップの限定品を今から発売開始します!これは超お買い得です!
OCB-1 GX Premiumと言います。オヤイデのOCB-1シリーズの派生モデルで、オヤイデオンラインショップとオヤイデ電気直営店の限定販売品。 限定数5台です!見た目も、黒に赤が映えて美しいです。


コンセントにはオヤイデ電気SWO-GX-U、電源プラグにはオヤイデ電気のP-079。そして電源ケーブルにはアクロリンク最高級電源ケーブル6N-P4030を2m。お値段はちょっと安くし過ぎな25,200円。SWO-GX-Uが実売1個6千円弱、P-079も実売1個6千円弱、6N-P4030が1m8千円近くしますから・・・部品代を単純計算しても3万円超え、しかも非売品のOCB-1ボックスを使用で、25,200円はやっぱり安すぎる。6N-P4030を組み込んだオヤイデショップ限定品というのも、いままでになかった試みです。7N-P4030も最近発売されましたが、広大で澄み切った音場と、極めて優れた高い分解能といった、6N-P4030の魅力はいまだ衰えず。


安さも魅力ですが、OCB-1 GX Premiumの魅力は、何と言ってもこの電源タップならではの「音」にあります。詳細はショッピングページに載せましたが、改めて以下に開発コンセプトをご紹介。ま、個人的に欲しい電源タップを作ってみたってわけです。カリカリした鋭利な音が好きでない方、ボーカルを艶やかに艶めかしく聴きたい人にうってつけの電源タップです。こういう、必要十分な分解能とレンジは有しつつも、良い意味での甘く滑らかで艶やかな音の電源タップって、いままであるようでなかったんですよ。

オヤイデ電気SWO-GX-U+P-079と、アクロリンク最高級電源ケーブル6N-P4030とのコンビネーションが、かつてない芳醇なハーモニーを奏でる
OCB-1 GX Premium
オヤイデオンラインショップ限定 プレミアム電源タップ 限定5台
定価36,000円(税込37,800円)  特別価格24,000円(25,200円)

 オヤイデ電気の定番電源タップOCB-1シリーズから、新たな魅力的な限定企画品が登場します。その名も「OCB-1 GX Premium」。目指した音は、官能と美麗に溢れたボーカル、リスナーを包み込む芳醇なハーモニー。
 このコンセプトを叶えるべく「OCB-1 GX Premium」は、従来のOCB-1にはなかった、新たなパーツをセレクトしました。電源プラグにはオヤイデ電気のリン青銅金メッキブレードP-079、音の要となるコンセントには、オヤイデ電気のリン青銅金メッキブレードSWO-GX-Uを採用。金メッキの持つ、暖かく芳醇な音色を特長付けています。電源ケーブルには、アクロリンクの最高級「6N-P4030」をチョイス。6N-P4030ならではの広大で澄み切った音場と、極めて優れた高い分解能が、コンセントとプラグの性能を引き立たせます。現代のハイレゾソースに充分な対応力を有しつつも、不思議と暖かみのある、心を解きほぐす音がここにあります。

OCB-1 GX Premiumは、このような方に特にお勧めです。
・現代ソースも古い愛聴ディスクも等しく艶やかに、リラックスして聴きたい方に。
・ボーカルものを特に心地よく聴きたい方に。
・過度な刺激を抑え、耳当たりのよい音を求める方に。
・中域、声の帯域の表現力を特に重視する方に。
・ビンテージオーディオ機器の魅力を引き立たせる電源タップをお探しの方に。
・ワインレッドとブラックのコンビネーションの見栄えが気に入った方に。
・限定モデルが好きな方に。

LEMOプラグ本日発売開始!



先日よりアナウンスしておりましたレモプラグ、本日より販売開始します!お値段は1個2,310円です!オヤイデ電気秋葉原店店頭、もしくはオヤイデオンラインショップでお求めいただけます。

オヤイデ電気で販売するレモプラグはFFY.00.250.NTAC52という型番のもの。マークレビンソン(MarkLevinson)の1980年代以前のアンプなどに多くみられるレモ端子対応機器に使えます。
FFY.00.250.NTAC52は、レモプラグの中でも大型のカバーを有したレモプラグになり、ケーブル工作しやすいです。

MarkLevinsonのLEMO端子搭載機器としては、プリアンプではLNP-2/LNP-2L/ML-1/ML-1L/ML-6/ML-6A/ML-6L/ML-6AL/ML-6BL/ML-7/ML-7A/ML-7AL/ML-7L/ML-10A/ML-10L/ML-12A/No.26/No.26L/No.26SL/No.28/No.28Lなどが挙げられます。
パワーアンプでは、No.20L/No.20.6/No.23/No.23L/No.23.5/No.23.5L/No.27L/No.29L/ML-2/ML-2L/ML-3/ML-9Lなどが、LEMO端子を装備した機器として挙げられます。
チャンネルデバイダーでは、LNC-2/LNC-2L/がLEMO端子を装備した機器として挙げられます。
ただし、上記機種の中にも、RCAタイプが存在することもあります。


LEMOプラグの型番の意味合いを列挙したリスト。FFYは、“Staight plug with cable collet”すなわちストレートプラグ、ケーブルコレット型。


レモプラグの型番の読み取り方法。FFY.00.250.NTAC52は、「ストレートプラグ、ケーブルコレット型、00シリーズ、50Ω同軸適合、真鍮ニッケルメッキ、PTFE(フッ素樹脂)絶縁、センターピンにハンダ接合、ケーブルをコレット固定、適合ケーブル径5.2mmまで」となる。


FFY.00.250.NTAC52の寸法。CAMAC規格レモプラグの中では大きい方だが、オヤイデのP-3.5シリーズのミニプラグとほぼ同じ大きさで、けっこう小さいです。


レモプラグの断面図。とても複雑で精密な構造であることが分かります。FFY00250NTAC52もこの構造に準じます。

FFY.00.250.NTAC52は、五つのパーツに分離することができます。レモジャパンの製品カタログに掲載されている部品名を用いて、個々のパーツの役割を説明します。

1.コレットナット:ケーブル引き出し口に位置する円筒形のパーツ。これを時計方向に回すと、後述の2.コレットによってケーブルが締め付け固定されます。真鍮にナシ地ニッケルメッキ。

2.コレット:ケーブルを締めつけ固定する、切り欠きの付いたリング状のパーツ。ケーブルのシールド導体の挟み込み保持にも関係するパーツ。おそらく真鍮にニッケルメッキ。

3.部品:中心導体をハンダ付けするセンターピンと、センターピンを保持するフッ素樹脂と、該フッ素樹脂を覆う真鍮製のパーツ。ケーブルのシールド導体の挟み込み保持にも関係するパーツ。

4.インシュレーター:フッ素樹脂からなる略円筒形のパーツ。センターピンの位置を正しく保持し、かつシールド導体側との絶縁を維持するためのパーツ。

5.アウターシェル:2-4のパーツを収納する。真鍮にナシ地ニッケルメッキ。


各パーツのイラスト。



ケーブルとのアッセンブル方法。この工程図が、実際のケーブル工作で最も重要になる情報です。


これは我が家のマークレビンソンのプリアンプML-10LにFFY.00.250.NTAC52を差し込んだ例。ケーブルはRG142B/Uを使用しています。このRG142B/U、本来は計測機器用の50Ωデジタル同軸ケーブルですが、寸法的にFFY.00.250.NTAC52にぴったりなのです。

RG142B/Uは、音質的にもクリアで高解像度で、音の立ち上がりも鋭く、鮮明でハイスピード、少し硬い音ですが、オーディオ用として充分に使えます。中心導体、シールド導体ともに銀メッキ銅、絶縁、外装シースともにフッ素系樹脂。ケーブルが硬いのと、かなり高額なのが玉に傷ですが。

FFY.00.250.NTAC52は基本的に同軸ケーブルの使用を想定していますが、オーディオ用にはもっと色々なケーブルを取り付けたいという人も多いでしょう。同軸以外の他のケーブルを使用する場合は、工夫してアッセンブルして下さい。要は、ケーブルのプラス導体がレモプラグのセンターピンに接続され、かつケーブルのマイナス導体がレモプラグの外郭に接続されていればよし。

なお、レモ接続のマークレビンソンユーザーならある程度ご存知かと思いますが、レモプラグは機器のジャックに差し込んだ時、抜け防止用のロックが掛かるようになっていて、プラグを抜くときは、このロックを解除しないと抜けません。ロックを解除することなく無理に引き抜こうとすると、端子を傷め、故障の原因になりますので、くれぐれもご注意を。かくいう私も最初、ML-10Lを使い始めたとき、このLEMO端子のロック機構を知らずに、なかなかケーブルが抜けなかったという経験があります。

レモプラグのロック機構の解除は、LEMOプラグのアウターカバーをケーブル引き出し側に引く、あるいはケーブルを機器側に押し込むようにしながら、ケーブルを機器から引き抜きます。最初少し手間取りますが、慣れると簡単に抜くことができます。このロック解除方式は、オヤイデのXLRプラグFocus1も同様で、Focus1のメス側は、機器から抜く際にカバーを手前に引く、あるいはケーブルを機器側に押し込むようにしながら、ケーブルを機器から引き抜きます。