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2011年3月30日水曜日

高音質ハンダSS-47あさってから値上げ!いまのうちに急げ!


オヤイデ電気秋葉原店。今日は3品ご紹介。


まずはオヤイデ電気のお馴染み高音質ハンダSS-47。原材料のあまりの高騰を受けまして、申し訳ありませんが4月1日から約1.5倍ほどの値上げになります(100g500g1kgともに)。現在の価格で買えるのは明日3/31のご注文・ご購入まで!オヤイデ電気店頭またはオンラインショップへ急げ!

ちなみに100gの場合、オヤイデ電気オンラインショップや秋葉原直営店では3/31まで実売2,016円ですが、4/1からは2,856円になります。

SS-47の価格改定に関するご案内はこちらのPDF製品紹介ページをご覧ください。


こちらHPCシリーズのホワイトシースカラー限定バージョン。残り店頭にあるのみです。


SL75ADも最後のボビンに突入!残り50mを切りました!オンラインショップ上ではすでに消えていまして、店頭販売のみ!お早めに!端末プラグ付きの完成品SLシリーズもだいぶ売り切れてきました。これもお早めに!

AS-808RとDST-75Rとの音の違いを検証しました!


オヤイデ電気秋葉原店の店内。
オヤイデ電気のプロ向けブランドNEOから2011年2月に発売されたAS-808RとAS-808B。75Ωデジタル同軸ケーブルです。長さは0.6m、1.0m、2.0m、3.0mの4種類。ケーブル中心導体はPCOCC-A、シールド編組線もPCOCC-A、理想的な空気絶縁を実現するコルデル構造を有した同軸ケーブル。これにAS-808Rではオヤイデオリジナルの銅合金製金メッキRCAプラグを、AS-808BではBNC端子を備えています。現在のところケーブルの切り売り販売はありません。

AS-808R/AS-808Bは、ケーブルの外装シースに蛍光物質を添加してありまして、暗闇でブラックライトを当てると青白く光ります!AS-808R/AS-808BはDJが使うシーンが多く想定され、クラブやライブ会場などで目立つようにしてあるのです。


そしてこちらはオヤイデ電気の新型同軸ケーブルDST-75を使ったアンテナケーブルDST-75FL/DST-75FS、それにRCAプラグを備えたDST-75Rです。
DST-75FL/DST-75FSは前回のブログなどでも紹介した、DV-510Fの弟分にあたるハイパフォーマンスなアンテナケーブルです。
DST-75RはDST-75FL/DST-75FSとケーブル部分を同じくして、端末をRCAプラグにした、75オームRCAデジタル同軸ケーブルです。


実は前述のAS-808RとDST-75Rのケーブル部分、違うのはケーブルの材質と色だけで、構造や寸法は全く同じ。すなわち中心導体とシールド編組線がPCOCC-Aで、コルデル構造を有した同軸ケーブルです。AS-808Rが紫がかった透明のPVCシースで、DST-75Rは白色のノンハロゲンポリエチレンシースです。


端末のRCAプラグも大部分の材質と構造は同じで、違うのは差込ピンとマイナスリングのメッキの違いのみ。AS-808Rでは金メッキ、DST-75Rでは銀+ロジウムの2層メッキが施されています。ハンダは両者ともSS-47です。


AS-808RとDST-75Rとの音の違いがあるか、実際に検証してみましょう。オヤイデ本社試聴室のCDトラポP-0sの背面に接続されるAS-808R。P-0sとDAコンバーターD-70との間のデジタル伝送に使用してみました。


これはP-0sにDST-75Rを接続したところ。


さらにオヤイデ電気の75Ωデジタルケーブル最上位機種であるDR-510も比較試聴。結果は以下の通り。

AS-808Rは、音が太く厚みがあり、パワー感に秀でている。各帯域の密度がとても濃厚で、中域を中心に聴きどころをがっちりと掴んだ、一言でいえばガッツのある骨太な音。使用用途に準じ、DJがクラブで使うのに好適だと思うし、まとまりのよい比較的中庸な性格があるので、スタジオユースにもお勧め。

DST-75Rは、AS-808と同様の骨太な性格が基本となりつつも、AS-808Rに比べてレンジが広く感じ、倍音成分もよく表出。その結果からか音場感がより豊かに感じられる。AS-808RとDST-75Rとどちらがオーディオファンに好まれるかというと、八割方の方はDST-75Rを選ぶかもしれないが、あえてレンジを少し狭めた感じのAS-808Rの方が、聴き心地がよいという人もいるだろう。好みの問題かな。

DR-510は、さすがに銀線、オヤイデの最上級デジタルケーブルの風格があり、音像がシャープで明晰。そこに産毛で撫でられるような繊細で艶やかな中高域の表現力が付け加えられる。ボーカルが滑らかで、リアルに質感よく表現されるのが、このケーブルの一番優れたところ。レンジは特に広く、帯域の偏りも感じられず、音抜けが極めてよい。

極端な対比をすれば、男性的なメリハリ調の押しの強さが心地よいAS-808R・DST-75Rに対して、DR-510は写実的で繊細、女性的な優しさを有し、ハイエンドに相応しい鳴りの良さ。
AS-808RとDST-75Rとでは、オーディオ的なワイドレンジ、ハイファイ基調を追求するならDST-75R、中域の濃密さと押し出し感を優先するならAS-808Rとなるだろう。

以上、オヤイデのRCAデジタルケーブルのレポートでした。デジタルケーブル選びのご参考にしてください。

2011年3月29日火曜日

HIVI3月号にDST-75F紹介されました!


1月の発売以来大好評のアンテナケーブルDST-75F。兄貴分にあたる銀線アンテナケーブルDV-510Fはたしかに凄そうだけど、ちょっとお値段が張るなぁ・・・という方、テレビだけでなくBDレコーダーにも!という複数本必要な方にも、お値段が手頃なのでお勧めです!

遅ればせながらHIVI3月号にオヤイデの新型アンテナケーブルDST-75Fの視聴記事が掲載されたので、その記事をご紹介します!

月刊HiVi誌2011年3月号(142-143p)
アンテナケーブルで画質、音質が激変!
~オヤイデの新型ケーブルを試す~
評論:小原由夫先生

 BD レコーダーやテレビを購入すれば、機器間を接続するアンテナケーブルや電源ケーブルはひとまず付属してくる。おそらく大多数の方は、あまり深く考えずにそ れらを使っていると思うが、一方でそうしたケーブル類を市販品に交換することで、機器がより高いパフォーマンスを発揮することも認識しているはずだ。たぶ ん「値段が高いから・・・」というのが躊躇している理由だろう。
 この度、オヤイデ電気からリリースされたアンテナケーブルDST75シリーズは、 そうした迷えるAVファンが比較的気軽に試せるリーズナブルなプライスが嬉しい。白いシースが目にも鮮やかなこのケーブルは、PCOCC-Aという高品位 な導体線を採用。カッパーフォイルとメッシュシールドによるダブルシーるディング構造を採用しながら、取り回しが楽な、たいへん柔らかい仕上がりになって いる。接点部は24K金メッキなので、耐久性も充分だ。個人的に大いに注目したのが、「コルデル構造」という中心導体の絶縁構造。これは、地球上でもっと も絶縁性能の高い空気を利用すべく、フッ素樹脂紐を中心導体に螺旋状に巻くことで、PE絶縁体と中心導体の間に空気層を設ける機構である。
 DST75FS(3m) にて、壁のBSアンテナ用F接栓からパナソニック製BDレコーダーDMR-BWT3100に接続し、同社のプラズマテレビTH-P54VT2でチェックし てみた。前述した構造が伝送ロスを防いでいるのだろう、明晰なコントラスト感が実感できた。この種のケーブルの多くは、映像が明るくなり、輝度がアップし たような印象を受けるのだが、本品はそこに透明感が加味されたように感じる。NHKのBS-hiでオンエアされていたイタリア/ローマの中継映像は、青い 空の抜けのよさと建物や彫刻の白のコントラストがたいそう眩しかった。
 音質の差も大きい。比較したのは、編集部製作の5C相当アンテナケーブルだ が、DST75FSにはアナウンスの芯、ボディ感がある。つまり、声に厚みが感じられるのだ。また、中継マイクが拾う暗騒音のリアリティや細かさも大きく 違い、DST75FSの方が現場の空気感を生々しく伝えてくれる。

以上、HIVIの記事でした。


記事紹介ついでに、DST-75の内部構造を写真でご紹介。
PCOCC- A導体を採用したアンテナケーブルは他に例がなく、導体と絶縁材との間に空気層を設けたコルデル空気絶縁構造、厚肉金メッキプラグ電極と、隅から隅まで抜 かりなし。


DST-75FSは両端ストレートプラグ。


DST-75FLは片端がL型プラグになっており、狭い空間でのプラグ取り回しもしやすくなっていま す。


シャープの20インチ液晶テレビに差したところ。こんな小さなテレビでも、一般のアンテナケーブルからDST-75Fに換えると、通常の地デジ放送においても、文字の滲みの減少、ノイズ感の減少が確認でき、黒が鮮明になるので、全体的にシャープな画質になります。

最近のテレビは小さな画面サイズでも高画質化が著しいので、昔のブラウン管テレビなどに比べて、ケーブルの質による画質の違いがより判りやすいです。したがって、40インチ以上の大画面はもちろん、20インチクラスの液晶テレビでもアンテナケーブルのグレードアップは効果ありです。地デジ化で 高画質な映像配信が増えているので、アンテナケーブルの交換で、劣化なくテレビ放送を楽しみましょう!
これを機に皆さんもぜひテレビ放送の音質画質グレードアップを図ってみてください。DST-75Fは全国のオーディオ店、家電量販店でお求めいただけます。オヤイデ電気のオンラインショップはこちら

2011年3月28日月曜日

2.5ミニプラグ「P-2.5SR」モニター募集します!


突然ですが、これオヤイデ電気製の2.5ミニプラグ「P-2.5SR」です!新製品です。銀+ロジウムメッキに、ベリクロムメッキカバーを装着したこだわりの逸品です。2.5プラグ史上最高級品だと思います。


ご覧の通り、オヤイデの3.5プラグP-3.5SRを8割程度にダウンサイズしたような大きさです。内部構造もおおよそ同じです。


2.5ミニプラグと言えば、使用機種の限られる、かなりマイナーなプラグですので、それほど多くの需要は見込めず、現状ではオヤイデ電気直営店や一部提携店舗のみでの販売となる予定。発売時期は来月初旬予定です。


もともとこのP-2.5SRは、B&WのP5に適合すべく製作した2.5ミニプラグをベースに、単売仕様にケーブル引出口の開口径を変更したプラグです。なので、P5には使えますが、他の2.5ミニジャック採用ヘッドホンに使えるかどうかは微妙です。ちなみに、P5用ではケーブル引き出し口の開口径がφ2に対して、P-2.5SR単売品ではケーブルへの汎用性を持たせるため開口径を大きくとり、φ4としています。

ところで、2.5ミニプラグは3.5ミニプラグに比べると採用機種が随分と少なく、かなりマイナーです。そもそも2.5ミニジャックを装備したヘッドホンは、ケー ブルの差込部分がバヨネット機構(半回しで固定されるロック機構)になっているなど、特殊形状であることが多く、どんな2.5ミニプラグでも差し込めると いうわけではないのです。2.5ミニジャックヘッドホン全てに対応させるには、プラグのピンの付け根部分の直径をもっと細く、かつ長くすればいいのですが、内部電極の構造上の制約などが絡み、このプラグは全ての2.5ミニジャックヘッドホンに勘合可能というわけではないのです。

だから、勘合の可否の情報が無ければ、2.5ミニP-2.5SRを買って交換ケーブルを自作したはいいものの、ヘッドホンに差し込めない!なんて事態が生じかねません。そこで2.5ミニジャック装備のヘッドホンを上表のようにリスト化し、使用の可否を公開することにしました。

ただし勘合チェックできたのは6機種のみ。
勘合OKだったのはSENNHEISERのPX200BTと、B&WのP5です。
勘合できなかったのは、SHUREのSRH440、SRH750DJ、SRH840、AKGのK450です。
上表の「?」マークの機種はまだ勘合チェック出来ておりません。


そこで早速、ケーブルにHPC-22Wを用い、片端にP-2.5SRを、もう一方端にP-3.5SRをアッセンブルしたヘッドホンケーブルを9本製作。そして、HPC-22Wを用い、片端にP-2.5SRを、もう一方端にL型3.5ミニプラグのP-3.5SRLを取り付けたヘッドホンケーブルを1本製作。長さはどれも110cmくらい。

さてここから本題です!皆さまのお力をお借りしたく、2.5ミニプラグ対応ヘッドホンとの勘合調査モニターを募集します!下記に挙げた対象機種をお持ちの方が対象で、私が作ったこのヘッドホンケーブルを差し上げますので、勘合できるかどうかのチェック、勘合できた場合は、音質変化をメールでレポートいただきたく思います。下記の機種以外でも、嵌まりそうな2.5ミニジャックヘッドホンあれば、調査対象に加えますので、ご連絡ください。

2.5ミニジャック内蔵ヘッドホン 調査対象機種
STANTON:DJ PRO 2000またはDJ PRO 3000
SENNHEISER:HD200、PX210BT、PXC310BT
PHLIPS:SHP8900KまたはSHP9000K (差込口が奥深くにある。)
Victor:HP-M770、HP-M1000
Pioneer:SE-MONITOR 10RまたはSE-MONITOR 8

応募は下記のアドレスまでメールでお願いします。
メールには、お名前、送り先(住所、電話番号)、所有機種をお書き添えください。発送はクロネコヤマト宅急便か佐川急便を予定しています。同一機種で複数の応募があった場合、基本的に先着優先です。

IT media にFiiOのiPod-ポタアン中継ケーブルL9掲載!


IT media +D Lifestyle の特集記事「厳選!初心者にオススメしたいポータブルヘッドフォンアンプ (1/2)」記事中に、FiiOから4月8日発売予定のiPod-ポタアン中継ケーブルL9が掲載されました!
長さ6cm、定価2,310円税込です。


既に発売されているL3は、両端のプラグから鉛直にケーブルが引き出されていて、鞄の中などに押し込まれた場合、ケーブル接続部分にストレスが掛かることがあります。
一方、L9では、プラグの側面からケーブルが引き出されており、上のイラストのようにケーブルが突出しにくいので、ケーブル接続部分にストレスが掛かりにくいのです。ケーブル部分には、PCOCC-A導体を使用したオヤイデのHPC-22Wを採用。金メッキプラグ採用など、音質面にも配慮されてます!iPodユーザー、iPhoneユーザーで、高音質で音楽を聴きたいユーザーにお勧めです。オヤイデ電気直営店、オヤイデ電気オンラインショップ、ヨドバシカメラなどの家電店でご購入いただけます。

2011年3月26日土曜日

FTL-G/FTL-SR/FTL-PP発売!


本日3/26の秋葉原 オヤイデ電気直営店。晴天なり。土曜日なので客足も多いです。


で、昨日ですが、オーディオ用高音質ファストン端子FTL-G/FTL-SR-FTL-PPが発売になりました!かなり小さなアイテムですが、自作派の方々ぜひお試しあれ!


こんな感じで、IECインレットPowerInletRにもぴったり嵌まります!ではよい週末を!

2011年3月24日木曜日

3月下旬の秋葉原その2


前回に引き続きまして、3月下旬の秋葉原その2です。震災から10日ほど過ぎた2011/3/24です。
総武線高架沿いの路地から、右手にパチンコ屋のアイオン、左手にPC周辺機器のハマダ通商をはさんだ路地を望む。


雑貨店のあきばおーと、メイドカフェぽぽぷれと、ビデオ試写室花太郎の入るビル。震災後、人通りも少なかったですが、先週中ごろから徐々に客足も元に戻りつつあります。


アキバメイドカフェの新参者、萌えコン@鉄道が入るビル。ここは元々、さびれた喫茶店らしき一軒家があった場所で、3-4年ほど前だったか、建屋が壊されて更地になり、その後自販機エリア兼喫煙場所になり、それもいつの間にか撤去されて、細長いビルができ、入居したのが萌えコン@鉄道とラーメン屋だった。この敷地の変遷は、6年ほど前から定点撮影しているので、いつかお見せしよう。


この日は平日でしたが、だいぶ人通りも多くなってきまして、いつもの秋葉原に戻りつつあります。


ソフマップデジタルモバイル店の跡地には、防犯カメラ専門店アルタクラッセが入店しました。


秋月電子や千石電商のある通り。


けっこう賑わっています。


ダイナミックオーディオ中古センター。4階はかなりダメージ大きかったようで、色々なものが散乱したそうです。


ダイナ中古センターの向かい側のダイナミックオーディオ5555。直接は見てないですが、ここも上階ほど被害が大きかったようです。


テレオンの手前が第4店、奥が第2店。第4店は一階のみなので被害らしい被害はなかったようです。ただ、第2店は3階アクセサリーフロアのショーケースが破損、4階のスピーカー転倒、5階の試聴室に至ってはJBLのエベレストはじめ、半数以上のスピーカーが転倒しており、被害は大きいです。

オーディオユニオン御茶ノ水店も、2階までは被害らしい傷痕は見受けられませんでしたが、3階の試聴室のスピーカーは、転倒時に被った痛々しい傷が、複数のスピーカーに見受けられました。4階ではショーケースが転倒し、近隣に展示してあったオーディオラックなどと衝突。営業されながらの後片付けは、かなり大変そうでした。

ハイファイ堂では展示棚の一部が倒れかけて、ごく少数ですがスピーカーなどが転倒、破損したようで、地震直後の直接的な破損は、比較的少なかった模様。ただし、今週初めの降雨が地下フロアに浸水。現在、地下フロアは閉鎖され、急きょ3階に品物を移動。1階と3階で営業しております。わたしもアバック以来、数年ぶりに同ビルの3階に足を踏み入れました。

今回の震災によって、オーディオメーカーや輸入商社にも大きな被害が出ているようです。国内大手オーディオメーカーや、海外人気ブランドの幾つかは、工場の損壊や、物流倉庫の破損などにより、しばらくの間市場に製品を供給できる見込みがたたなさそうです。

私の自宅はCDやお酒のミニボトルが棚から転げ落ちた程度で、オーディオシステムは健在でした。


メイドカフェのチラシ。

3月下旬の秋葉原その1


3月22日水曜日。東北関東大震災から10日あまり経った秋葉原の様子。ここは電気街口、総武線高架下交差点。


震災から1週間ほどの間は街を歩く人数も激減してましたが、先週中ごろあたりから徐々に人数も回復してきました。


オヤイデ電気秋葉原店。先週はいつもより早く6時くらいに閉店していましたが、今週から通常とおり夜7時までの営業となっております。


震災直後から乾電池や懐中電灯を求める人が多数押し寄せてきたため、店頭には「乾電池・懐中電灯置いてません」の張り紙が。ちなみにあきばおーには乾電池けっこう豊富にありました。あるところにはあるのです。


そして、この震災の影響で携帯ラジオやガイガーカウンターも売れているらしく、一部店舗では完売状態だとか。


オヤイデ電気秋葉原店も、震災の時にはケーブルの束が崩れてきたりしたのですが、人的被害や大規模な損壊は免れました。上写真は震災でぐちゃぐちゃになっているわけではなく、いつもの店内の様子です。

わたしは地震のとき、本社の御茶ノ水にいました。相当揺れ、本社も商品が棚から落ちてきたりしたのですが、甚大な被害はありませんでした。社内試聴室は、スピーカーが転倒しかけたのですが、社長がとっさにスピーカーを押さえたので、スパイク受けから脱落した程度で済みました。皆さまからご心配のお声をいただきまして、恐縮でございます。

震災後、秋葉原などのオーディオ店を見て回ったのですが、各店の3階以上のオーディオフロアは、ショーケースやスピーカーが転倒したり、どの店も被害甚大です。



オヤイデ電気秋葉原店向かいの東京ラジオデパート。


ラジオデパート内の各店舗も通常とおり営業していますが、節電や事故防止のためエスカレーターは止まっています。止まっているエスカレーターを自分の足で上り下りするのって、もの凄く変な感覚ですよね。私も他の人も、おそるおそる上り下りしてました。


ラジオデパート隣のパチンコ店アイオン。客足はだいぶ回復してきているみたいですが、節電のため店内はやや暗め。店の方針によると思うのですが、閉店しているのではないかと見間違えるほどに電気を消して営業している店もあれば、普段と変わらず煌々と明かりを照らしている店もあります。ただ、街全体としては節電の雰囲気満載で、街は普段より暗め。騒音も少ないです。


総武線高架脇、オヤイデ電気秋葉原店前の道、JR秋葉原側を望む。