このブログを検索

2010年9月30日木曜日

オヤイデ電気 電源ケーブル自作講習会in大阪難波 受付開始!

昨年より東京で開催してきたオヤイデ電気の自作講習会ですが、他の地域でもぜひ、という声にお応えして、大阪の難波で自作講習会を実施します!自作経験の有無は問いません。西日本の皆さま、奮ってご参加ください!

名称:オヤイデ電気 電源ケーブル自作講習会in大阪難波

日時:2010年11月6日(土曜日)
 ・午前の部11:00~13:00 (定員30名)開場は10:30
 ・午後の部14:00~16:00 (定員30名)開場は13:30

場所:難波御堂筋ホール 8階HALL8B アクセスマップ
(大阪市中央区難波4-2-1 難波御堂筋ビルディング8階 TEL06-6631-9301)

講師:荒川 敬(オーディオみじんこ管理者、オヤイデ電気のオーディオみじんこブログ管理者)

アシスタント:4名

内容:BlackMambaとP/Cシリーズを使った電源ケーブルを自作。工具の使い方から、ケーブルの端末処理まで、オヤイデ電気のアシスタントが手取り足とりフォローします。下写真は完成予想です(BlackMamba+P-037+C-037の組合せ例)。



部材:以下の通り。
 ・電源ケーブル BlackMamba (1.8m)
 ・電源プラグ P-029P-037P-046P-079P-004から任意に選択。
 ・IECコネクター C-029C-037C-046C-079C-004から任意に選択。
 ・その他 (収縮チューブなど)
 BlackMambaと電源プラグ・IECコネクターの組合せの音質傾向はこちらをご参照ください。

工具:万能ハサミ/ラジオペンチ/ドライバー/バイス等。 (当日貸出します)

参加費:1万円 (当日、入場時に会場入り口でお支払いください)

応募方法:以下のいずれかでご応募下さい。 (できるだけメールでお申し込みください)
メール arakawa@oyaide.com (オヤイデ電気 荒川)
電話 03-5684-2151 (オヤイデ電気の本社 荒川宛て、10~19時、日曜休)

応募の必要事項:応募の際に以下の事項をお伝えください。
 1.氏名 (フルネームでお伝えください。読み方が難しい場合はフリガナもお書き添えください)
 2.電話番号 (固定電話・携帯電話いずれでも可)
 3.お住まいの府県名 (市町村名は不要です)
 4.午前の部・午後の部 どちらに参加希望か。
 5.ご希望の電源プラグ (上述の「部材」に記載した製品からお好きなものをご選択下さい)
 6.ご希望のIECコネクター (上述の「部材」に記載した製品からお好きなものをご選択下さい)

以下の事項をご確認の上、ご応募ください。

<応募に際して>
 ・応募の際は、上述した必要事項1.~6.を必ずお伝えください。
 ・参加希望者は事前のお申し込みが必要です。当日の飛び入り参加はできません。
 ・午前の部・午後の部、両方の参加はできません。
 ・定員に達し次第、応募を締め切ります。
 ・午前の部・午後の部いずれかが定員に達した場合、空いている部のみの応募受付となります。
 ・複数名をとりまとめて代表の方お一人がお申し込みいただいても構いません。ただし、希望者それぞれの必要事項1.~6.を必ずお伝えください。
 ・応募空き状況は逐次、「オヤイデ電気のオーディオみじんこブログ」でお知らせします。
 ・応募後に参加できなくなった方は、速やかにご連絡ください。
 ・講習会用部材の提供は講習会への参加が必須で、参加者以外への講習会用部材の販売はいたしません。
 ・お申し込み後、事前のキャンセル連絡の有無に限らず、講習会に不参加となった方への講習会用部材の販売はいたしません。
 ・時間の都合上、試聴会は行いません。
 ・講習会のお問い合わせは、難波御堂筋ホールではなく、オヤイデ電気にお尋ねください。

<参加費について>
 ・参加費は部材費込みで、製作したケーブルはそのままお持ち帰りいただけます。
 ・当日持参が必要なものは、参加費1万円のみです。
 ・参加費は当日、入場時に会場入り口でお支払いください。(領収書を発行します)

<部材・工具・工作について>
 ・部材は講習会当日、参加費お支払い時に会場入り口でお渡しします。
 ・2時間で電源ケーブルをお一人につき1本製作します。終了時間は多少前後する可能性あり。
 ・工具は当日貸出にて持参の必要ありません。ただし使い慣れた工具があれば持参・使用可。
 ・鋭利な工具を使用しますので、怪我に注意して工作を進めましょう。
 ・当方が用意した部材をお使い下さい。他の部材の持ち込み・使用はご遠慮ください。
 ・電源プラグ・IECコネクターは、応募時より後に変更はできません。
 ・上述に記載した以外の電源プラグ・IECコネクターは選択できません。
 ・ケーブルはあらかじめ1.8mに切断したものをご用意しますので、長さ変更はできません。
 ・ケーブルへのメッシュチューブ被覆は行いません。希望者は後日ご自身で行ってください。
 ・アースピンが付いた状態で、かつ両端ともアース結線した電源ケーブルを製作します。
 ・アースピン取り外し希望の方は、後日ご自身で行ってください。外し方は当日お話しします。
 ・アース結線を切断したい方は、後日ご自身で行ってください。

では、皆さんのご参加をお待ちしております!

2010年9月29日水曜日

自作スピーカーコンテスト授賞式レポート

9/26日曜日、東京神楽坂にある音楽之友社の音楽の友ホールで「Stereo」自作スピーカーコンテスト授賞式が 開催されました。オヤイデ電気もホール入り口のロビーにて製品展示を行いました。オヤイデ電気の ブースにはわたくし荒川が担当しまして、店の常連さんはじめ、多くのスピーカークラフト愛好家とお話ができました。ここにイベントの一端をレポートします。

12:30-13:50 第一次審査通過作品のフリー試聴
14:00-15:00 表彰式
15:00-15:30 作品フリー試聴
15:30-17:00 Stereo7月号「本誌筆者6人によるスピーカー競作2010」試聴
17:00-18:00 受賞作品中心のフリー試聴


オヤイデ電気の展示ブース。オーディオ自作派の方々が多く来場されるので、自作用の切り売りケーブルやプラグなどを中心に展示しました。多くの方に“みじんこさん~”とお声掛けいただき恐縮でございました。


こちらオヤイデブースの隣のコイズミ無線さんブース。TQWTスピーカーや小型バックロードを持ちこみ、鳴らしていました。今回のイベントのお題にもなっているStereo7月号ふろく6.5cmスピーカーユニットを取り付けられるエンクロージュアも販売されていました。


第一次審査通過作品たちの一部。こちらは小型エンクロージュアの作品群。
今回のお題は、月刊Stereoの2010年7月号ふろく6.5cmスピーカーユニットを使った自作スピーカー。
今回の自作スピーカーコンテストは、応募総数147作品で、一次審査(書類審査)を通過したのは、一般部門30作品とジュニア5作品。本日はそれらの中から、2次審査を勝ち抜いた作品が発表・受賞されます。


第一次審査通過作品たちの一部。こちらはジュニア部門の作品群など。


第一次審査通過作品たちの一部。こちらは小型スピーカーの作品群。


第一次審査通過作品たちの一部。こちらはフロア型スピーカーの作品群。


第一次審査通過作品たちの一部。こちらもフロア型スピーカーの作品群。


みじんこ的に気になった作品を幾つかクローズアップ。花島実さんの「ファマティ」は集成材の木組みが素晴らしく、素人工作とは思えない出来栄え。お見事!



松本敏夫さんの「竹筒スピーカー」。アイデアもよく、和室に合いそうな外観もグッドです。


石田健一さんの「木彫VIII」。集成材を見事に彫り込み、もはや趣味のオーディオクラフトではなく、木工のプロの域に達しています。このエンクロジュアは、おいそれと真似はできませんね。石田先生もビックリかもしれません。


12時15分の開場とともにどどっと来場者がホールに流れ込み、あっという間にホールは熱気に包まれました。来場総数は分かりませんが、事前の予約では180-200名ほどの来場希望があったそうで、来場実数もおそらくそのくらいでしょう。


ホールの各所では応募スピーカーの試聴が行われ、みなさん熱心に聴き入ってました。みな同じFOSTEXの6.5cmユニットを用いながらも、音色は様々。卓上ニアフィールドにちょうどよい大きさや音色のスピーカーから、メインのオーディオシステムにも使用できそうな、堂々とした鳴りっぷりの作品まで色々です。


授賞式の様子。ステレオ編集長の大谷さんが司会進行。笑いを交えつつ、授賞式は円満に進みます。


ジュニア部門では、4歳の男の子から小学生の女の子、受験生の男の子など、将来有望なオーディオファンの受賞が発表されました。各受賞作品には、評論家の先生から評価した点などお褒めの御言葉がありました。ジュニア部門のあとは、一般部門の受賞が行われました。


授賞式の後、しばし休憩時間を挟んでから、評論家の先生の作品の試聴会が催されました。詳しくはStereo7月号か、再掲されるであろうStereo11月号をご覧ください。


評論家試聴会で使用されたのは、アンプがLUXMANの新型プリメインアンプL-507u、SACDプレーヤーが同じくラックスマンのD-05。これらの機器に電源を供給するのは、オヤイデ電気のEE/F-S2.0とコンセントR1、それに電源プラグP-037、ボックスにパナソニック電工のDFZ-3022K1を使用した私の自作電源タップ。自作と言っても、単に個々のパーツをネジ留めしただけなんですけど、お役に立てて何よりです。


評論家作品の様子。浅生さんは小型スピーカーに、別途ウーハーボックスを組み合わせて鳴らされました。これら評論家の方々のスピーカーも、良い音で鳴っていました。詳細はおそらくステレオ11月号に載るでしょう。

秋葉原でもなく、有楽町でもなく、普段あまり足を運ぶ機会のない神楽坂に、ほんまに人来るんかいなぁ、と開場まで心配でしたが、実際にはもの凄い盛況ぶりで、スピーカークラフト趣味の健在ぶりを垣間見ることができました。

私も長岡ファン、フォステクスのユニット愛用者で、オーディオみじんこをご覧いただければ分かる通り、スピーカークラフト派です。フォステクスの佐藤晴重さんがお亡くなりになられて以降、フォステクスの試聴イベントが途絶えてしまい(音展には出品されてますが)、また自作スピーカーチャリティオークションもここ数年開催されず、自作スピーカーの火が消えてしまうのではないかと危惧していたのです。しかし、今回のステレオ誌主催のイベントで、自作スピーカーを愛好する方々と沢山お会いでき、心底ほっとしました。

スピーカーユニットメーカーフォステクスさんも、今年はインターナショナルオーディオショウに初出展されるそうで、おそらく展示は完成品スピーカーがメインでしょうが、限定ユニットも含めてより一層の製品開発に期待したいところです。

イベントにはフォステクスから関係者が多数応援に駆けつけておられました。そこで、FE168ES-Rの製品化についてフォステクスのご担当者にお伺いしたところ、中国からのレアメタルの供給減や価格変動の激しさから、アルニコマグネットの安定した生産が難しく、実現は難しいとの事でした。FE168ESの後継となるロクハンの限定ユニットを待ち望んでいるマニアは、多いと思うんですけどね。

それはともかく、これからも音楽之友社さんには、スピーカークラフトの盛り立て役として、フォステクスさんとともにこのようなイベントを定期的に行ってほしいと、切に望む次第。
では、今日はこの辺で。

2010年9月27日月曜日

広州AVフェアに行ってきました!その3

広州AVフェア(GUANGZHOU AV FAIR)に行ってきました!その3です。世界の電源ケーブル花盛り!!ケーブル好きは日本だけではないのだ!!
ドイツのインアクースティック(inakustik 旧モニターPC)の電源ケーブル。東志扱いで日本に導入されているブランドだが、電源ケーブルは日本未入荷。ハッベルのプラグ、マリンコのコネクターを備えています。

アメリカ製のシュンヤッタリサーチ(Shunyata Research)の電源ケーブル。シュンヤッタリサーチは2002年頃だったか、大場商事(現在の太陽インターナショナル)扱いで日本に導入されましたが、電源ケーブルは正式に日本に導入されることはありませんでした(個人輸入や並行輸入ものは日本でもときどき見かけます)。
日本ではその後、太陽インターナショナルがシュンヤッタリサーチの取り扱いを止めたようです。しかし、中国ではハイエンドケーブルとしてもてはやされているようです。

前回も紹介したシルテック(SILTECH)の電源ケーブルだが、これはエントリークラス。シルテックのトレードマークである金属のリングがアクセントになって、物欲をそそられます。Marincoの電源プラグ5266B/IECコネクター320IECを備えています。

中国メーカーと思われるHorusAudioというブランドの電源ケーブル。金属ケースで覆われた電源プラグを備えています。

Hindakというブランドの電源ケーブル。オヤイデの電源プラグをコピーした偽物電源プラグを装着しています。

BlackRhodiumの電源ケーブルも展示されてました。これはオヤイデ電気の本物のP-037C-037を装着。それもそのはず、ブラックロジウムには当社からプラグを供給しているのです。

米国increcableの電源ケーブル。オヤイデの電源プラグをコピーした偽物電源プラグを装着しています。

米国のVooDooCableの極太電源ケーブル。同社はオヤイデP-037/C-037、ワッタゲート、ハッベルなど、様々なメーカーのプラグを使用しています。なお、このような極太ケーブルは中国人好みなのか、各所の展示ブースで見られました。

カナダのGutwireの電源ケーブル。
http://soundapproach.com/gutwire-m-82.htmlによると10万円前後。


SoundFieldというブランドの電源ケーブル。これもオヤイデの電源プラグをコピーした偽物電源プラグを装着しています。

今回は、ざざざっと電源ケーブルばかりを掲載しましたが、これでも広州AVフェアで展示されていた電源ケーブルのごく一部です。それにしても、オヤイデ電気を真似た偽物電源プラグが氾濫しているのには驚きました。続きはまた今度。

オヤイデ電気の製品開発用試聴システムの入れ替え記その3

オヤイデ電気の製品開発用試聴システムの入れ替え記その3です。

オヤイデ電気の製品開発用試聴システム用の新しいスピーカーの梱包を剥いでいるところ。社員と業者さんで手分けして保護材を除去していきます。繁雑にやると塗装面を傷めてしまうそうで、慎重に透明の保護材を剥がします。


セット完了です。この部屋はおそらく15畳ほどで、縦方向の長さは7mほどあるのですが、リスニング位置とスピーカーとの距離は3m程度と、部屋の大きさに比してリスニング位置とスピーカーとの距離は短め。この試聴システムはモニター用に使うので、直接音重視のセッティングなのです。

パワーアンプはモノラルペアで、パスラボラトリー(pass labs)のX1000.5で す。

スピーカーはウィルソンオーディオ(Wilson Audio Specialties)のサーシャ(Sasha WP)。ハイエンドスピーカーとして脈々と続くSYSTEM-Xシリーズの最新バージョンで、名称には「SYSTEM」が付かなくなったものの、事実上SYSTEM-8の後継機です。
小型スピーカー”WATT”の下に、低域補強のための”Puppy”を載せたスタイルは、SYSTEM-Xシリーズ共通で、20年間に及ぶバージョンアップを繰り返すたびに完成度を上げてきました。これほどの長期間、基本構成を変えずに、地道なバージョンアップを繰り返して完成度を上げているスピーカーは他にほとんど例がなく、世界のハイエンドオーディオファイルから絶大なる支持を受けているのにもうなずけます。自分ではおいそれと買える値段のスピーカーではありませんけどね。


passのX1000.5の雄姿。でかい!重い!そして圧倒的な駆動力が素晴らしい。音の立ち上がり・立下りが早い、すなわちトランジェントが良いというのが、第一印象。まだ鳴らし始めですが、サーシャのユニットをググッと掴んで、正確に動作させています。


passのX1000.5の背面。背面には十分な空間を設けたので、ケーブルの取り換えがしやすいです。

このメーカーの主宰ネルソンパスは、ステイシス回路などで1974年設立のスレッショルド時代から天才アンプ設計者として知られた方です。パスラボラ トリー設立後も、ALEPHシリーズ、Xシリーズで常に世界のハイエンドオーディオ界の話題をさらってきました。私も小さいながらAlephLとか Aleph3を使用していたので、好きなブランドのひとつです。


プリアンプも従来のCHORD製からPASS製に入れ替え。XP-20を導入しました。


XP-20の電源部。パスのプリはスイッチがなく、このXP-20もスイッチがありません。したがって、常時通電が基本となります。本体と統一された美しいデザインです。
最近のPASSの新製品は皆このようなシルバーカラーのパネルデザインになっています。

これらのハイエンド機器は、これからのオヤイデ電気の開発を示唆するものでもあります。それはおいおい今後、新製品として具現化していくことでしょう。取り急ぎ今回は新しい機器の速報まで。ではでは。

2010年9月25日土曜日

明日26日「Stereo」自作スピーカーコンテスト授賞式にオヤイデ電気も出展します

ブログで告知するのをすっかり忘れてましたが、明日9/26、東京神楽坂の音楽之友社の音楽の友ホールで「Stereo」自作スピーカーコンテスト授賞式が開催されます。そして、オヤイデ電気もロビーにて製品展示を行います。コイズミ無線さんや六本木工学研究所さんもブースを設けるそうです。オヤイデ電気のブースにはわたくし荒川がおりますので、ご来場の折はオヤイデブースにもぜひお立ち寄りください。スケジュールは以下の通り。

12:30-13:50 第一次審査通過作品のフリー試聴
14:00-15:00 表彰式
15:00-15:30 作品フリー試聴
15:30-17:00 Stereo7月号「本誌筆者6人によるスピーカー競作2010」試聴
17:00-18:00 受賞作品中心のフリー試聴

ではでは。

広州AVフェアに行ってきました!その2

だいぶ間が空きましたが、広州AVフェアに行ってきました!その2です。日本では見られない様々なオーディオアクセサリーやオーディオ機器がありました。


日本でもお馴染みのスペンドールやクリークを扱っていたブース。日本では数台入荷して、すぐに撤退してしまったアンプメーカーPATHOS(パトス)も、ここでは健在。


このブースでは、アコースティックハーモニー(Acoustic Harmony)の電源ケーブルがありました。日本製ですが、日本での知名度は低く、少なくともこの電源ケーブルを日本で見かけたことはありません。フルテックFI-50に類似したプラグを備えています。

ARGENTUM ACOUSTICSというメーカーの電源ケーブルも展示されていました。オヤイデのF1/M1を真似たようなデザインの電源プラグ・コネクターを備えています。うーむ、これはパクリと呼んでもいいレベルか否か・・・。


これまたブース番号を忘れましたが、とあるブースの展示。
オランダのシルテック(SILTECH)の電源ケーブルです。同ブランドはハーマンインターナショナル扱いで日本に導入されていますが、電源ケーブルは日本未入荷。これもPSEの弊害です。フルテックのFI-11を備えています。


シルテックの社長さんの奥さんが社長をしているクリスタルケーブル(Crystal Cable)。このブランドもハーマンインターナショナル扱いで日本に導入されていますが、写真奥の電源ケーブルは日本未紹介。これで大丈夫かいな?というくらい、とても細い電源ケーブルでした。


大ブース(なんというブース名か忘れました):DEVIALET(デヴィアレ)のプリメインアンプD-Premier。フランス製。B&Oに勝るとも劣らない、極めてスタイリッシュなアンプとコントローラーを備えています。本体は鏡面仕上げで壁掛け可能。写真ではこの美しさがうまく表せてないなぁ。とにかくかっこいいんです。試聴はできなかったので音質はわからないけど。同社ホームページにて多彩な入力系統と、高音質内部構成や製作者のコメントが紹介されています。ダイナミックオーディオ5555の川又さんのページにも詳細がありました。


DEVIALETのアンプD-Premierの無線式コントローラー。このような従来のハイエンドコンポでは見られなかった壁掛け方式と、スタイリッシュなデザインは、日本においても注目を浴びるだろう。高額そうな製品(160万円くらい)だが、注目に値するブランド。

同 ブースはワイスも扱っており、D-Premierコントローラーの右上にワイスのDACも展示され、オヤイデNEOのd+FIREWIREが接続されてい た。


ブース528:広州市のチューンブ(琴譜chpo)の小型システムUSBポート、SDスロットを備えるDAC-AMPとスピーカー。チューンブの製品はコンパクトな卓上システムで、ガジェット的なデザインを意識したもの。ピンク色の無指向性スピーカーは、なかなか手の込んだ造りです。



真空管アンプやトランジスタアンプなど多彩なバリエーションがありました。高音質かと言えば、微妙なところがありますが、卓上でBGM的に音楽を鳴らすなら充分な音質でした。


。SDカードのスロットを備える。チューンブのシステム。


オラクルのCDトランスポートのようなデザインをした、チューンブのSDカードスロット内蔵アンプ。chpoのコンポは、オーディオファンではなく、気軽にかわいらしく音楽を楽しみたいユーザー向き。日本では一部の製品が個人輸入にてヤフオクで販売されているものの、本格的な輸入はまだです。上写真のアンプはだいたい日本円で1万円弱のもののようです。

今日はこのへんで。ではでは。

2010年9月24日金曜日

オヤイデ電気 ストリーミング自作講習会やりまっせ!

突然ですが、オヤイデ電気では、10月下旬にインターネット上でストリーミング自作講習会を実施することになりました!講師はわたくし、みじんここと荒川で、ユーストリームというインターネット上の実況生中継画面を見ながら、電源ケーブルを自作していただくという企画です。いままで遠方でオヤイデ電気の自作講習会にお越しになれなかった方々も、インターネット接続環境さえあればご参加いただけます。

なお、この講習会で使用する部材は、オヤイデのオンラインショップ上のみで20セット限定販売する予定です(応募は部材のオンライン購入によって受け付ける予定です)。

現在、決定している事項は以下の通り。部材販売など、詳しくは近日中に追ってこのブログやオンラインショップなどで告知します。(まだ募集は開始してません。)

名称:オヤイデ電気 ストリーミング自作講習会(仮題)

概要:電源ケーブルの自作

講習会ストリーミング日時:2010102316:0018:002時間

内容:ユーストリームによる実況生中継で電源ケーブルを自作します。工作希望者は事前に下記部材をオンライショップで購入。スカイプ接続可能な方は、工作時の疑問点などをリアルタイムでオヤイデアシスタントが対応します。

ストリーミング講習会部材内容:電源プラグP-029/IECコネクターC-029/電源ケーブルPA-23(1.8m)/テスターの4品目セット。税込5,000円で20セット限定販売の予定。

2010年9月17日金曜日

オヤイデ電気の製品開発用試聴システムの入れ替え記その2


前回の続き、オヤイデ電気本社の試聴システムの入れ替え記です。今日のお昼過ぎ、スピーカーが運ばれてきました!ピアノ運送業者さんに搬入をお任せ。うぬ、このシルエットでもうお分かりになったでしょうか。


ゆっくりと慎重に運びいれます。上に別のボックスを載せる、上下分離型のスピーカーと言えば・・・・。大ヒント、昨年まで大場商事、今年からアクシス扱いになっているブランドの製品です。


続いて大きな箱が4つ届きました。でかい箱2つはパワーアンプ。小さな箱2つはプリアンプです。


でかい箱を開封の瞬間。私も実物はオーディオショウでしか見た事ありません。


感動のご対面です。巨大なフィンが両サイドににょきにょき。そして、フロントパネルの独特なシルエットと言えば・・・。少し詳しい方ならもうお気づきですね。大ヒントは、エレクトリ扱いのブランドの製品です。それにしても、この奥行きのでかさ。とても一人では持ち上げられません。
今日はこの辺で。続きはまた今度。ではでは。