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2016年6月24日金曜日

STB-EPスペシャルサイトにサウンドクリエイター クボタタケシさんのコメントご紹介!


発売から半年、安定した人気を誇ります多機能EPアダプター、オヤイデ電気のSTB-EP。先日のアナログオーディオフェアにおいても、すでに使ってるよ~という方々が多くいらっしゃいました。また、この商品、従来のオーディオマニアだけでなく、音楽制作やクラブシーンにおいてDJの方々がお使いになっておられることが多いのです。







 ラッパー、DJ、サウンドクリエイターとして大活躍されているクボタタケシさんもその一人。STB-EPをいち早く気に入ってお使い下さっています。




そんなクボタタケシさんのSTB-EPへのコメントが寄せられました!「STB-EP。画期的な機能にやられ、安心感に心は震えました。」 簡潔かつうれしいご感想、ありがとうございます。STB-EPにDJの方々が寄せられたコメントは、STB-EPスペシャルサイトに紹介していますので、ぜひご覧ください!

2016年6月16日木曜日

待望のオヤイデ電気製2.5mm4極プラグ「P-2.5/4G」登場!好評です!


  
6月の梅雨時、オヤイデ電気秋葉原店の様子。平日は産業用電線を求める法人客、祝日や土曜日は自作派オーディオファンが詰めかけます。 最近はポータブルオーディオのイヤホンケーブルの自作パーツを買っていかれる方が多いですが、ピュアオーディオ系の自作パーツを購入される方々も健在です。あと、この時期から夏休みにかけては、お子さんがお父さんと一緒に来店して、夏休みの電子工作用の配線材やマグネットワイヤーを買っていかれたりします。

さて、こちらは店頭のオーディオや楽器用のプラグ陳列棚。年々取り扱いプラグが増えています。狭い陳列スペースに所狭しとミニプラグやフォーンプラグがひしめいています。

 
そしてこの陳列棚に新入り登場!ポータブルオーディオ自作ユーザー待望のオヤイデ製2.5mm4極プラグです! アステルアンドケルン(通称AK)のAK120Mk2をはじめ、AKシリーズの数多くのハイレゾポータブルプレーヤーに採用されているバランス出力方式が2.5mm4極なのです。それで、AKシリーズの大ヒットとともに、ケーブル自作ユーザーやイヤホンリケーブルメーカーで一挙に2.5mm4極プラグの需要が高まりました。この2.5mm4極プラグによるバランス出力は2年ほど前に登場したと記憶しているのですが、それ以来DAP(デジタルオーディオプレーヤー)のバランス出力は2.5mm4極が圧倒的なシェアを誇る印象です。他に、2.5mm2極の2つ使いのラトック方式、RSAやALOオーディオなどで見受けられるアイリスプラグ方式(角型4ピン)、ソニーのPHA-3に採用されている3.5mm3極の2個使いなどがありますが、2.5mm4極が普及した今、そのほかの接続方式はいずれも少数派と言えるでしょう。

 
 話をオヤイデの2.5mm4極プラグに戻しまして、このプラグ型番はP-2.5/4Gと言います。販売はオヤイデ電気秋葉原店とオヤイデ電気オンラインショップのみ。価格は1個あたり2,080円+税。オヤイデの他のミニプラグより高額ですが、小さくて4極もある2.5ミリ4極プラグのほうが、これより大きい3.5ミニプラグより製造が難しくて手間もかかるので、製造原価も高く、おのずと売値も高くなってしまうのです。

オヤイデ電気秋葉原店ではP-2.5/4Gを5月から発売していましたが、オンラインショップでは6月から販売開始しています。みなさんが1年以上首を長ーくして待ちに待ったオヤイデクオリティの高音質ミニミニプラグですから、発売以来口コミで情報が広がり、おかげさまで結構売れてます!!






 こちらがP-2.5/4G。オヤイデ電気らしい精巧な造りです。電極のメッキは金で、銀色のカバーは梨地クロームメッキです。

 これがAKシリーズなどのハイレゾプレーヤーでバランス出力する際のピン配列。もっとも、2.5mm4極プラグというのは、AKのバランス出力のためだけに世にあるわけではなく、従来はビデオカメラの映像音声コンポジット出力端子などに多用されてました。
 さて、P-2.5/4Gにはこのようなミニプラグ用絶縁シールが4枚付属します。何枚重ねるかは好みで。これをピンの根元に貼り付けることで、ハイレゾプレーヤーの筐体と、P-2.5/4Gの左チャンネルのコールド側電極が接触するのを防ぐことができます。このシールがないとどうなるかというと、このプラグをプレーヤーに挿した場合、バランス伝送はコールド側と称する方にも信号が流れるため、筐体とコールド側電極が接触すると信号にノイズが混入したり、信号がきちんと流れずに音楽再生がストップしてしまうことがあるのです。


 

P-2.5/4Gを使った自作リケーブルの例。銀色のケーブルにP-2.5/4GとMMCXプラグが良く映えます。



ケーブルはオヤイデの切り売りイヤホンケーブルHPC-26T V2 Silver。印象的な金メッキ電極のメタルシェルコネクター。材料代はP-2.5/4Gが2,080円、ケーブルが仮に1.0mものとして1mもので580
円、MMCX用メタルシェルコネクターが1,404円。イヤホンケーブルが合計4,065円で出来上がってしまうというハイCPイヤホンリケーブル。なお、2.5mm4極プラグは、3.5mmミニプラグに比べて電極を守っている絶縁樹脂が薄いので熱に弱いです。オヤイデのP-2.5/4Gは他社のに比べてまだ強いほうですが、それでもはんだ付けしている時もたもたしていると、熱で絶縁樹脂が溶けて、隣接する電極とショートしてしまいます。2.5mm4極プラグのはんだ付けは、熱をかけすぎないこと。あらかじめ予備はんだをケーブル側、プラグ側ともに施します。そして、本はんだ付けは、双方のはんだを溶かして、ささっと一瞬でくっつけるのがコツ。では、皆さんもバランス型イヤホンリケーブルの自作にトライしてみてください。


P-2.5/4Gのケーブル引き出し口径は4mmなので、4ミリ以下のケーブルが使えます。お勧めはフレキシブル ヘッドホン用 4芯シールド HPC-26QUADです。4芯あるのでP-2.5/4Gの4極分にちょうど同条件で結線できます。柔軟性に富んだケーブルなので、取り回しも良好ですし、繊細でワイドレンジで、粒立ちの細かい音質傾向は、高音質化を目指すバランス伝送にうってつけ。メートル当たり3,456円と、イヤホン/ヘッドホンケーブルにしては結構お高いケーブルですが、せっかく音の良いバランスケーブルを作ろうとしているのですから、このくらい贅沢をしてもいいんじゃないでしょうか。


2016年6月14日火曜日

アナログオーディオフェア2016にオヤイデ電気も出展しました!

 さる6/11から12日の2日間、東京は秋葉原の損保会館でアナログオーディオフェア2016が開かれました。出展企業は50社弱。第一回目の昨年は30社弱だったことを鑑みても規模は倍増。来場者は初日2000名、2日目1000名の計3000名。昨年は2400名ほどだったか。年齢層は昨年と同じ50代から70代が中心で、40代はちらほら。レコードブームとは言っても、20代から30代の若い層は、このイベントではほとんど見かけない。ヘッドホン祭やポタフェスを訪れる世代と、真空管オーディオフェアやアナログオーディオフェアを訪れる世代に、明確な乖離を感じる今日この頃。女性は男性のお連れか、会場の出展者、あるいは関係者だったりします。展示内容を見ても、若い層や女性が来るような内容ではないので、これは致し方ない。

 
初日は部屋に入るのも大変、通路を歩くのもやっとなほどの大盛況。二日目は半減したものの人気のブースは立ち見が出るほどの状態。こちらはオヤイデ/ティアック/ラックスマンの共同ブース。

各部屋では様々な催し物が行われていたのですが、我らが共同ブースではこんなスケジュールで試聴会を実施。オヤイデは初日の1回目にレコードスタビライザーSTBシリーズの比較試聴、2回目にエントレックの仮想アース装置、ミニムスとシルバーミニムス、2日目の1回目は多機能EPアダプターSTB-EPを使っての7インチシングル試聴、2回目は開発中のシュアーのロングセラーMMカートリッジM44-7を用いての静電容量の違いによる音質変化を検証。静電容量の変更はラックスマンのEQ-500の静電容量変更スイッチを使用。さらにオヤイデが開発中の静電容量増強アタッチメントによる音質変化も試聴。これは私自身、非常にためになりました。

 
試聴会が始まると人だかりが凄い凄い。これはラックスマンの試聴を行っているところ。

 皆さんのまなざしの先にはラックスマンの試聴システムが。今回、タンノイのケンジントン/GR(ペア190万円)が導入されていました。ケンジントンはタンノイの家具調スピーカープレステージシリーズの中堅機種で、アルニコマグネットを用いた25cm同軸2WAYスピーカー。往年のタンノイ3LZの現代版、スターリングの兄貴分に当たる同機は、ラックスマンとの相性も抜群。タンノイ3LZはラックスマンのSQ-38FDとの組み合わせがベストマッチと言われていただけに、タンノイ-ラックスマン繋がりは今も健在なんだなぁと感じさせるものがありました。ラックスマンの新型パワーアンプMQ-300は出力8Wしかなく、そこで高能率のスピーカーのKensington/GR(93dB)が選ばれた、とラックスマンの小島さんはおっしゃられてられました。
こちらオヤイデの展示風景。オヤイデのアナログアクセサリー13製品が一堂に会しています。「これ使ってるよ」と声を掛けてくれる方々も多く感謝感激です。

 オーディオ関連の出版社も各誌取材に来られました。アナログオーディオフェアで検索されると、各誌のネットニュースに今回のイベントの模様がアップされていることでしょう。また今後発売される雑誌にも掲載されると思いますので、我々のブース以外の様子を知りたい方は、これらのメディアを要チェック!では、来年もアナログオーディオフェアをお楽しみに!

2016年6月10日金曜日

DJ MUROさんのコメント STB-EP特設サイトにアップ!


公開以来大好評のSTB-EP特設サイト。この中でも大人気コーナーなのがDJのコメントコーナー

そんなSTB-EP特設サイトですが、本日、DJMUROさんのコメントがアップされました!MUROさんと言えばオヤイデNEOケーブルのヘビーユーザーで、7インチシングルを特に愛するDJとして超有名。そんなMUROさん曰く「こんなの待ってました! 現場でも重宝してます!」。もうこのDJコメントページを見た人も、まだ見てない人も見てみてね。そしてSTB-EP買ってね!!!!!




アナログオーディオフェア2016が秋葉原で明日あさって開催!オヤイデ電気も出展します!






 明日6/11土曜日とあさって6/12日曜日、東京は秋葉原の損保会館でアナログオーディオフェア2016が開催されます! レコードプレーヤーやレコードアクセサリーのメーカーや商社が出店する、アナログ関連のオーディオ展示会です。これで2回目です。


場所は真空管オーディオフェアと同じ損保会館なので、オーディオマニアなら知ってる人も多いはず。真空管オーディオフェアと出展企業はダブっているところが多いけど、こちらは入場無料です。真空管オーディオフェアは500円の入場料が掛かります。ただし、真空管オーディオフェアは500円払ってでも展示即売会に相当な魅力があるのです。アナログオーディオフェアも今回は展示即売を強化するみたいだから楽しみです。ただし、アナログオーディオフェアでの即売品は、基本的にレコード盤らしいです。オーディオ機器やアクセサリー、パーツの即売コーナーは今回も無し。やればいいのにと、私は主催者に進言したのですが、近隣のオーディオ店に気を使って、控えたいのだそうです。たぶん、アナログオーディオフェアでオーディオ関連製品の即売会をやったところで、近隣のどのオーディオショップからも文句はこないと思うのですけどね。


ま、そんなことはさておき、オヤイデ電気も昨年に引き続き出展します。 オヤイデの現行アナログアイテムは全部で13品目。これらがずらりと並びます。



 1回目に比べて出店規模は倍近く。オヤイデは501号室で、ティアック、ラックスマンとの3社共同ブースです。オヤイデの製品の試聴はラックスマンのオーディオシステムを使用させていただきます。


501号室では、上記スケジュールで試聴会も実施します。オヤイデの時間は私みじんここと荒川敬が司会を行い、STBシリーズ、ターンテーブル、エントレックのミニムス、シルバーミニムスの実演を予定しています。では、みなさん、会場でお会いしましょう!

オヤイデ電気のカーボンインシュレーターINS-CFXが本日発売開始!!

オヤイデのインシュレーターの久々の新製品!本日、オヤイデ電気のカーボンインシュレーターINS-CFXが発売になりました!こんな感じの直径20ミリの小型インシュレーターです。これ、昔オヤイデで発売していたINS-CFというカーボン+テキサリューム(アルミ蒸着ガラス繊維)インシュレーターの後継モデルとなります。前モデルのINS-CFに比べて、硬質感がなくなって、より自然に、より繊細な音作りとなっています。



パッケージはこんなのです。 商品の紹介ページはこちら。販売は全国のオーディオ店、家電量販店など。


INS-CFXは東レのハイモジュラスカーボンT700をメインに、最表層にT300を貼り付け、熱硬化させて板状にし、これを切削加工で丸形に加工しています。INS-CFは地味にファンがたくさんいてまして、後継モデルの発売を望む声が多かったのです。そこで試行錯誤の挙句、きわめてシンプルなデザイン、表も裏もカーボンで、このデザインに落ち着いたのです。


ちなみにこれが先代のINS-CF。表が銀色、裏が黒色でした。INS-CFはINSシリーズの最初の製品で、累計4000セットを販売。テキサリュームの供給が続いていれば、そのまま廃版になることなく、生産は継続してたでしょう。発売期間は2009年6月から2014年5月でした。 INS-CFXはINS-CFと同傾向の音ですが、私的にはINS-CFより自分好みになったと思ってるので、ぜひおすすめです。


こちらがリリースノート。拡大してみたい場合はこちらPDFファイルで。 値段は4個で定価9,000円+税。実売はこれの80%くらいです。ちなみにオヤイデ電気オンラインショップでのINS-CFX販売価格は税込み7,776円。



 こちらおもて。oyaideのロゴがレーザー刻印されています。
  こちら裏。カーボンのみの文字刻印無し。今回は前モデルと違って、表裏の音質面の違いはありません。
INS-BSにはめ込むとこんな感じになります。綺麗でしょ。






スピーカーの下に実際に敷いてみるとこんな感じ。

 季刊オーディオアクセサリー最新号(161号 2016夏号)にも掲載されています。

 炭山アキラ先生の批評で1ページ分。単独での試聴だけでなく、INS-BSとのハイブリッド試聴を特に褒めていただいていますね。皆さんもカーボンインシュレーターの凄さを、このINS-CFXで味わってみてください!!!