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2013年10月4日金曜日

今秋に東京で開催される主要オーディオ展示会をまとめてみました!

 オーディオショーの秋がやってまいりました!みなさん制覇されてますでしょうか?

さて、東京で今秋開催されるオーディオショーの第一弾は、ハイエンドショウトウキョウ2013です!10月11~13日の3日間開催です。場所は恒例の有楽町にある東京交通会館。



今回は大御所出展ブース「音元出版」がいないという中抜け状態。音元出版のブースでは、常時オーディオ評論家による試聴イベントが立ち見客が出るほどの人気を博していただけに、音元出版ブース無き今、どの程度の盛り上がりを見せるのか興味のあるところです。ハイエンドショウは従来、春と秋の年2回開催が基本でしたが、音元出版がブース参加を取りやめた影響からか、今春のハイエンドショウは急遽中止となり、今後は秋のみの年1回開催になると思われます。参加企業から見たハイエンドショウの良いところは、参加企業同士の横の繋がりや助け合いがある事で、同じフロア同士で機器を貸し出しし合ったり、参加企業が一堂に会した懇親会が設けられたりして、アットホームな印象があります。同イベントの主催はルネッサという広告代理店ですが、イベントの運営にはそれ以外にも参加企業から毎年持ち回りで幹事企業が数社選出され、主催者と幹事企業が共同で展示会を作り上げていくというスタイルを取っています。

 今年もハイエンドショウと若干だぶって開催される第19回真空管オーディオフェア。10月13~14日開催です。会場はいつもとおりの秋葉原損保会館です。こちらはオーディオショウで唯一、入場料(500円)が徴収されます。こちらは入場料を取るにも関わらず年々盛り上がっている様子で、私も毎回足を運んでます。立地条件がいいよなぁ、秋葉原だし。真空管なぜ盛り上がるか?それは、1階のホールで開かれている真空管やパーツ類の即売会が呼び水となっているからだと思います。来場者の年齢層は他の展示会に比べて明らかに高く、50〜60代の男性が中心です。

ハイエンドショウ、真空管オーディオフェアの翌週は、オーディオ・ホームシアター展2013(音展2013)が開催されます。10月18~20日の3日間開催で、会場は初のお台場進出!東京テレポート駅近くのタイム24という多目的ビルで開催されます。オヤイデ電気も出展しますよ~!

なお、オヤイデブースでは最終日の午後から、福田雅光先生と私と来場者による座談会を企画しています。詳細は追ってこのブログでお知らせします。また、オヤイデブースでは、オヤイデ電気秋葉原店で使えるお得なチケットを限定配布予定です。チケットの詳細は後日このブログでアップします。

昨年まで秋葉原で開催されて来たオーディオホームシアター展。秋葉原を離れて凶と出るか吉と出るか見物です。なお、オーディオホームシアター展は、良い悪いは別として参加企業同士の横の繋がりがあまりありません。これは主催の日本オーディオ協会と、運営を一任された企画運営会社によって展示会がきちんとコントロールされていて、参加企業は用意された器の中に具を盛るだけで済むためです。参加企業としては、決め事に従って準備を進め、展示をおこなうだけなので、楽と言えば楽なのですが、若干味気ない気がしないでも無いです。


オーディオホームシアター展の翌週はフジヤエービック主催の「秋のヘッドホン祭り2013」が開催されます!海外からも数多くのオーディオ関係者が視察に訪れる、今や世界が注目するヘッドホン専門のオーディオ展示会です。ヘッドホン祭りは年2回、春と秋に開催されます。各メーカーもヘッドホン祭りに新製品を公開すべく製品開発を行っているほど、国内最重要の展示会に成長しました。

開催場所は恒例のスタジアムプレイス青山。東京メトロ銀座線、外苑前駅徒歩5分です。


これは今年5月に開催されたヘッドホン祭りのオヤイデブースの様子。もちろんこの秋のヘッドホン祭りにもオヤイデ電気は出展します!

ホームオーディオの各メーカーや展示会の連帯感が年々薄まっていく中、逆にヘッドホン祭りに集う各メーカーは、ヘッドホン祭りを介して結束力が強まっていく感があり、連帯してヘッドホン市場を盛り上げていこうという気迫に満ちています。私も各メーカーの担当者と交流する機会が多いのですが、皆さん根っからのオーディオ好きで、常に新しいものを生み出そうという気迫に満ち、楽しみながら仕事している人が多いんですよね。ヘッドホン祭りに来場する人々も熱気に溢れています。えげつなくても、過剰でも、てんこもりでも何でもいい、とにかくとことん自分流オーディオを突き詰める。そんな熱きオーディオメーカーとマニアが集う祭典。単なる展示会を超えた、ポータブルオーディオ好きの交流の場。オーディオはこうでなくっちゃ、という熱気がヘッドホン祭りには感じられます。来場者の年齢は20〜30代が中心で、他の展示会に比べて女性の来場者が多く見られることも特徴です。ヘッドホン祭りの盛況ぶりは、世界的なヘッドホンブームが追い風になっているのは確かですが、それを予見し、戦略的にイベントを立案してきたフジヤエービックの谷口店長の采配によるところが大きいでしょう。

ヘッドホン祭りの翌週、11月2~4日には2013東京インターナショナルオーディオショーが開催されます。場所は東京国際フォーラム。私は最近、無精者でしてインターナショナルオーディオショーに、ここ3年ほど足を運んでいません。同展示会は輸入オーディオ協会が主催する日本最大のオーディオ展示会で、国内外のハイエンドオーディオが一堂に会します。来場者の年齢は40代以上が中心です。インターナショナルオーディオショーへの出展は、協会に入会している企業の3社以上の推薦が必要で、その他の審査も厳しく、出展料も高額。オーディオメーカーにとっても非常に敷居の高い展示会です。一方、前述のハイエンドショウやオーディオホームシアター展の出展には、インターナショナルオーディオショーのような敷居は無く、インターナショナルオーディオショーに参加できない中小オーディオメーカーの受け皿的な役割があったわけです。


そして、イーヤホン主催の第4回ポータブルオーディオフェスティバルin秋葉原、通称ポタフェスが12月に開催予定です。これは昨年10月に開かれた第2回ポタフェスの会場入り口の立て看板。昨年はオーディオホームシアター展と開催日が重なっていましたが、今年は重なりません。なお、ポタフェスは春に大阪、秋または冬に東京と、交互に開かれます。

第2回ポタフェスの会場の様子。第4回ポタフェスについては、近いうちにイーイヤホンが開催概要を公表すると思いますので、私の方から詳細は控えさせていただきますが、昨年より一段とパワーアップしての開催となる模様です。

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