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2013年5月24日金曜日

ポタフェスin大阪 明日から2日間開催!オヤイデ電気も出ます!


いよいよ明日にせまってきましたイーイヤホン主催のヘッドホンイベント「ポタフェス」。今回は大阪の難波で開催されます。オヤイデ電気も出展しますので、ぜひお越しください。会場は以前、オヤイデ電気が電源ケーブル自作講習会をやった難波御堂筋ホールです。私は今回は行けないので、大阪の皆さんとお会いできないのが残念ですが、オヤイデのスタッフがおります。

ポタフェスに連動したカウントダウンセールを実施されるようですので、ヘッドホン好き、ポタアン好きの方は要チェック!

サンバレーのSV-501SEが限定復刻!

 昨年だったか、生産終了になって残念だなぁと思っていたサンバレーのSV-501SEが、ついに今夏、ザキット屋アーカイブとして限定数復刻生産されることになりました!で、早速1台予約しました。キット価格は99,750円。作るのが若干めんどくさいですが、完成品は+71,800円もするのでキットにしました。発売は6/28とのことで、いまから届くのが楽しみです。たぶん届いてもしばらくは放置プレイすると思いますが。キットなら自分で組み立てるから、配線を換えてみたり、ちょっと改造してみたり、色々楽しめるはず。今回は300Bレスでの販売なので、さて300Bは何を使おうかと考えているだけでも楽しみなわけです。

 SV-501SEは真空管オーディオフェアでのサンバレーブースで、展示や試聴の機会が幾度かありました。これは2011年10月16日の真空管オーディオフェアのサンバレーブースで撮影したSV-501SE。

SV-501SEは評判通りの好印象ではあったものの、最初は300Bシングルアンプのずいぶんと幅が狭いコンパクトなアンプだなぁという印象しかなく、その無骨な姿に美しさを感じなかったです。けど、いま見ると何ともこの無骨さが美しいわけです。とにかくこの幅180mmのスリムなデザインが好い!これに合わせたスリムなラックを作り、そのラックにスリムな幅の機器を並べたらどんなに箱庭的で楽しいか。組み合わせるユニットはレンジを欲張らず、中域重視でアルテックの755か、JBLのD208か、テレフンケンの楕円ユニットか、機器の組み合わせをあれやこれやと考えているだけでもわくわくしてしまいます。

まぁ、私的には背面の電源トランスむき出しというのが何とも美観を損ねているというか。いや、これも味のうちということで。どうせ、前面から眺めたら裏側は見えないし。

けど、このハンマートーン仕上げは、ビンテージ感満載でとてもよろしい。300Bのアメリカンな雰囲気にとてもマッチしているじゃないですか。

いままで何度も見かけながら特に欲しいと思わなかったSV-501SE。それが途端に所有欲の対象となったのは、2011年に秋葉原の某氏宅にお邪魔した際の出来事がきっかけです。オーディオ愛好家の某氏のお宅では、業界人やオーディオファンが集う飲み会が不定期に開かれ、オーディオ談義に花を咲かせておられます。で、私もお誘いを受けて初めて参加したのですが、ずいぶんと見慣れた顔ぶれとお会い出来き、楽しい時間を過ごさせてもらいました。なんと言ってもスピーカーから流れる音色の美しい事この上ない。

スピーカー群の対面には、EMT930やマランツMODEL7やSTUDER D731などの名機に加え、マイハックW66cやノイマン444STA、エックミラーのW88といったビンテージフェーダーがさりげなく置かれているではありませんか。

この日スピーカーを駆動していたのは、ずらりと並ぶビンテージアンプに埋もれるように置かれていたSV-501でした。ラックの右下にあるのがSV-501です。分かりますか?

なんでもこのSV-501はちょっと改造を施しているらしく、この家の主と参加メンバーの超オーディオマニアの方曰く、SV-501は少しいじると素晴らしいアンプに化けるという話を聞いたのでした。そんなわけで、途端に魅力的に感じてしまった私は、それ以来SV-501をいつか購入して、改造の仕方を習い、鳴らしてみたいという衝動に駆られるようになりました。しかし、キットをうまく作れるか自信が無い。けど欲しい。そして月日が流れ、ある時サンバレーのホームページを見てみたら、SV-501SEが消えている!なななんと、私が躊躇しているうちにSV-501SEは生産終了になっていたのでした。残念!で、さらに月日が流れ、時折サンバレーのホームページを見るもSV-501SEは消えたまま。しかし、今春、同社のコラムを見たならば、なんとSV-501SEを復刻するという記事が掲載されているではありませんか!そんなわけで、予約開始とともに即予約してしまった私でした。
で、このブログを書くために今日再びサンバレーのホームページを覗いてみたら、おっと今度はサンバレーがポタアン新発売?赤いパネルがなんとも美しいポタアンじゃないですか。薄い筐体も好感度大。


 これ、サンバレーの製品ではなくて、エレキットのTU-HP01という真空管とトランジスタのハイブリッドポタアンらしいです。値段は実売17,400円とお手頃。オペアンプが交換可能なのも魅力で、JRCのMUSES8820と、バーブラウンのOPA2604が付いてくるという音質重視志向!PDFチラシはこちら


付属しているミニミニケーブルは、三月兎などで売っている300円の安物ですが、それはそれとして、これはなかなかモノとして楽しめそうな逸品です。単四乾電池駆動も賢明な選択。

サンバレーはウエスタンエレクトリックの銘ユニットWE755Aを模した、LM755Aを一昨年発売するなど、物欲をそそる製品を出してくれるから、嬉しいやらなんやら。これからもオーディオファンの心をくすぐる製品開発に期待しています、大橋さん。

2013年5月23日木曜日

Oyaide AKミジンコシグネチャーミニラインケーブルOAK-MSMR001 5/25発売開始!


すでに色々な媒体で発表もされ、実際にヘッドホン祭りで先行販売もされた、Oyaide AKミジンコシグネチャーミニラインケーブル(OAK-MSMR001)。私のほうでなかなかご紹介できなかったのですが、以下にその概要をご紹介しましょう!


このミニミニケーブル、AK100の国内代理店であるアユートの齊藤氏から、AK100に向いたミニミニケーブルを造ってくれないかという依頼を受け、究極のミニミニケーブルとして製作したものです。一応AK100用と謳っていますが、それに限らず他の機器にももちろんお使いいただけます。


 これがその実機で、自分用に製作して使っていたミニミニケーブルを40本特別に製作したのがOAK-MSMR001です。造るの大変なので追加製作はしないと思いますので、各販売ともに予約数に達し次第完売御礼となります。



会社では製作する時間が無く、私の休日や帰宅後の時間をかなりの日数費やして製作。 一見簡単そうに見えますが、造るのなかなか大変です。価値を感じていただける方に使っていたけれると嬉しいです。


  私は製造に徹しまして、オヤイデ電気は卸のみを請け負い、オヤイデ電気直営店では発売いたしません。P-5のときと一緒ですね。欲しい方はフジヤエービックイーイヤホンアユート直営ショップ でご予約ください。5/25発売です!興味ある人はぜひご検討を!


たぶんフジヤエービック、イーイヤホン各店舗に試聴ケーブルもあると思いますので、店に行けばご試聴いただけるではないかと思いますよ。



<特徴>
・音楽情報を余すことなく伝える究極のミニミニケーブル。
AK100ユーザーである荒川が、AK100のことを第一に考えて最適なプラグとケーブルを吟味。
・荒川がAK100に使用するため、個人的に製作したミニミニケーブルに着目。無理を承知で製作をお願い。AK100ファンのために特別に少量製作いただきました。
・オヤイデ製金メッキミニプラグを両端に装着。
・ケーブル線材は高域表現に優れた銀メッキOFC撚り線を採用。
・絶縁被膜は耐久性、絶縁特性、音響特性に優れたフッ素樹脂を使用。
・ケーブルの太さは、ポータブル用としては異例ともいえる極太線(0.75sq)とし、これを計7本使用。左右のプラス側に各2本(1.5sq)、共通マイナスとして3本(2.25sq)使用。これほどの導体断面積を有したミニミニケーブルは過去に例がないでしょう。このポータブル用途としては過剰とも言える、余裕の伝送経路によって、中低域のエネルギー感、量感がゆるぎないものとなります。銀メッキ線の高域表現の素晴らしさと相まって、脳内に圧倒的なリアリティのある音場空間を表出します。
・ケーブル最外装には、耐久性をさらに高めるため、高透明度のPVCシースを被覆。
・ハンダはオヤイデ電気のオーディオ用ハンダSS-47を使用。
・採算ベースに乗らず、また通常の加工業者では手に負えない加工の難易度なので、荒川本人の手による手作り品となり、少数限定製作となります。
・硬くて融通のききにくいケーブルなので、汎用性に欠けますが、音質を最優先に、見た目にも存在感のある美しさを求めるAK100ユーザーのためのケーブルです。
・ピン含む全長約13cm、ピン除く長さ約10cm、ケーブル露出部長さ約5cm。
・手作り品のため、個体ごとにプラスマイナス5mm程度長さに差がある場合があります。





使用イメージ

高級切り売りヘッドホンケーブルHPC-24S近日発売予定!


こちらHPC-24Sというヘッドホンケーブル切り売り品です。近日中にオヤイデ電気秋葉原店限定で数量限定販売します!従来発売していたHPC-22Wと同じPCOCC-A導体を信号線に使用しつつ、シルク介在・銀メッキOFCシールドを用いた、より高級志向の高級切り売りヘッドホンケーブルに仕上がっています。

このHPC-24Sは、もともとゼンハイザーのHD800用交換ケーブルとしてオヤイデ電気が開発したヘッドホンケーブルなのですが、オヤイデ製HD800ケーブルの開発中止に伴い、先行して出来上がっていたケーブルがデッドストック化しておりました。それをHPC-24Sという名称そのままに切り売り処分することになったわけです。以下ケーブルの概略です。それでは発売までいましばしお待ちくださいね!


HPC-24S

高忠実再生・高耐久性 切り売りヘッドホンケーブル
オヤイデ電気秋葉原店・オヤイデオンラインショップ2000m限定
ワイドレンジ・高解像度なPCOCC-A導体・銀メッキOFCシールド、ピュアシルクフィラメントによるタッチノイズ低減、アラミド強化繊維による高い引っ張り強度を実現!



ケーブル導体は、中心導体にPCOCC-A撚り線、シールド線に銀メッキOFC線を使用。導体絶縁には、電気特性と柔軟性に富んだポリエステルエラストマーを選定。撚り線中心には、アラミド強化繊維を有し、ケーブルの耐久性を確保。ケーブルの介在には、低静電容量で静電気を帯電しない100%ピュアシルクフィラメントを採用し、タッチノイズの低減を図りました。ケーブルの外装シースは、耐久性と質感に優れたポリオレフィンエラストマー製。ヘッドホンケーブルの自作などにご活用ください。ケーブル外径は、中型以上のヘッドホンと同様のφ3.2mmとしたことで、直出しヘッドホンにおける断線修理や、音質向上を目的としたケーブル交換改造などにも、ケーブル引き出し口の大幅な変更を施すことなく、スムーズにご使用いただけます。



音質傾向:一音一音がクリアーでこもり無く、帯域バランスがフラットなモニター基調。HPC-22Wよりも低域のボリューム感を抑えつつ、中域にほどよい密度感を備え、高域の過度な刺激を抑えた、すっきり爽やかな高忠実再生。



■ケーブル仕様

メーカー:オヤイデ電気

品名:HPC-24S

構造:2芯シールドケーブル

外径:φ3.2mm

導体:24AWG PCOCC-A撚り線導体、銀メッキOFCシールド線

 (撚り線中心にアラミド強化繊維を配置)

絶縁材:ポリエステルエラストマー

介在:ピュアシルクフィラメント

外装シース:ポリオレフィンエラストマー

ケーブルカラー:ブラック(シース表面に刻印無し。方向性無し。)

用途:高音質ヘッドホンケーブルの自作、ヘッドホンケーブルの断線時の交換ケーブル、耐久性向上や音質向上を目的としたケーブル交換改造、ミニミニケーブルの自作、細モノRCAケーブル・XLRケーブル・フォノケーブルなどの自作。

数量:2000m限定販売(無くなり次第販売終了)

価格:定価\1,260/m

処分特価:630/m

2013年5月13日月曜日

2013春のヘッドホン祭りのオヤイデ電気展示ブースの模様



 昨日2013/5/11に開催された国内最大のヘッドホン展示会「2013春のヘッドホン祭り」の模様をお伝えします。オヤイデ電気は会場のスタジアムプレイス青山のメインホールB-17にブースを構え、オーディオみじんこシグネチュアモデル特売品コーナー、オヤイデブランドリケーブル展示、ソングスオーディオリケーブル展示、FiiO製品の展示を行いました。


こちらはオーディオみじんこシグネチュアモデル特売品コーナー。オヤイデの製品展開を模索する過程で私が試作したテストモデルたちです。

これは電源ケーブルのTUNAMI NIGO GPXとTUNAMI NIGO GPX-R。従来のTUNAMIGPXは黒いシースを被った3芯電源専用ケーブルTUNAMIを用いていますが、今回の即売品はスピーカーケーブル/電源ケーブル兼用の2芯ケーブルTUNAMI NIGOを用いています。NIGOの方がナチュラルで癖が少ないことから、 高域表現もより自然に延びきる傾向があり、私は好みなので作ってみました。かなり激安なのはイベント特価ということで。全て完売!

HPC-305MRは、従来のHPC-35Rのケーブル部をHPC-22WからFTVS-305に変更したステレオミニ-RCAケーブルです。HPC-35Rの低域をタイトに絞り込み、中域はフラットに、高域は銀線ならではの繊細感と広がりが感じられ、ハイスピードなモニター調の音色を特徴としています。HPC-305MMは両端ステレオミニのミニミニケーブルです。HPC-305RRは両端RCAプラグのRCAケーブルです。HPC-305MR以外は完売! HPC-305MRは1本残りましたので、欲しい方はオヤイデ電気秋葉原店にお申し付け下さい。

最近にわかに特注依頼の多いデノンAH-D7100/AH-D600用ヘッドホンケーブルたち。これらも本数限定で製作しました!FTVS-305を用いたシングルエンドタイプのヘッドホンケーブルと、HPC-24S(近日発売予定)というPCOCC-A導体を用いたバランス方式対応のヘッドホンケーブルもご用意。 AH-D7100/AH-D600はヘッドホン着脱部に3.5モノラルミニプラグを採用していて、オヤイデではこれに対応するP-3.5MSRという銀ロジウムメッキモノラルミニプラグを製品化しているので、このミニプラグをヘッドホン側プラグに装着しています。AH-D7100/AH-D600ユーザー必須のヘッドホンケーブルです。これらも完売!バランス式のHPC-AHD7100BALは即売品以外にも幾本か製作したので、近日中にオヤイデ電気秋葉原店とオンラインショップで限定販売を開始します。

こちらは オヤイデ電気ブランドで発売中のヘッドホン交換ケーブル群。現在オヤイデ電気では、各社ヘッドホンの着脱機構に合わせて、6種類をラインナップしています。

 まず、AKGのヘッドホンに多く見られるミニXLR着脱式に対応したHPC-X35。それにソニーMDR-1Rなど3.5ステレオミニプラグ着脱式に対応したHPC-35。ヘッドホンメーカーの付属純正ケーブルとの比較試聴ができるようになっています。


試聴された方は一様に純正とオヤイデ製とを聴き比べて、音の変わりように驚いていました。そう、ヘッドホンケーブルを高音質なものに交換するといままで使っていたヘッドホンが別の表情を見せてくれるのです。いまやヘッドホンリケーブル(ヘッドホン交換ケーブル)はヘッドホンユーザーの必須アイテムなのですよ!オヤイデ電気のヘッドホンケーブルはヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店、オーディオ店、フジヤエービックやイーイヤホン、オヤイデ電気秋葉原店などで購入可能です。

こちらはゼンハイザー(SENNHEIZER)のHD598等用に開発したHPC-35HD598と、シュアー(SHURE)のSRH840等用に開発したHPC-35SRHの展示。これらのヘッドホンは従来サードパーティー製のヘッドホンケーブルがほぼ皆無に等しいものでしたが、オヤイデ電気が製品化したこれら交換ケーブルによって、ようやくこれらのヘッドホンもリケーブルの恩恵に預かることができるようになりました。

HD598はホームオーディオにおいて、2万円程度の手頃な価格でゼンハイザーの高音質が体験出来き、通称「プリン」とも呼ばれるフェミニンなクリームカラーが印象的。男女を問わず愛用者の多いオープン型ヘッドホンです。しかしながら付属ケーブルが3mと長くて使いにくく、また貧弱なケーブルなので、ヘッドホンの性能を十二分に発揮できていないところがありました。HPC-35HD598によってこれらの問題は払拭されたと自負しています。HPC-35HD598はHD598以外にもHD558/HD518ならびにウルトラゾーンのSignature Pro/SignatureDJ、KRKのKNS8400/KNS6400にも対応しており、発売以来これらヘッドホンに使える唯一無二の交換ケーブルとして人気を博しています。

SRH840は上位機種のSRH940と並んでスタジオモニターの人気モデルですが、メーカー付属のカールコードが使いにくいこともあって、オヤイデ製のHPC-35SRHに交換されるユーザーが多いです。

ちなみにHD598並びにSRH840は、着脱機構に2.5ミニミニプラグを採用しているのですが、それぞれ独自のロック機構を有し、かつヘッドホンケーブルの差し込み口が狭く、さらにはピンジャックが差し込み口の奥の方にあるため、一般に流通している2.5ミニミニプラグでは差し込めず、これがいままでサードパーティ製リケーブルの登場を阻んで来た理由でした。オヤイデ電気ではそれぞれのヘッドホンのロック機構を入念に分析し、これに合わせたモールドプラグを開発し、製品化にこぎ着けたわけです。

 ゼンハイザーのHD25 1-2に対応したHPC-HD25と、HD650等に対応したHPC-35HDX

HD25 1-2は安定した音質と使い勝手、それに見た目の渋さを兼ね備えた、小型密閉型ヘッドホンの定番モデルと言える存在。会場でも多くの来場者がHD25 1-2を持ち込まれていましたが、その多くにオヤイデのHPC-HD25を装着されており、HPC-HD25の浸透力の凄さを垣間みた気がしました。

HD650は言わずと知れた、抜群の定位感と音場感を備えたオープン型ヘッドホンの定番モデルで、5万前後のオープン型ヘッドホンの最強モデルでしょう。さて、このD650に対応したHPC-35HDXは、前作のHPC-35HDから音質アップ&耐久性向上&カラーバリエーション展開(黒と銀)&価格ダウンを図ったケーブルで、気軽にHD650の音質アップと美観の向上と使い勝手の向上が図れると人気です。イベント当日の試聴体験者からも、非常に注目を集めていました。

こちらはオヤイデ電気が今春から日本総代理店を務めることになった香港はソングスオーディオのイヤホンリケーブル群。SHUREのSEシリーズ用が4種類、アルティメットイヤーズ10Pro用が4種類、ゼンハイザーのIE8/IE80用が4種類の計12品目もの壮観なラインナップ!ソングスオーディオの交換ケーブルは音色とグレード別に4種類あって、 ユニバース(Universe)、ユニバースPRO(Universe PRO)、ギャラクシー(Galaxy)、ギャラクシーPLUS(Galaxy PLUS)のラインナップとなり、それぞれ以下の特徴を有します。

Universe:銀メッキ高純度銅4芯ケーブル(左右各2本)。クリアなサウンド、量感のある音色、広い音場、ナチュラルな各帯域のバランス感と、スムースな表現を特徴とするケーブルです。サウンドクオリティの全体的な向上が見込め、特に全体の整ったバランスを求めるユーザー向き。

Universe Pro:銀メッキ高純度銅6芯ケーブル(左右各3本)。Song's-Audioの中でもトップエンドの製品の一つであり、全体的な音質とバランスの向上、またヴォーカルのエモーションの絶妙かつ卓越した表現力を特徴としたケーブルです。特に、Sennhieser IE80/8のキャラクターはそのままに、最上級のパフォーマンスと表現力を追求するユーザーに適したケーブルです。

Galaxy:銀メッキ高純度銅4芯アニール処理ケーブル(左右各2本)。コントロール能力に優れ、ダイナミックかつ、前に出てくるボイス、深いベース、広い音場を特徴とするケーブルです。サウンドクオリティは全体的に向上しますが、特に中域のヴォーカルの音質が際立ちますので、 ヴォーカルのリスニングを好み、高い質を求めるユーザーに適したケーブルとなります。

Galaxy Plus銀メッキ高純度銅6芯アニール処理ケーブル(左右各3本)。Song's-Audioの中でもトップエンドの製品の一つであり、明晰なサウンド、高音域と定位感の著しい向上を特徴とするケーブルです。また、その中音域全体の素晴らしいクオリティから、ボーカルの質感を追求しているユーザーや、分析的に楽曲を聴くモニターライクな目的にも適したケーブルとなります。


SongsAudioにも非常に高い関心が寄せられ、試聴者で賑わいました。イヤホンリケーブルの新時代を予見させるSongsAudioのイヤホン交換ケーブル。取り扱いは、オヤイデ電気秋葉原店オヤイデオンラインショップ、ならびにフジヤエービックイーイヤホンでの限定販売品となります。これらの取扱店では、現在IE8/IE80用リケーブルのみの販売ですが、今回のイベントで展示したSE用(MMCXタイプ)、10Pro用リケーブルもおいおい販売予定です。

さて、こちらはオヤイデ電気が日本総販売元を務める中国のオーディオメーカーFiiOのポタアン(PHPA)とポータブルプレーヤー(DAP)。

オヤイデブース最大の注目を集めたのが、このFiiOの携帯音楽プレーヤーX3。


混乱を避けるため事前の展示予告をあえて行わなかったにも関わらず、X3の展示に気づいた来場者が試聴のために長蛇の列。数年前から製品化がささやかれ、ヘッドファイなどのサイトで話題にもなっていたX3。中国などでは今春から発売開始されているのですが、オヤイデ電気では現在動作検証中で、製品の安定動作が確認されてからの発売となります。この手のポータブルプレーヤーは、言語表示やアルバムアートの表示や各種音源での動作検証、PCとの接続検証、ファームウェアアップデートなどなど、検証項目は多岐にわたりますので、FiiOが中国で発売開始しても、日本での発売をおいそれとすぐに開始するわけにはいかないのです。X3を待ちわびている方々、もうしばしお待ち下さいね。今回のイベントでもお使いになられた方々から多くのご意見がいただきましたので、そのリサーチ結果を元に、体制を整えた上で発売します。

こちらはFiiOの新型ポタアンE12。今年はじめのポタ研でも展示しましたが、発売時期が当初予定の4月から遅れて6月になりそうです。価格は未定ですが、たしか2万円を切る価格になるはずです。DAC機能を有さない純粋なアナログアンプで、FiiOの製品の中では大きめのポタアンですが、厚みが薄いのでiPodやiPhoneと重ねてちょうど同じくらいの大きさになるので、意外と収まりが良いです。E12はオペアンプ固定型のタイプと、オペアンプ交換可能タイプの2種類がラインナップ予定。オヤイデ電気ではオペアンプ固定型の取り扱いは確定しているのですが、オペアンプ交換型の取り扱いについては、オペアンプの交換時に機器の内部をユーザーが開けて触ることになるため、オペアンプの取付けミスや破損や相性問題が予想され、保証問題やサポートの有無を含めて、発売の可否を慎重に検討中です。

こちらはFiiOのポタアンE17E07K。E17は昨年発売のFiiOの最上位ポタアンでDAC機能を有しています。E07Kは今年のニューモデルで、E7(生産終了)の後継機種で、こちらもDAC機能を有しています。E17はUSB入力以外にも、丸TOSによる光リンク入力、および3.5モノラルミニによる75Ω同軸デジタル入力を備えています。先に紹介したX3は丸TOSによる光リンク出力、および3.5モノラルミニによる75Ω同軸デジタル出力を備えているため、X3とE17を光ケーブルまたは同軸デジタルケーブルで接続可能です。光ケーブルとしては両端丸TOSリンクのL12およびL12Sが発売済みで、これを用いればよろしいかと思います。両端3.5モノラルミニ75Ω同軸デジタルについては、すでに私が試作ケーブルを作りましたので、X3の発売に合わせてこれを発売しようと考えています。

以上、2013春のヘッドホン祭りのオヤイデ電気展示ブースの模様でした。




2013年5月7日火曜日

オヤイデ電気のLANケーブル ただいま限定販売中!



オヤイデ電気で製品化されていないジャンルのオーディオケーブルとは?オプティカルケーブル(TOS LINKケーブル)とLANケーブルでした。TOS LINKケーブルに関しては、3年ほど前に製品化を模索したことがあるのですが、需要少との判断から開発を断念。 



その後、今春から中国FiiOブランドのL12およびL12Sを輸入販売することによって、ポータブルオーディオやMacBookの丸TOSへの需要を満たすことができました。オヤイデブランドのTOSリンクケーブルについては、個人的には製品化したい気持ちもないことはないのですが、やはり製品化に見合う需要を鑑みると難しいかもです。


LANケーブルに関しては、LINNのDSをはじめとするネットワークオーディオにおいて、近年LANケーブルの需要が高まっており、またプロ向けにおいては録音スタジオやDJブースでの音声データの伝送にLANケーブルが利用されることがあります。これらLANケーブルの需要増に応えるべく、オヤイデのプロ向けブランド「NEO」の開発担当者は、d+シリーズでの製品展開を企画しているようです。で、この度、その先行試作とも言えるLANケーブルが、オヤイデ電気秋葉原店で限定発売されることになりました。ま、すでに地味に3月から発売開始しているのですが、改めてのご紹介ということで。


そのLANケーブルとは、「オーダーメイド オーディオグレード LANケーブル」という素っ気ない名前のもので、お値段も1mもので5,985円となぜか商売気が全くない安値にしてしまっているのですが、内容は相当にグレード高いです。ケーブルは鮮やかなイエローカラーで、このカラーはこの先行試作モデルならではの仕様らしいです。




オヤイデ電気が手がけるので、コストパフォーマンスは随一です。まず、導体には銀メッキ銅線を採用し、アルミホイルシールドと編組シールドの2重シールドによりカテゴリー7相当とも言えるカテゴリー6aに準拠した伝送性能を獲得しています。ここだけの話、実はこのケーブル、米国の某著名オーディオケーブルメーカーの1.5m33,000円のLANケーブルと同じ内容のケーブルでして、使っているプラグも同じで、テレガードナー製のカテゴリー6a用イーサネットコネクターを装着しています。違いはケーブルの外装仕上げとケーブル引き出し口の樹脂モールドだけです。しかし、このケーブルにこのプラグが付いて1mもので5,000円弱とは、ほとんど儲け無しの破格値。なぜこんな値付けにしたのか・・・。

ところで、オヤイデ電気製のLANケーブルと某社製のLANケーブルは、解像度やレンジ感は同等ながら、音色には若干の違いがあります。某社製は高域が大人しいアダルトな傾向で、オヤイデ電気製は高域が溌剌としたシャープなモニター調の印象。なお、このLANケーブル、オヤイデ電気秋葉原店とオヤイデオンラインショップでの取り扱いの他、ダイナミックオーディオ5555の2階でもご試聴可能で、同店でのご注文も可能です。受注生産品ですので、いずれの店でのご注文でも、2週間ほどの納期をいただいております。長さはご希望のとおりに製作可能。例えば3mもので7,035円、5mもので9,135円、それ以上の長さでも、たぶん1,050円/mの加算で長尺ものの製作が可能のようです。詳しくはオヤイデ電気秋葉原店オヤイデ電気のお問い合わせフォームからお問い合わせ下さい。

非常にコストパフォーマンスに優れたLANケーブルなので、いままで長尺もので高音質なLANケーブルをお探しだった方や、一般のパソコン用LANケーブルでお茶を濁していたネットワークオーディオユーザーのグレードアップ、それにDENONリンクやアキュフェーズのHSリンクへのご使用にも好適です。手頃な価格で高音質LANケーブルをお探しの方、ぜひオヤイデ電気のオーディオグレードオーダメイドLANケーブルをお試し下さい。販売好調なら全国流通の量産化もあり得るのですが、この高級プラグが付いてこの価格は、テストモデルならではのお買い得!ま、売れ行きが芳しくなければ、この試作ケーブルにて販売終了ということもありうるかもしれませんので、お求めはお早めに。

2013春のヘッドホン祭りでのオヤイデ電気ブース限定特売品公開!


こんばんは!ゴールデンウィークセールのお次ぎは、2013春のヘッドホン祭りですね。今週末の土曜日の5/11に、例年とおりスタジアムプレイス青山で開催されます。


さて、今回のヘッドホン祭り7階Bホール17番のオヤイデ電気ブースでは、今春からオヤイデが国内総代理店となったSongsAudioのイヤホンリケーブル群を限定特価で販売予定です!すでに販売中のIE8/IE80用をはじめ、SHURE SE用、アルティメットイヤーズTriple Fi10用も緊急入荷で特売します!特売価格は来てのお楽しみ。


さらに、オヤイデ電気ブースでは以下の限定製作品を特売します!これらは全て私が企画制作したみじんこシグネチュアモデルとなりまして、先着順の現定数限りとなります。ぜひオヤイデ電気ブースにお越し下さい!



限定数1 
DENON AH-D7100/600ヘッドホンケーブル1.8
HPC-305AHD7100MINI
特価13,000円税込

N純銀を中心導体にあしらったオヤイデ電気FTVS-305をケーブルに使用。プラグも全てオヤイデ電気オリジナルの削り出しロジウムメッキ。デノンAH-D7100およびAH-D600の着脱機構であるモノラルミニプラグを搭載。ピュアシルバーならではの高域の繊細さと華やかさをぜひご堪能ください。アンプ側ミニプラグ仕様。
 




限定数1
DENON AH-D7100/600ヘッドホンケーブル3.5
HPC-305AHD7100TRS
特価16,000円税込

N純銀を中心導体にあしらったFTVS-305をケーブルに使用。プラグも全てオヤイデ電気オリジナルの削り出しロジウムメッキ。デノンAH-D7100およびAH-D600の着脱機構であるモノラルミニプラグを搭載。ピュアシルバーならではの高域の繊細さと華やかさをぜひご堪能ください。アンプ側標準プラグ仕様。
 




限定数1本
3.5ステレオミニ-3.5ステレオミニケーブル1.0
限定数1本
3.5ステレオミニ-3.5ステレオミニケーブル1.2
HPC-305MM
いずれも特価8,000円税込

N純銀を中心導体にあしらったFTVS-305をケーブルに使用。プラグも全てオヤイデ電気オリジナルの削り出しロジウムメッキ。3.5ステレオミニ入出力機器同士の音声伝送に好適です。ピュアシルバーならではの高域の繊細さと華やかさをぜひご堪能ください。
 




限定数2ペア
RCA-RCAケーブル1.0
HPC-305RR
特価9,000円税込

N純銀を中心導体にあしらったFTVS-305をケーブルに使用。プラグも全てオヤイデ電気オリジナルの削り出しロジウムメッキ。ホームオーディオなどのRCA入出力機器同士の音声伝送に好適です。ピュアシルバーならではの高域の繊細さと華やかさをぜひご堪能ください。






限定数3
3.5ステレオミニ-RCAケーブル1.3
HPC-305MR
特価10,000円税込

N純銀を中心導体にあしらったFTVS-305をケーブルに使用。プラグも全てオヤイデ電気オリジナルの削り出しロジウムメッキ。携帯音楽プレーヤーからホームオーディオなどへの音声伝送に好適です。ピュアシルバーならではの高域の繊細さと華やかさをぜひご堪能ください。




限定数6
DENON AH-D7100/600
バランス式ヘッドホンケーブル2.5
HPC-AHD7100BAL
特価12,000円税込

今や貴重なPCOCC-Aを用いた、新型ヘッドホンケーブルHPC-24Sをケーブルに使用したバランス式ヘッドホンケーブル。HPC-24Sはノイズ低減効果のあるシルク介在に、耐久性に優れたエラストマーシース、強度に優れたアラミド繊維を備えた新型ケーブルです。プラグも全てオヤイデ電気オリジナルの削り出しロジウムメッキ。ヘッドホン側端末にデノンのAH-D7100およびAH-D600の着脱機構であるモノラルミニプラグを搭載。3極XLR2個出しタイプのバランス出力ヘッドホンアンプ専用ケーブルとなります。結線方式は2番HOT、3番COLDです。ヘッドホン側プラグ以外は、HPC-HD650BAL/HPC-HD800BALと同等の仕様です。


<HPC-HD650BALが使用可能な3pinXLR着脱方式のバランス出力ヘッドホンアンプ>
  • Blossom:BLO-0169、BLO-3090、BLO0299
  • N-mode:X-HA1
  • Luxman: P-700u(背面スイッチで位相切り替えを行って下さい。)
  • C.E.C. :HD53N
  • Intercity:MBA-1、MBA-1S、MBA-1Platinum 、MBA-1Platinum Black
  • izo:iHA-32-2013
  • RATOC:RAL-DSDHA2
 




限定数2
電源ケーブル1.8
TUNAMI NIGO GPX
特価18,000円税込

今や貴重な導体となったPCOCC-A導体5.5sq 2芯タイプのTUNAMI NIGOに、TUNAMI GPXに使われているP-046フェラーリレッドカバープラグをアッセンブル。TUNAMI GPXの迫力と低域のボリューム感を継承しつつ、高域のぎらつきやアクが抑えられています。量感豊かでありながらフラットで癖が少ない。見た目も新鮮なレッドとホワイトのツートンカラーに仕上がっています。同様のグレードの材料を揃えるだけでも実売22,000円相当するこのケーブルが祭り大特価!オーディオみじんこ荒川による手作り品。
 




限定数2
電源ケーブル1.8
TUNAMI NIGO GPX-R
特価20,000円税込

今や貴重な導体となったPCOCC-A導体5.5sq 2芯タイプのTUNAMI NIGOに、TUNAMI GPX-Rに使われているP-004セラミックホワイトカバープラグをアッセンブル。TUNAMI GPX-Rの迫力と低域のボリューム感とワイドレンジ感と高域の伸びの良さを継承しつつ、高域のぎらつきやアクが抑えられています。量感豊かでありながらフラットで癖が少ない。プレミア感溢れるオールホワイトカラー。同じグレードの材料を揃えるだけでも実売25,000円相当するこのケーブルが祭り大特価!オーディオみじんこ荒川による手作り品。