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2013年5月7日火曜日

オヤイデ電気のLANケーブル ただいま限定販売中!



オヤイデ電気で製品化されていないジャンルのオーディオケーブルとは?オプティカルケーブル(TOS LINKケーブル)とLANケーブルでした。TOS LINKケーブルに関しては、3年ほど前に製品化を模索したことがあるのですが、需要少との判断から開発を断念。 



その後、今春から中国FiiOブランドのL12およびL12Sを輸入販売することによって、ポータブルオーディオやMacBookの丸TOSへの需要を満たすことができました。オヤイデブランドのTOSリンクケーブルについては、個人的には製品化したい気持ちもないことはないのですが、やはり製品化に見合う需要を鑑みると難しいかもです。


LANケーブルに関しては、LINNのDSをはじめとするネットワークオーディオにおいて、近年LANケーブルの需要が高まっており、またプロ向けにおいては録音スタジオやDJブースでの音声データの伝送にLANケーブルが利用されることがあります。これらLANケーブルの需要増に応えるべく、オヤイデのプロ向けブランド「NEO」の開発担当者は、d+シリーズでの製品展開を企画しているようです。で、この度、その先行試作とも言えるLANケーブルが、オヤイデ電気秋葉原店で限定発売されることになりました。ま、すでに地味に3月から発売開始しているのですが、改めてのご紹介ということで。


そのLANケーブルとは、「オーダーメイド オーディオグレード LANケーブル」という素っ気ない名前のもので、お値段も1mもので5,985円となぜか商売気が全くない安値にしてしまっているのですが、内容は相当にグレード高いです。ケーブルは鮮やかなイエローカラーで、このカラーはこの先行試作モデルならではの仕様らしいです。




オヤイデ電気が手がけるので、コストパフォーマンスは随一です。まず、導体には銀メッキ銅線を採用し、アルミホイルシールドと編組シールドの2重シールドによりカテゴリー7相当とも言えるカテゴリー6aに準拠した伝送性能を獲得しています。ここだけの話、実はこのケーブル、米国の某著名オーディオケーブルメーカーの1.5m33,000円のLANケーブルと同じ内容のケーブルでして、使っているプラグも同じで、テレガードナー製のカテゴリー6a用イーサネットコネクターを装着しています。違いはケーブルの外装仕上げとケーブル引き出し口の樹脂モールドだけです。しかし、このケーブルにこのプラグが付いて1mもので5,000円弱とは、ほとんど儲け無しの破格値。なぜこんな値付けにしたのか・・・。

ところで、オヤイデ電気製のLANケーブルと某社製のLANケーブルは、解像度やレンジ感は同等ながら、音色には若干の違いがあります。某社製は高域が大人しいアダルトな傾向で、オヤイデ電気製は高域が溌剌としたシャープなモニター調の印象。なお、このLANケーブル、オヤイデ電気秋葉原店とオヤイデオンラインショップでの取り扱いの他、ダイナミックオーディオ5555の2階でもご試聴可能で、同店でのご注文も可能です。受注生産品ですので、いずれの店でのご注文でも、2週間ほどの納期をいただいております。長さはご希望のとおりに製作可能。例えば3mもので7,035円、5mもので9,135円、それ以上の長さでも、たぶん1,050円/mの加算で長尺ものの製作が可能のようです。詳しくはオヤイデ電気秋葉原店オヤイデ電気のお問い合わせフォームからお問い合わせ下さい。

非常にコストパフォーマンスに優れたLANケーブルなので、いままで長尺もので高音質なLANケーブルをお探しだった方や、一般のパソコン用LANケーブルでお茶を濁していたネットワークオーディオユーザーのグレードアップ、それにDENONリンクやアキュフェーズのHSリンクへのご使用にも好適です。手頃な価格で高音質LANケーブルをお探しの方、ぜひオヤイデ電気のオーディオグレードオーダメイドLANケーブルをお試し下さい。販売好調なら全国流通の量産化もあり得るのですが、この高級プラグが付いてこの価格は、テストモデルならではのお買い得!ま、売れ行きが芳しくなければ、この試作ケーブルにて販売終了ということもありうるかもしれませんので、お求めはお早めに。

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