この本、月刊ステレオに2013年から連載されている田中伊佐資氏の「ビニジャン アナログの壺」をまとめたムック本。田中伊佐資氏と、音楽之友社のステレオ編集部の吉野氏とが、オーディオ・音楽業界にアンテナを張り巡らせて、「これ面白い!」と思ったネタなり人なりを取り上げて記事にしています。
16インチターンテーブルの会。アナログ、メカ好き、ビンテージオーディオスキにとっては、のっけから楽しい記事が満載でごわす。 逆に、最新のハイエンド機器好きの方には響かないかも。
これは用賀のバー「タピエフ」の訪問記。
それにしてもメノウのトーンアームって、見るからにすごいなぁ。雑誌連載時に比して、このムック本では、写真も一部カラー化されたので、より読み応え、見ごたえがありますよ。
ガラード301の自作軸受けの数々。そういえば、私もエピタフのマスターが調整したルビー軸受けの301を一時期使っていたのでした。いつかエピタフに行ってみたい。
この自作の木製アームや陶器製アームもびっくりです。
そうか、作ろうと思えば作れるんだ、作ってみたい!そう思わせる渋いアームですな。
要はやじろべえのように、カートリッジ側と、反対のウエイト側とで平行が保てるようにできればいいわけですな。細かいことを言うと、スタティックやダイナミックバランス、インサイドフォース、ハイコンプライアンス、ラテラルバランスなどなど、加味すべき要素はたーくさんあるんだろうけど、そうでなくても音が出るのが、アナログの良いところ。
こちらの記事には私、みじんこ荒川が出ています。アースのツボを探せの前編と後編。
前編ではいろいろな配線材をトーンアームのアース線に使ってみて、音の変化を楽しむというモノ。これが劇的に違ったんですよ!
後編ではエントレックの仮想アース装置、テルスとシルバーテルスを田中伊佐資さんの自宅オーディオシステムにつないでの音の変化を試聴。これも楽しかった。さらに、自作アース壺や炭も登場。その効果も驚くものがありました。詳しくは読んでね。
シュアー歴代カートリッジ王者決定戦にも、私みじんこ荒川が呼ばれて出ています。
これもいい経験でした。カートリッジ職人で有名な柄沢さんとも、この時に初めてお会いしたのでした。
というわけで、ぜひこの本買ってあげてください!今日から全国の書店で発売開始です!この本が売れれば、第二弾が発刊されますので。
0 件のコメント:
コメントを投稿