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2014年6月26日木曜日

L/i15EMXに使われているL/i15PCOCC-A切売り電源ケーブル発売中!

先々月あたりからひっそりとオヤイデ電気秋葉原店とオンラインショップで単売開始しましたLi15PCOCC-A。PCOCC-A導体を採用したノンシールドスターカッド構造の電源ケーブル切売り品です。いよいよPCOCC-A製品売りつくしということで放出となりました。PCOCC-Aなのに1mあたり3,629円のお買い得価格です!

L/i15PCOCC-Aはご存知、オヤイデの眼鏡型電源ケーブルL/i15EMXに使われているケーブル部分です。



L/iシリーズは半世紀前からオヤイデが発売しているオーディオ用電源ケーブルで、おそらく世界初のオーディオ用電源ケーブルではないかと思います。で、こちらL/i15PCOCC-Aは兄貴分のLi50に比べて少し細めに設計されており、そうは言っても各芯0.75スケアあるので、2本束ねて1.5スケアと、電源ケーブルとしては必要充分な導体断面積を確保できます。
しかもL/iシリーズ唯一のPCOCC-A導体ケーブルです。その他のL/iシリーズはタフピッチあるいはOFCです。

L/iシリーズはシールドが無いのが特徴ですが、4芯スターカッド構造線なので、自己ノイズキャンセル効果があり、ノイズにも強いです。必要悪のシールドが無い分、音質はすっきりとクリアで、意外や意外、分解能も高いです。また、L/iシリーズの特徴として、絶縁材が柔らかいシリコン製、シースも柔らかいテトロン繊維なので、柔軟性もぴか一。L/iシリーズ唯一の欠点、レンジの狭さも、L/i15PCOCC-AではPCOCC-A導体を採用している事もあって、その欠点を導体の特性でカバーし、レンジ感はけっこう広めです。

L/i15PCOCC-Aのケーブル外径は7.5ミリと細めなので、狭い空間の引き回しにも好適です。応用編としては、ケーブルの細さを利用して、例えばRCAプラグを装着してのRCAケーブルなどにも仕立てられます。オヤイデで売っているRCAプラグの、その多くは開口径9ミリのものが多いので、L/i15を容易に差し込めます。ハンダ付けがちょっと大変そうですが。電源ケーブルとしては細めのL/i15ですが、ラインケーブルとして使用した場合、1.5スケアの導体断面積で、しかもPCOCC-Aとなれば、低域どっしり量感豊かに、かつ分解能に優れたワイドレンジRCAケーブルが出来上がるかも。あの低域ガッツリのTUNAMI TERZOでさえ、導体断面積は1.25スケアですから。ま、L/i15PCOCC-Aのラインケーブル自作、自分でまだ試したわけではないんですけど、誰かやってみてぇ!






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