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2011年11月9日水曜日

2011秋のヘッドホン祭りご報告その4

2011秋のヘッドホン祭りご報告その4です。ここからはヘッドホン祭りの会場で、私が興味を惹いた展示のうち、うまく撮影できたものをごご紹介します。いやー、どうもカメラの設定がうまくいかなくて、撮った写真の大部分がピンボケに・・・とほほ。


こちら8階のラトックシステム。USB-DAC RAL-24192UT1や、USBクリーン電源RAL-PS0514、iPodデジタルコンバーターRAL-1648iなどなど、積み重なった機器が、まるで要塞のよう。テクダス(TechDAS)のUSB-DACのD-7が、なぜラトックのブースに置かれているかと言うと、この製品のUSB-DAC回路含め、設計をラトックシステムが行っているため。


ALO Audioで見かけた迷彩色のRx AMP Mk2 Tectical Edition 。寸法は従来のRx AMPと同じ。右のRx AMPは私の私物。


9階のラックスマン(LUXMAN)のブースでは、今秋発売のUSB-DAC DA-100を展示。wadiaの171iTransportと組み合わせたり、LUXMANのSACDプレーヤーとの組合せで試聴システムが組まれていました。


DA-100を正面から。聴いたところ音質に過不足はさなそうで、10万以下のヘッドホンアンプとして勧められそう。DA-100は、上位機種のDA-200から、プリ機能とXLRアウトを省略したモデル。入力はTOS、RCA、USBの各1系統。出力はRCA1系統。定価71,400円の手頃な価格と、LUXMANらしいデザインも素敵。Duet2と並んで、欲しいと思ったUSB-DACでした。


ラックスマンのブースには、他にこのようなMacbookProとDA-200と新製品のMA-200の組合せを展示。マックとラックスマンのナシ地仕上げがとても似合っていました。


LOCUS Designの極太USBケーブルCynosure。他に例のない極太USBケーブルは、いまもって存在感抜群。ところで、同社代表のLee Weiland氏が2011年8月に亡くなられたことは、すでにウェブ上や雑誌などでアナウンスされていますが、ミックスウェーブの方曰く、まだ後継者が決まっていないそうです。Lee Weiland氏は、USBケーブルによる音の変化の可能性、そしてそれを具現化して見せた、オーディオ用USBケーブルの開拓者。心より御冥福をお祈り申し上げます。


さて、こちらは共同通信社、PCオーディオ展、女子オーディオ、MAYAライブの合同ブース。902号室オヤイデ電気・エレクトリ共同ブースのお隣です。ここではちょうどPCオーディオの第一人者である角田郁雄先生によるPCオーディオの試聴会が行われていました。コードのQBD76HDとMacbookProとの組み合わせなどが試されていました。


同ブースに展示されていたオリオスペックのPCオーディオ機器群。手のひらサイズの本体とそれよりでかい電源部を組み合わせたPCオーディオ用ファンレス静音PC「Canarino1」、完全ファンレスPC兼ネットワークオーディオ用のリッピングサーバーRipping Music Server R3などが展示されていました。近々Canarino2も発売予定とのことで、昨今のPCオーディオブームより遥か前から静音パソコンに長年かかわってきた同店の本領発揮といったところでしょう。


こちら共同通信社のPCオーディオFan No.5。ヘッドホン祭りの当日10/29が発売日でした。とても濃厚な内容ですので、今度のオーディオの流れを知る意味でも、ご一読をお勧めします。

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