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2011年6月2日木曜日

昭和電線製エコシースEM600V EEF/F2.0は超ハイCP!


今日は午後からケーブル試聴をしていました。左上は開発中のハイエンド電源ケーブルで、もじゃもじゃモザイクをかけております。乞うご期待という事で。さらに、エコシースのFケーブルの試聴もしまして、新たな発見というか、掘り出し物がありました!


それがこの昭和電線製のエコシース、EM600V EEF/F2.0です。右はお馴染み、音がよいFケーブルとして福田先生おすすめのエコシースHS&T(旧 東日共三)のEM600VEEF/F2.0です。
正直、昭和電線製のEM600V EEF/F2.0は音よかったです。両者の主だった違いについて以下に勝手に述べます。

HS&TのEM600V EEF/F2.0は高域の切れと勢いがあるものの、頭打ちなやや抑圧された、寸どまりな高域。オーソドックスで、聴き慣れたほどよい帯域バランスだが、やや単調な表現で、色艶は可もなく不可もなく、音場感はもっと欲しい。

一方の昭和電線製EM600V EEF/F2.0、これは価格的にはHS&Tと同額レベルのはずだが、圧倒的に音抜けよし、高域に詰まる感じがなく自然に伸びきり、抑圧感が感じられない。ベースがややタイトながら、エッジをほどよく効かせてリアルに表現され、低域の量感はHS&Tと同等なものの、質はこちらが上。俗に言う、うぶ毛的な質感も感じさせる上質な表現力。この日、他社の5-10万円の高級ケーブルも数本試聴したのですが、昭和電線製エコシースの方がはるかによい場合もけっこうありました。

この昭和電線製EM600V EEF/F2.0しかり、昭和電線は非常に高度な銅の精錬技術を有しており、銅の質の良さが、音の良さに起因しているようです。いままでオーディオ分野にこのエコシースが知られていなかったのが惜しいというか、みっけもんというか。試聴用に1ロール100mあまりしかありませんが、反響があればオヤイデ電気直営店で売ろうかと思います。

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