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2011年6月1日水曜日
ジーンズメイトアキバあそび館閉店
ジーンズメイトのアキバあそび館。2009.12にオープンした萌え系雑貨、プラモデル、秋葉原土産などを扱う雑貨店としてオープン。約1年半後の2011.5.23、ついに閉店してしまいました。すでに看板も取り払われています。残念だが仕方ない。
閉店の模様などはアキバあそび館メイド日記を。このブログを読むと、メイドさんたちのがんばりむなしく、閉店やむなくという感じが伝わってきて、とても物悲しい。
このビル、私が記憶しているのでは、私の個人のホームページにもあるように、2007年までは多少の変遷はあるものの、LaoxのMac専門店が入居していました。
これは2005年に撮影したもの。
その後、同ビルは2007年にLaoxのアソビットシティに改装されました。
2007年5月に撮影。
ジーンズメイトのアキバあそび館は、このラオックスアソビットシティの内容を継承する形で、2009年にオープン。メイドさん姿の店員さんが常駐する大規模雑貨店として、オープン当初は客入りもよかったように記憶しています。そういえば、ジーンズメイトのアキバあそび館のオープンとほぼ同時期に、中央通りにアオキ秋葉原店もオープン。従来、秋葉原とは無縁に思えた異業種が、アキバ人気にあやかって参入してきたな、と思いました。
しかしながら、広大な店舗面積に比して展示内容の独自性が薄く、似たような萌え系グッズを扱う店に対してのアドバンテージが見出しにくく、さらには、駅から至便にコトブキヤラジオ会館店などの競合店がオープン。アキバ土産を買う観光客はそちらに流れて行きました。
アキバあそび館は、オープンからしばらくすると、客入りはまばら。広大なフロアが逆にあだとなって、閑散とした雰囲気がフロアに漂っていました。これにはこのビルの構造的な問題もあって、上りはエスカレーターで上階へ行けるのですが、降りる手段はエレベーターのみで、上下自在に行き来しにくかったです。階段もあるのだが、アキバあそび館ではたしか階段は従業員のみの利用だったように思います。
ま、そんなこんなで、このビルに新たに入居するテナントさんは、広大なフロアを有効に活かせるような、独自性のある、集客力のあるお店でないと、店舗継続は厳しいだろうと思います。Laox旧コンピューター館、石丸ソフトワン、ヤマギワリビナ、石丸ジャズクラシック館、石丸レフィーノ&アネーロ、ダイナサウンドハウス、サトームセン本店などなど、ここ数年で大型店舗の閉店が相次ぐ秋葉原。アキバで広大なフロア面積を有する店が、採算ベースがきちんと合い、活気を有して存続し続けるのは、とても難しいことです。
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