
オヤイデ電気本社製品開発試聴室。3/11の震災の際にも、ここ御茶ノ水はずいぶんと揺れたのですが、たまたまその時うちの社長が試聴室にいて、倒れかけたウィルソンオーディオのサーシャを支え、転倒を回避することができました。

サーシャは転倒を免れたものの、スパイク受けからスパイクが完全に外れた状態となっておりました。人間の力でこのスピーカーを持ち上げようとしてもなかなか持ち上がらないのに、スパイク受けから容易にスパイクが外れるほどスピーカーを揺り動かすとは、地震のエネルギーの凄まじさを感じます。
で、スパイク支持は不安ということになりまして、余震で倒れてはまずいので、コンクリートブロックを下に嵌めました。うーん、ずいぶんと粗っぽい地震対策だなぁ。

しかしながら今日、コンクリードブロックを外し、元通りにしました。足元にはオヤイデのステンレススパイク受けINS-SPが嵌まっています。実は明日、大事な試聴テストがあるのです。

地震直後はあわてていたこともあり、地震が来てもサーシャの上が脱落しないよう、社長とふたりでガムテープでサーシャの上と下を固定しました。なんと荒っぽいことをしたことか。痛々しいよぅ。

で、このガムテープも田宮のエナメルシンナーX-20を使って丁寧に剥がしました。X-20は下地を傷めにくく、かつ浸透力に優れているので、テープ剥離や汚れ落としにかなり使えます。

幸い傷一つ付けることなくテープをはがせました。

さて、こちらオーディオ機器類。おやおやずいぶんと機材が増えてます。やたらとオーディオインターフェースがありますね。RMEのFirefaceUCと、プリズムサウンドのOrpheusと、MacBookProは会社の備品。APOGEEのROSETTA200、Ensemble、アンテロープのOCX、これらは私の私物です。

明日はオヤイデのインターコネクトケーブルやUSBケーブルなどを一斉比較試聴します。あ、一般公開ではないのでごめんなさい。試聴の模様は季刊オーディオアクセサリー141号(5月発売)に掲載予定です。録画もするのでいずれはネットで試聴の模様を公開予定です!
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