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2010年5月13日木曜日

ヘッドホン祭2010春レポートその2


昨日に引き続きまして、フジヤエービック主催のヘッドホン祭2010春レポートその2です(その1)。
会場の中野サンプラザ、後ろ側からみるとなかなか尖がってます。「測れ!とんがり計測部」で計測してもらったら結構いい角度が出そうな。


お昼過ぎのオヤイデ電気ブース。FiiOE7に注目が集まります。みなさん黙々と試聴されています。試聴後の感想を総じてまとめると、輪郭鮮明、音像が引き締まり、細かい音をよく表出する、など解像度基調であるという意見が大多数。今風にいうと「ハイレゾリューション」って事かな。また、シビアに音が出てくるので長時間だと聴き疲れするかも、といった意見もあり、当然のことながら好き嫌いは分かれると思います。また値段に関し、このクオリティで1万円程度なら買います!という方が大多数。6月ごろには全国の家電量販店に並ぶと思いますので、乞うご期待下さい。ちなみに、一刻も早くE7を試聴したいという方は、昨日からオヤイデ電気の秋葉原店に試聴機を置いてますので、秋葉原までお越しください。


リーフルームにブースを構えるフックアップの展示風景。アンテロープのマスタークロックジェネレーターOCXや、TRINITY、がセットされてます。さらに右端にはルビジウムオシレーターによる10MHzアトミッククロックの10Mも鎮座しています。

OCXは手ごろな価格で高性能、オーディオ雑誌などでも度々取り上げられ、またオーディオ店で売られていたり、実際に導入しているマニアの方々も多く、 オーディオマニアの間でも知名度が高いクロックジェネレーターですね。実勢価格が、発売当初の24万から、最近は16万程度に値下がりしているようです し。私もクロック繋げられる機器を購入した暁には、OCXが欲しい!

AntelopeのDAコンバーター内蔵ヘッドホンアンプZODIAC+というのも展示されてました。アナログRCAやXLRはもとより、USB(ミニBタイプ)やS/PDIF、XLR(AES)、TOSなどデジタル入力完備!192kHz入力対応!なんだぁ、この凄まじい盛り込みっぷりとスペックは!クロックにも相当こだわっているみたいだし、デザインもイカしている。

私的にはシルバーパネルのZODIACがデザイン的にはより好み。異常にかっこいいです。価格はフジヤエービックで249,800円と、ヘッドホンアンプとしてはなかなかにハイエンドですが、XLRバランスやRCAアンバランス出力もあり、ZODIACはUSB-DAC機能付きのDAコンバーターともいえる。DAコンバーターに高性能のヘッドホンアンプ機能が付随していると考えると、むしろ安いかも。


タイムロードのブース。お馴染みCHORDのコーラルシリーズ、CDプレーヤーのCODAと、DAコンバーターのQBD76。QBD76はUSB入力(USB-Bフルサイズ)が1系統あり、USB-DACとしても機能します。またブルートゥースでパソコンなどからの無線接続も可能です。私もかつてDAC64Mk2を使っていたので、後継機のQBD76には興味があります(若干デザインが行き過ぎている気もするけど)。ただ、お値段がお値段なので、なかなかおいそれにとは・・・。


さて、こちらはCHORDのUSB-DAC、コーデットジェム(ChordetteGem)。コーラルシリーズのデザインを継承しつつ、さらにコンパクトにまとまっています。コーデットに関しては、すでに発売から2年近く経過しているので、オーディオ店の店頭でご覧になられた方も多いでしょうし、実際にお使いの方もいらっしゃるでしょう。コードの製品にしては値段が実売6万程度と、価格も手ごろなUSB-DACです。気になるのは、アナログRCAジャックがかなり近接して配置されている点。太めのRCAプラグだと隣同士接触してしまいそうです。


コーデットはシリーズ化するようで、こちらは新製品のコーデットヘッドホンアンプコーデット トーカン(Chordetee Toucan)。2010年6月発売で、価格は115,500円。筺体の大きさはコーデットジェムと同じで、前面にボリュームと、ヘッドホン出力が2つ付いてます。USB入力とアナログRCA入力/アナログXLR入力が付いてます。

続きはまた今度。

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