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2017年5月16日火曜日

音展2017 オヤイデ電気のブースの様子

 先週土日に有楽町国際フォーラムで音展2017が開催されました。

ガラス棟の4階から6階、離れのD棟を使った、国内最大規模のオーディオ&ビジュアル展示会です。

今回から開催地が有楽町国際フォーラムとなったことで来場しやすくなりました。有楽町国際フォーラムはオーディオマニアにとって、インターナショナルオーディオショーの開催地として馴染み深いはず。

小柳出電気は4階の一番端、G401号室での開催です。

オヤイデブースの入り口には、精密導体102 SSCの展示パネルや、カタログ類、雑誌が並びます。

 ブースの広さは52平米、天井高さは2.7mの、普段は小規模の会議室として使われている部屋です。

 部屋の両端に展示テーブルを設け、オヤイデ電気のオーディオ用ケーブル、オーディオアクセサリーを展示しました。


向かって右のテーブルには、オヤイデ電気の電源ケーブル、電源タップを陳列。

SWOシリーズやR1/R0などのオヤイデ電気のコンセントの展示風景。

その隣は、INS-BSをはじめとした、オヤイデ電気のインシュレーター類。電源プラグ/IECコネクターのP/Cシリーズも展示。

左のテーブルには、BR-12STB-MSXなどといったオヤイデ電気のアナログアクセサリーを展示。


PA-02TR/TX V2、ACROSS750 RR/XX V2、TUNAMI TERZO RR/XX V2、AZ-9140/AR-910といった、オヤイデ電気のインターコネクトRCA/XLRケーブルも展示。

オヤイデ電気のUSBケーブルContinental5S V2、DB-510/DR-510などのデジタルケーブル、テレビアンテナケーブルDV-510F。5N純銀を信号導体に使った、オヤイデの純銀ケーブルシリーズです。

 オヤイデ電気のスピーカーケーブルは、手前より、リッツ線導体のOR-800シリーズ、102SSC導体のACROSS3000シリーズ、TUNAMI NIGO V2シリーズ。切り売り販売品のEXPLORER V2シリーズも展示。
このように、オヤイデ電気のホームオーディオ用製品が一堂に会するのは、この音展だけ。来場者の皆さんは、実物を手に取り、その造りの良さや質感を体感していただきました。

この手のケーブルやアクセサリーって、普段はオーディオショップのショーケースの中に入っていて、実際に手に触れる機会、なかなかないのですよね。

オヤイデが3年ほど前より輸入代理店を務める、エントレックの仮想アース装置も展示。

  実際に、仮想アース装置やオヤイデ電気のケーブルの試聴会も行いました。

 エントレックやオヤイデケーブルの試聴会には、毎回30名ほどの参加者がいらして、皆さん熱心に私のトークと音に聴き入ってました。

オヤイデ電気ブースの試聴システム全景。
ケーブルを見せるため、オーディオ機器の背面をフロントに向けたセッテイングです。

 

・レコードプレーヤー:テクニクスSL-1200Mk4(絶版 現行だとSL-1200G希望小売価格:330,000円(税抜)またはSL-1200GR 希望小売価格:148,000円(税抜))
 ・フォノイコライザー:ifi Audio iPhono(絶版 現行はiPhono2小売価格:74,000円)
 ・CDトランスポート:B.M.C. BD1.1(絶版 現行はBD2 税抜価格 680,000円)
 ・DAC:ブリキャスティーデザインM-SE1ST 希望小売価格:1,389,000円(税別)
 ・DAC内蔵プリアンプ:B.M.C. DAC1Pre(絶版 現行はDAC1PreHR 税抜価格 860,000円)
 ・パワーアンプ(プリメインアンプ):B.M.C. CS2(絶版 現行はCS B.M.C. 税抜価格 1,060,000 円)
 ・スピーカー MAGICO S-1 Mk2(表面が艶消しのM-CAST仕上げ 税抜価格 2,400,000 円)
 ・オーディオラック:ノールストーン ESSE (60,000円税抜き)


B.M.C.(輸入商社:ゴールドムンドジャパン)

ifi Audio(輸入商社:トップウイング)

iPhono

SL-1200GR

ブリキャスティデザイン(輸入商社:エミライ):1,389,000

MAGICO S-1 Mk2(輸入商社:エレクトリ)

ノールストーン(輸入商社:ナスペック)


SL-1200シリーズは、古くはDJ用というイメージがありますが、 ピュアオーディオにも十分なクオリティを有しています。 さらに現在ではピュアオーディオ向けに SL-1200GRが発売されていますので、 これであればよろしいかと思います。 SL-1200シリーズの素晴らしいところは、音質はもとより アームの調整が容易であること、頑強で壊れにくいこと、 メンテナンスパーツが入手しやすいことなどが挙げられます。


  ifi Audio iPhonoは、背面にEQカーブ、静電容量、インピーダンスの切り替え用のディップスイッチが多数配置されており、非常に細かい微調整が可能です。  これを使いこなせれれば最強です。現に、弊社の同席していたスタッフは、このスイッチを細かくいじって、この再生環境に最適な音を追い込んでいってました。  

あと、カートリッジに合わせたアームの高さ調整や針圧調整を、コンマ数ミリ、数グラム単位で微調整したり、かなり細かい仕事をしております。ちなみにカートリッジはシュアーのV15 TYPE4です。    

こういったセッテイングを追い込んだオヤイデブースの音は、来場者からも多数の高評価を得ました。SL-1200からこんな良い音が聞けるとは、とか、今回の音展で一番良かった、などなど。

今回のオヤイデのシステムの音において音が良かった要因は、ケーブルとスピーカーの基本性能が高いこと、レコードプレーヤーのチューニング(カートリッジに合わせたアームやフォノイコの微調整)を  徹底していること、だと思います。なので、SL-1200のような安いレコードプレーヤーでも、あそこまでの音が出たのだと思います。

もし、現在、現行モデルで同様の音を出すとしたら  
・レコードプレーヤー:テクニクスSL-1200GR
 ・フォノイコライザー:ifi Audio iPhono2 
・プリメインアンプ BMC CS3 
・スピーカー マジコ S-1Mk2 
・ケーブル オヤイデ TUNAMI V2シリーズ  
このような構成になろうかと思います。
S-1Mk2の上にはQ1があり、前回の音展ではQ1をお貸ししてデモをしたのですが、これはさらに高音質ですが、 お値段が400万円と、S-1Mk2の倍近いです。 

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