クリーニングナノクロス。帝人の高機能繊維「ナノフロント」をシート状に織った、究極のクリーニングクロスです!
このクリーニングナノクロスに関しては、音元出版の季刊アナログの2015年春号(47号)の107ページの連載「アナログを磨こう」に掲載されたのが初。その後、数多くの問い合わせをいただきながら、すっかり放置プレーをしてまいりましたが、ようやく皆様にご提供できます。さらにオヤイデ電気秋葉原店限定の売り切り御免の限定品として発売しようかなと。
クリーニングナノクロスは帝人の超極細繊維「ナノフロント®」を織ったクリーニングクロスです。この繊維、先日のがっちりマンデーでも紹介されていた通り、世界一細い繊維として知られており、アレルギーを起こしにくい肌に優しい衣服、グリップ力に優れた高機能手袋などに利用されています。
しかし、ナノフロントをクリーニングクロスとして発売した例は、これが初です。最小ロットが多すぎて、商品化が難しいのか、それとも原価が高いので。性能
が優れているだけにもったいない!そこで私、ナノフロントをシート状に特別に少量製作したサンプルを入手。これを使いやすいサイズにカットし、数量限定で
の販売にこぎつけました。早い者勝ちです。たぶん、近日中にオヤイデ電気秋葉原店限定で、売価700円程度で売り始めると思
います。限定枚数は1300枚程度で、これが無くなったら終わりです。世界で1300人しか手に入れられない究極の磨きクロスです。ナノフロントをクリーニングクロスとして販売するにあたっては、もちろん帝人さんの許諾をいただいています。
指紋で汚れた眼鏡。これ私の眼鏡コレクションのひとつ、TARTのBOWING。60年代ビンテージのオリジナルです。TARTといえばARNELが有名ですが、BOWINGのほうがシャープなデザインで好きです。
一
般のさらりとした眼鏡拭きとは違い、ナノクロスは粘っこく吸い付くので、拭き方にコツがあり、最初は戸惑うかもしれません。
けど、汚れ落とし能力は抜群。研磨剤も入っていないので対象物を傷つける心配もなし。ポリマールやクリーニングスティックECとは対象物に応じて使い分け
るべし。なお、クリーニングナノクロスの眼鏡拭きとしての用途は、帝人の既存業者との兼ね合いのため、表立っては謳えないことになっています。
とりあえず手元にあるSTB-EPを磨いてみました。STB-EPは光沢クロームメッキ仕上げを施しているがゆえに、ちょっとした手垢でも目立ってしまいます。
クリーニングナノクロスは従来の他社クリーニングクロスに比べて、しっとりと吸い付くような触り心地。対象物を拭くと、キュっと吸い付くような感覚があり、綺麗さっぱり汚れを拭き取ります。!
ほら、きれいになったでしょ。錆などを落とすには研磨剤入りのポリマールやピカールややすりを使う必要がありますが、油汚れやほこりなどはクリーニングナノクロスの出番です。またおいおい使用例はアップしてきますね。今週末までしばしお待ちあれ!
ちなみにSTB-EPは、工場での生産が遅れており、年内発売は断念。来年2016年の早くて1月末、加工業者の生産状況によっては2月にずれ込みそうで
す。お待たせして申し訳ございません。
また、ターンテーブルシートMJ-12Mk2は、原価を抑えることができずに、定価設定が目標の3万円台を上回る5万円台にせざるを得なくなり、国内発売を断念。海外のみでの受注製
作販売を行うこととなりました。海外ならいざ知らず、国内でもともと初代が2万円で売られていたのに、見た目変わらず、多少の音色の変化くらいで、倍以上
の定価設定になるくらいなら、発売を見合わせようという、社長の決断でした。しかし、この復活案件、もともとは海外からの要望であったため、MJ-
12Mk2は海外のみで販売。また、日本国内は、とかく販売価格が乱れがち。そして、どこかのショップが安売りをすると、インターネットを通じてすぐに世
界中に安売り情報が知れ渡る昨今。そうなるとプレミア感をつけて受注販売をされようとしている海外の代理店さんに価格の下落でご迷惑をかけるため、国内で
の卸販売は一切行わないこととなりました。将来的にはわかりませんけど、オヤイデ電気秋葉原直営店での販売も見合わせ。
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