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2014年10月8日水曜日

第20回真空管オーディオフェア初日の新導体ケーブル試聴イベントでTUNAMI GPX-R V2が聴けます!

きたる10月12日と13日に第20回真空管オーディオフェアが秋葉原損保会館で開催されます。この試聴会は真空管を用いた真空管アンプをメインに、主に国内の真空管アンプメーカーが出展、自社製品の試聴を各ブースで行うものです。秋葉原という好立地もあり、毎年多くのオーディオファンが来場します。来場者は1階の大広間で行われる即売会場で真空管アンプの自作パーツや高音質ソフト、自作スピーカーのユニットやネットワークパーツを物色。私も毎年訪れますが、初日におおむね出物のパーツ類は売れていきます。真空管アンプに慣れ親しんだ世代ということもあり、他のオーディオ展示会に比べて来場者の年齢層は比較的高い印象はありますが、若い世代もちらほら見かけます。この展示会と対局を成すのは、ヘッドホン祭やポタフェスといった若い世代を中心としたポータブルオーディオ展示会でしょう。ま、オーディオという趣味も多極化が進み、お互い相容れるようでそうはならないところ、これが趣味というもの。真空管オーディオフェアも、ヘッドホン祭やポタフェスも、ここ数年来賑わいを増しているのは良いことです。むしろ状況が逼迫しているのは、若い世代には手が届かず、逆三角形の人口ピラミッド化が進み、「趣味」としてのオーディオから乖離してしまった国内ハイエンドオーディオ市場かもしれません。すなわちピュアオーディオの少子高齢化です。真空管オーディオを趣味とするファンの年齢層も逆三角形だとは思いますが、ハイエンドオーディオとの違いは、家内制手工業に近い小規模メーカーが、それに見合うファン層を相手に、需要に見合った経営を行っている点でしょう。いわば、オーディオファンとメーカーが持ちつ持たれつの関係で、細々ながら継続できているのかもしれません。「枯れた技術」「枯れた趣味」だからこそ、真空管オーディオは本来のオーディオ趣味を保ち得ているのだと思います。まさしくビンテージの味わい。オーディオ業界の現状について、まだ話したいことは沢山ありますが、今回の主題から大きく逸れますので、このくらいにしておきましょう。


さて、今回の真空管オーディオフェアにおいて、音元出版主催のオーディオイベントがイベントルームで開催されます。題して『ケーブル大全2015』誌刊行記念!「旬の音本舗*福田屋」いま話題の新導体ケーブルを聴こう、です。このイベントでは国内5社のケーブルメーカーの電源ケーブルを一斉試聴します。オヤイデ電気からはTUNAMI GPX-R V2がエントリーします。講師はオーディオケーブルの大御所、ご存知オーディオ評論家の福田雅光先生。日時は12日(日)の13時から14時半の1時間半。今年最大の盛り上がりをみせる各社各様のケーブルを一斉比較試聴できる貴重な機会です。オヤイデ電気の精密導体102SSCを採用したV2モデルが東京で聴ける、初の試聴会でもあります。ご興味のある方はぜひご来場ください!ちなみに、真空管オーディオフェアは入場料が500円掛かりますので、あしからず。あ、オヤイデ電気秋葉原店は日曜休業なので、行ってもシャッター閉まってます。すいません〜。13日(月)は営業してますよ。










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