短いのと長いのと2種類ありまして、これは長いほうのHPC-MSL(オンラインショップへのリンク)。長さは1.2mです。 音質とユーザビリティを極限まで高めたミニケーブルです!表立っては謳ってませんが、数量はケーブルの在庫量限りで、かつ私の企画立案になるということで、オーディオみじんこシグネチュアモデルとしての発売になります!
こちらは短いほうのHPC-MSS(オンラインショップへのリンク)。長さは3cmとかなり短いです。
バナナの様にグイっと曲がった、カーブドプラグと呼ばれるミニプラグモールド成形が特徴です。これはL型の取り回しのしやすさと、ストレート型プラグの、他のボタンと接触しにくいというメリットとをミックスさせたミニプラグなのです。
HPC-MSSはご覧の通り、ポータブルオーディオプレーヤーとポータブルアンプとの接続に使います。HPC-MSLは3.5ステレオミニ着脱型のヘッドホンと、ヘッドホンアンプをつなぐためなどに使います。接続例はソース機器がFiiOのX3、ポタアンがFiiOのE12です。X3には3.5ステレオミニのアナログライン出力があるので、ボリュームによる音質劣化無しに外部出力が可能なのです。この接続例の場合、ボリュームはE12側で行うわけです。
HPC-MSS/MSLはとても細くて頑丈なケーブルですので、接続間が近接している接続においても、ケーブルをグニャっと曲げることができます。しかもブラックとシルバーのツートン市松模様カラーは、どんなオーディオ機器にもしっくり馴染みます。この接続例は、E12をひっくり返してX3に重ねたパターンを示しています。とにかく、HPC-MSSの一番のウリは、値段の安さではなく、この極端に短いケーブル長によって、DAP(デジタルオーディオプレーヤー)とPHPA(ポータブルヘッドホンアンプ)とを無駄無くすっきりと接続でき、かつカーブドプラグの採用により、ケーブルがでっぱらないことにあります。これで、鞄の中にDAPとPHPAをスタックして入れても、鞄の底にケーブルが当たっても、ケーブルにかかるストレスをクッションのように逃がす事ができるのです。
HPC-MSLはこんなパッケージで売られます。定価は1本3,000円税抜き。
HPC-MSSはご覧のようなパッケージに入っています。定価は2,400円税抜き。なんとお安いミニケーブルか。いや、ちゃんとオーディオグレードの音質は有していますから、ご安心ください。
ミニミニケーブルの活躍の場と言えば、なかなか限られてしまいそうではありますが、 現在はiPhoneやiPodがライトニングアダプター着脱方式になったことで、その機能制限ゆえのデジタル出しオンリーの状態になりました。そこで、手軽に他のオーディオ機器に音声信号が送ることのできるステレオミニからのヘッドホン出力の需要が高まっています。
また、アステルアンドケルンのAK100をポタアンに接続する際も、TOSリンクや75Ωデジタル接続は、対応するデジタル入力対応ポタアンが必要なことから敷居が高い事もあり、ヘッドホン出力からステレオミニケーブルを使用したアナログ出力が手っ取り早く、HPC-MSSの出番となるのです。特にAK100とラトックのポタアンREX-KEB01Fとを接続する際は、ケーブル長さもぴったり!まさにAK100-REX-KEB01F接続のために生まれたケーブルといっても過言ではないほど、両者をスマートに接続できます。
というわけでこのケーブル、HPC-28-4Uの在庫6000mを使い切ったら終わりです。なにせ、PCOCC-Aがもう手に入りませんから、ケーブルの追加生産ができないのです。そうは言ってもMSLで2000~3000本、MSSで2~4万本程度と、かなりの総生産数を見込んでいます。なので、数量限定と言えばそうなのですが、表立ってのリリース公開文では数量限定とは謳っておりません。
今後、このケーブルの派生形として、片端にミニプラグのメスタイプを有したステレオミニ延長ケーブルバージョンや、片端に2.5マイクロプラグを備えた2.5ステレオマイクロプラグ着脱型ヘッドホンケーブルなども企画しています。実現するかはまだ未定ですが。
では、みなさん1/31の発売まで、いましばしお待ちください。HPC-MSS/MSLは全国のオーディオ店、家電量販店、ヘッドホン専門店、オヤイデ電気秋葉原直営店、オヤイデ電気オンラインショップなどでお求めいただけます!
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