オンラインショップにバナーも無く、目立たなくてすいません。 10/19よりオヤイデ電気秋葉原店店頭でも販売開始します。オンラインショップのご予約者への発送は10/19からとなっていますので、発売日当日にゲットしたい人は、オヤイデ電気秋葉原店店頭に買いにきて下さいね。本の発刊数は1万冊ですが、オヤイデ電気には300冊が入荷します。
こちら本のふろくのRCAケーブルのケーブルとプラグ。もちろん、この本のために特別設計したオヤイデオリジナル設計です。 工作時間はだいたい1時間程度でしょうね。ケーブル工作に手慣れた人なら30分かな。オーディオ評論家の福田雅光先生曰く、4万円クラスのRCAケーブルの音がするとの評価です。プラグだけでも1万クラスの音とのことで、プラグの単売も考えたらとおっしゃっていただいていますので、少し仕様変更した上で、製品化しようかと考えています。このRCAケーブル、企画段階で福田先生のご要望を受けて設計したもので、ほぼ先生のご要望に適っていると思います。唯一、福田先生のご要望に添えなかったのは、メッキをロジウムメッキにしてほしいという点で、これは予算の都合で出来ませんでした。
プラグは真鍮削り出しの本体に、亜鉛合金製カバー。コレットチャック式で、オーディオ機器のRCAジャックに差し込み後、カバーを時計回りに締め上げれば、RCAジャックにがっちり固定できます。 そして、このプラグの特徴は、なんと言ってもケーブル導体をネジ止め固定できるところ。つまり無ハンダでケーブル工作出来るのです!プラグ内部にも様々な工夫が凝らされています。例えば、ホット側に導体が引き回しやすいように、グランド側のネジ止め部の突出を可能な限り小さくしています。ネジは小さすぎず、大きすぎず、しっかりとネジ止めできるようにちょうど良い大きさとしています。ネジ締めにはマイナスドライバーが必要ですので、これは自分でご用意下さい。プラグ本体は金メッキが施され、カバーにはガンメタリックカラーのメッキが施されています。カバーにはステレオのロゴで、赤/白のシルクプリントが施され、右左の判別ができるようになっています。また、本体部にもリング状に赤/白の色入れを行い、左右の判別ができるようになっています。このプラグ、手に取ってもらうと分かるのですが、ずっしりと重いです。プラグの質量は音質に少なからず影響しますので、このプラグの音の良さはプラグの精度もさることながら、この質量によるところが大きいかもしれません。なお、ケーブルの引き出し口の孔径は7.2mm。ふろくのケーブルにぴったり合うように設計されています。孔径が比較的小さいので、その分プラグ本体の真鍮が肉厚なのが、ずっしりとした重みの原因です。
こちらふろくのケーブルの端末を剥いたところ。PCOCC-A導体の0.9mm単線が2本、赤と白の絶縁体に包まれています。赤をプラス(ホット)、白をマイナス(グランド)に使用するのが順当です。シースはハロゲンフリーオーディオシース(エラストマーシース)です。けっこう硬めです。これも音に好影響しています。絶縁体はポリオレフィンです。
故長岡鉄男先生は、VVRケーブルを用いた自作RCAケーブルを、音が良いということで愛用されていましたが、図らずもVVRケーブルとほぼ同じ単線キャブタイヤ構造になっております。ただ、写真では切り落としていますが、ケーブル内には介在チューブが数本存在します。
こちら、オヤイデ電気オンラインショップで、本とセットでオプション購入できるメッシュチューブと熱収縮チューブとのセットを使った完成見本。素組でもブルーシースがかっこいいのですが、メッシュチューブ被覆すると高級感溢れる見栄えになりますね。
これ実際に、明日 10/18から20日まで開かれる音展のオヤイデブースに展示いたします。ご来場の際は、実際に手に取ってみて下さいね。そして自分で作ってみて下さいね。
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