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2013年2月28日木曜日

オヤイデのINSシリーズの特徴と使いこなしを伝授!

 2月末の秋葉原電気街。オヤイデ電気のある総武線高架沿いの様子。

 オヤイデ電気秋葉原店。いろいろ新入荷ものがありまっせ!

 さて、最近の新入荷もので目玉商品は、オヤイデ電気製の新型インシュレーター「INS-BD」!発売まもなく1週間ですが、おかげさまでとても売れています!

こちらオヤイデ電気のINSシリーズ。右からインシュレーター兼スパイク受けINS-SP、スパイクINS-US、インシュレーターINS-CF、インシュレーターINS-BD、インシュレーターINS-SQ、マルチベースインシュレーターINS-BS。

INS-CFはブラック、INS-BDはシルバー、INS-SQはゴールドのパッケージに包まれています!かっこいいでしょ。

オヤイデのインシュレーターは現在6種類あります。うち、INS-SQだけは3月末発売予定で、まだ店頭に並んでいませんが、その他の製品はすでに全国のオーディオ店に並んでいますよ。オヤイデ電気オンラインショップでも通販やってます!

INSシリーズの近影。INS-BS以外は全て直径20mmのコインサイズで、INS-BSのくぼみにはめ込みが可能です。上写真はINS-BDをINS-BSにはめ込んでみたところ。

では、これらのインシュレーターはどんな特徴があるのでしょうか?使いこなしも含めて以下にご紹介しましょう!ご購入時のご参考にしてくださいね。






多層カーボン+テキサリュームによるFRP製インシュレーター。第一印象は分解能が向上し、ソリッドでハイスピードで爽やかな音色。さらに聴き込むと繊細なニュアンス描写、広大なダイナミックレンジが感じられる。音色の色付けが特に少なく、原音忠実。機器の持ち味を最大限引き出す。テキサリューム面(銀色)を上向けにすると艶やかさが優位に、下向きにするとスピード感が優位になるという、使い分けも楽しめる。INSシリーズ随一のハイファイサウンドにして最高峰!









高剛性ステンレス削り出しスパイク/スパイク受け。INS-SP単体でインシュレーターとして使用可能で、中高域のエネルギー感が強化され、低域が強力に引き締まる。INS-USとINS-SPとの組み合わせでは、点接触の作用でS/Nが高まり、高域がより際立ち、低域がさらにタイトに、音の粒立ちがより細かく表現される、極めてシャープでソリッドな音色。リーズナブルな価格も魅力で、コストパフォーマンス高し!







高密度なブラックダイヤモンド(ヘマタイト)を高精度にカットし、丹念に鏡面研磨した天然石インシュレーター。メタリックブラ ックの美しい光沢を帯びる。その音色は明晰でストレートなパワフルサウンド。全体域にわたり音の芯が強く、音像の輪郭が鮮明に描かれる。特定の帯域にピークやディ ップを感じさせることがないフラットバランスな帯域表現。高忠実再生に相応しいモニターライクな逸品!







高硬度なスモーキークォーツ(煙水晶)を高精度にカットし、丹念に鏡面研磨した天然石インシュレーター。アンバースモークカラーのクリスタルな輝きを放つ美しい外観。その音色は実に繊細でリアル。きめ細やかな音の微粒子で空間が満たされるかの如く、滑らかかつ艶やかで、アコースティックな響きがリスナーを包み込む。他では得られないほどに、生々しく有機的なサウンドが秀逸。弦楽器やボーカルものに特に相性良し!







カーボン+真鍮クロームメッキ仕上げのハイブリッドインシュレーター。INS-CF/INS-US/INS-SP/INS-BD/INS-SQをはめ込み可能なマルチベースインシュレーターとしても機能する。中心にφ4.2の孔が設けられ、機器へのネジ留め固定も可能。単体使用では、高域の延びと、中低域の量感と分解能が増し、躍動感あふれるピラミッドバランスな音色を実現。マルチベースとして使用した場合は、両者の特徴がミックス。各種INSシリーズに、高域の延びと、中低域の量感と分解能が加味され、さらに音質向上!


<ワンポイントアドバイス>
~INSシリーズ使いこなしのコツ~


一種類のみを多用するのではなく、各種INSシリーズを組み合わせて使用する。すなわち、効果が一番が強く現れるスピーカーに、一番好みと思われるINS製品を用い、アンプ、ソース機器には別のINS製品をあてがう。このように数種類のINSシリーズを用いることで、音色の過度な偏りを回避しつつ、それぞれの持ち味がミックスされた、より高い相乗効果が期待出来る。

『INSシリーズ推奨組み合わせ例』
スピーカー:INS-SQ  より艶やかに、響きを豊かに鳴らす。
パワーアンプ/プリメインアンプ:INS-BD+INS-BS 中低域に厚みを持たせ、パワフルな躍動感を。
プリアンプ/DAC:INS-SP+INS-US シャープかつソリッドに信号を伝える。
CDプレーヤーなどのソース機器:INS-CF+INS-BS 音楽ソースを原音忠実に引き出す。

2013年2月8日金曜日

いよいよ明日ポタ研が中野サンプラザで開催されます!

いよいよ明日ポタ研が中野サンプラザで開催されます!目新しいケーブルも幾つか持ってきますのでオヤイデ電気ブースに来てね!

2013年2月6日水曜日

オヤイデ電気のクリーニングスティックECが2/8に発売されます!

さてさて来る2/8にオヤイデ電気の新製品「クリーニングスティックEC」が発売されます! この製品はフェルトをプラスチック板に接着固定し、スティック状にカットしたクリーニング用品です。フェルトに含浸させた研磨剤とワックスによって、電極がピカピカになります。写真では分かり肉ですが、このスティックは幅が4mmと狭い先端と、幅が6mmと広い先端とを有した、長細い略台形をしています。細い方はIECコネクターのクリーニングに好適で、広い方はコンセントに好適です。

 
 使い方は簡単。コンセントにクリーニングスティックECを数回抜き差しするだけです。なお、クリーニングスティックECは絶縁材で出来ているので電気は通さないのですが、念のためクリーニング前にブレーカーを落として下さいね。


 IECコネクターの電極のような、細い隙間の奥にある電極にも、クリーニングスティックECはもってこいです。いままでは、IECコネクターを直接掃除できるようなクリーナーはほぼ無いに等しく、せいぜい接点復活剤を吹き付けるくらいしかなかったのです。しかしクリーニングスティックECなら、狭い隙間もなんのその。ほんの数秒であっという間にIECコネクターのクリーニングが行えます!


使い方はコンセントのときと同じで、IECコネクターの電極スリットにクリーニングスティックECを数回差し込むだけ。結構ですね、経験上、いくらいいオーディオケーブルやコンセントや電源タップを使っていても、接点がほこりや酸化被膜、硫化被膜なので覆われていると、音が鈍り、S/Nも悪くなり、なんとなく曇りがかった音になります。

ケーブルの接続部分は、信号伝送、電力伝送経路において、かなりノイズを発生しやすい箇所で、実際にノイズチェッカーで測ってみると、盛大にノイズが検出されたりします。電極の汚れと音質低下との関係は諸説あって、分かりやすくは汚れによる接触抵抗の増加が挙げられます。また、一説には、ほこりなどの汚れが電極間に絶縁被膜として働き、一種のコンデンサー効果をもたらし、信号の欠損を招くとか。また他説によると、汚れた電極がAM検波という一種のアンテナとして働き、ラジオ放送などの電波をノイズとして拾ってしまい、音質が低下するなど。

ま、因果関係は色々あれど、オーディオ機器やケーブル類の接点クリーニングは、最低年一回、できれば半年に一回程度やりましょう。接点には知らぬうちに相当ほこりや煤が付着しています。特に、無メッキものの電極であれば、空気中の硫化ガスや酸素によって、硫化被膜や酸化被膜が形成され、導電性を低下させます。また、メッキされていれば安心かといえばそうでもなく、クリーニングスティックで掃除してもらえば、だいたいにおいてスティックが真っ黒になり、相当な汚れが付着していたことがお分かり頂けると思います。

特にケーブル類の接点は、信号伝送にしろ電力伝送にしろ電気が流れるわけで、それにともない多少なりとも電磁波を生じます。その露出部たる接点はシールドがなされてない事が多いため、特に電磁波が外部に放出され、電磁波によって吸い寄せられた空気中のほこりが、電極に付着しやすいのです。

 クリーニング後のスティックはこんな風に黒ずみます。汚れが落ちた証拠です。この状態でもまだ数回は使えますが、あまりに真っ黒になったら捨てて下さい。フェルトも抜き差ししているうちにほぐれますので、適宜ほぐれた糸をハサミで切り落とすか、ほぐれがひどい時には新しいスティックに代えて下さい。


もちろん電源プラグなどの電極が外に突出しているプラグの電極も磨けます。スティック状なので、従来磨きにくかった電極の根本付近も磨き残しなく綺麗に磨けます。

クリーニングスティックの研磨力はけっこう強力なので、あまり強く何回も擦り過ぎると、メッキものであればメッキが薄くなって、場合によっては地金が透けて見えてしまいますのでご注意を。ほどほどの力でクリーニングして下さいね。

あと、無水エタノールや消毒用エタノール、パンドー29Dなどの接点洗浄スプレーを、クリーニングスティックECと併用して汚れを落としたい方もいらっしゃると思います。その場合は、クリーニングスティックでクリーニングした後に、エタノールで電極を拭くか、エタノールで拭いた後にクリーニングスティックECを使うか、ケースバイケースで、好みでお選びください。

クリーニングスティックEC⇒エタノール・接点洗浄スプレーの場合:電極をコートしたワックスが拭きとられて、ワックスの酸化防止効果は消失しますが、電極に何も残したくない人にはこの方法がよいでしょう。

エタノール・接点洗浄スプレー⇒クリーニングスティックECの場合:電極をコートしたワックスは残りますので、ワックスの酸化防止効果は維持されます。注意点として、エタノールが完全に蒸発してからクリーニングスティックを用いてください。


クリーニングスティックECはオーディオだけでなく、SDカードなどの電極をクリーニングするのにも好適です。SDカードの電極って、窪んだ位置にあって、布で拭いても拭き切れないんですよね。そういうとき、スティック状のクリーニングスティックECを使えば、窪んだ位置にある電極の汚れも数回擦るだけで落とすことができます。ただし、電極を傷めるのを避けるために、あまりに強く擦り過ぎないで下さいね。





皆さんも1本や2本は使っているであろう、いまやパソコンの接続ケーブルの主流であるUSBケーブル。USBポートって、ほこりが積もって汚れると、すぐに使えなくなるんですよね。ところが、この電極もまた、奥まった位置にあってお掃除しにくいんですよね。そんなUSBケーブルやパソコンのUSBジャックも、クリーニングスティックECを使えばささっと簡単に綺麗になって、途切れがちだったUSB接続が復活したり、伝送が安定したりしますよ。オーディオ的には、PCオーディオのUSB-DACで音質向上が望めると思います。

 クリーニングスティックECは、このようなパッケージで店頭に並びます。全国のオーディオ店、家電量販店、インターネットショップ、オヤイデ電気秋葉原店、オヤイデ電気オンラインショップでお求めいただけます。1袋にスティックが6本入って定価945円。実売760円程度で売られると思います。このスティックを使う前と、使った後との音質を比較されると面白いと思います。