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2012年5月25日金曜日

4781BSR生産終了処分セール予告!


ずらりと並んだオヤイデ電気のIEC320インレットコネクター「4781BSR」。突然ですが生産終了です!残るは流通在庫と、この本社保管のストック品のみ。


「4781BSR」すでに2カ月ほど前に店頭から引き揚げ、本社に一時ストックしてあったのですが、このストック品を在庫処分セールで明日にでも放出します!数量は49個のみ。オヤイデ電気秋葉原店店頭とオンラインショップで明日にはセール開始すると思います。


同様の理由で「4781PBG」も生産終了ですが、こちらはセールする前に流通在庫が無くなり、すでに完売しました。残念!

さよう~なら、さようなら~元気でい~て~ね~。ありがとう4781BSRくん!僕たちに夢と希望を与えてくれて・・・・!!アース線を配線しずらい難点があったけどね。

生産終了したのは4781BSRと4781PBGの2種類。ケース部分をスイスの4781から流用しつつ、日本国内で別途製作したリン青銅電極を嵌め込んで、4781BSRと4781PBGとして製品化されておりました。

4781には元々真鍮電極が内蔵されていたのですが、オヤイデバージョンのリン青銅電極に入れ替える事によって、別物のコネクターに生まれ変わらせていたわけです。

で、生産終了した理由は、この国内で製造していた電極の加工先が突如閉鎖し、電極が製造できなくなってしまったためでです。 スリム型IECコネクターの代表格的存在の4781BSR。値段も安くて音もシャキッとして、工作もしやすかったのに、生産終了なんて残念じゃ~!電極の生産工場を探してリニューアルするなんて予定は今のところないので、これにて終わりです。4781自体は、オヤイデ電気店頭で小売りしているので、これからも輸入し続けますけどね。

セール品4781BSRを買うついでに、せっかくなので4781-LSもお求めくださいね!

R1ベリリウム銅無メッキ販売好調!



今週初めより発売を開始したR1ベリリウム銅無メッキ。みじんこシグネチュアモデル限定発売品オヤイデ電気オンラインショップおよびオヤイデ電気店頭での限定発売品です! いざというときのために、オーディオマニア宅の一家に一個ぜひ備えておいてほしい壁コンセントの逸品に仕上げております。おかげさまで販売好調で、やや在庫が少なくなってきました。お求めは即決即断でお早めに!二度と手に入らないのでまとめ買いしてね!
R1ベリリウム無メッキは、R1通常品に施されているプラチナ・パラジウムメッキを省いたモデルです。すなわち、ベリリウム銅の素の音が聴けるわけで、音的にはかなり図太く、押し寄せるような厚みと迫力、熱帯雨林のごときムンムンとした熱気が感じられる、希有なコンセントです。電極はバフがけ研磨でピカピカ光ってます。音は抜群の押し出し感と、ピークらしいピークが無い、かなり素の状態で縦横ともにさっーっと自然に広がっていく高域、音場感が感じられます。真鍮やリン青銅、純銅電極にはない、圧倒的なパワー感と、意外に開放感のある空間表現、熱しつつも粒立ちの細かいリアルな音像、これで私の壁コンセントの旅は、終着駅にたどり着いた感じ。これからまた旅立つのだろうけど、しばらくはこの快感に浸っていたいという作品ですわ。余は満足じゃの気分。
  

R1ベリリウム無メッキは、かねてより私自身が味わってみたかったコンセントで、私同様に、来店者や、ネット上でも製品化の要望が多く聞かれました。このコンセントはかなりお遊び的な要素が強く、おそらく再生産せず、200個限定で生産。お求めはお早めにね!値段もR1通常品(9,240円)よりだいぶ安い7,560円/個。

2012年5月23日水曜日

オヤイデ電気秋葉原店で只今から雑誌処分!全てタダ!!

 世にも恐ろしい雑誌処分をただいまからオヤイデ電気秋葉原店で開始します!何が恐ろしいかと言うと、何とタダ!!!!!もってけ~処分です。しかも大半はここ1年~半年の楽器系雑誌オーディオ系雑誌です。ま、うちの社長の号令なんで、私も逆らえません。これこそ早いもん勝ち!

こんな雑誌や・・・
  こんな雑誌や・・・
 こんな雑誌や・・・
  こんな雑誌や・・・
  こんな雑誌や・・・
  こんな雑誌や・・・
  こんな雑誌や・・・
  こんな雑誌がご来店の方に無料で差し上げます。
毎日午前中に1箱ごと投入しますので、めぼしい雑誌がある人は毎日ご来店くださいね。雑誌はご自由にお持ち帰りくださって結構ですけど、プラスチックの箱は持ってかないで下さいね!

2012年5月22日火曜日

「オヤイデ電気ドックケーブル自作講習会」ご報告

 イーイヤホン日本橋店で5/3に開催された「オヤイデ電気ドックケーブル自作講習会」の模様をレポートします。この自作講習会はiPodドックキットとジュンフロン線と、オヤイデのステレオミニプラグP-3.5GLと、TICキャップを組合せた自作iPod Dock to ステレオミニケーブルを製作しようという内容。
同様の内容を2回にわけて開催しまして、参加者、見学者の皆さん、大いに楽しんでいただけました。上写真は1回目の集合写真!

こちらは2回目の集合写真!みんな無事に音出し出来ました!マイiPodとポタアンとに、出来立てiPodドックケーブルを差し込んでの笑顔のワンショット!

 
講師はお馴染み、わたくしオヤイデ電気スタッフにしてオーディオみじんこの荒川です。

 
会場入り口で6色のジュンフロン(FEP)被覆銀メッキ12/0.18(0.3sq)撚線から好みの3色を選んで、その場でカットしてお渡し。思い思いのカラーを皆さんチョイスされていました。




さて、工作の内容はというと、まずは好みのカラーで選んでもらった、3本のジュンフロン(FEP)被覆銀メッキ12/0.18(0.3sq)撚線を三つ編みに編み編みしてもらうところから開始。

3本の線をまとめあげる場合、簡単なのはスパイラル状にツイストすることなんですが、そうする場合は、ツイストした方向と逆方向にケーブルをよじらせると、ツイストが解ける可能性があるので、今回は少々手間はかかるものの、解けにくい三つ編みとしました。

三つ編みが初めてという参加者も多い中、皆さんなんとか無事に三つ編み終了。
これは1回目の様子。

今回の講習会では、事前オヤイデ電気スタッフによって、iPodDockキットのハンダ付けの難しいところはハンダ付け済みとしておきました。よって、参加者はドックコネクターとミニプラグとを三つ編みしたケーブルでハンダ付けするという作業をおこなうこととなります。上写真はオヤイデのステレオミニプラグP-3.5GLに、先ほど編んだ三つ編み線をハンダ付けする方法を説明しているところ。

今回の工作では、従来オヤイデ電気の自作講習会で使用してきた電気式ハンダコテ(No.502)に代わって、ガス式ハンダコテ(GP-510set)を導入しました!これはひとえに講習会場の設営を楽にするための、私どもの都合なのですが、ガス式ハンダは必然的にコードレスなので、使う側からとってもけっこう使い勝手がいいんです。ガスは一度充てんすると40分ほどは保ちますし、先端のコテ先は太いのと細いのが2種類あって、さらにはヒートガン仕様になる金口も用意されていて、コテ台やコテ先クリーナーもセットされていて、一家に一台おすすめ工具です。あ、このGP-510ご購入の際は、別途、充てん用のガスボンベもお求めくださいね。

これは2回目の講習会の様子。みなさん真剣に取り組んでます。

さて、あと一息で完成です!

わたしみじんこ荒川も講師を務めながらみんなと一緒に工作しました。
これは出来上がったドックケーブルを試聴しているところ。


こちら参加者のシステムと作品。iPodnanoにFiiOのE11をセットにしておられます。これは導通チェック、音出しチェックの最中なので、まだドックコネクターのカバーを閉じていません。音出しに問題がなければ、最後にプラスチックカバーをプラモデル用接着剤で接着します。音が出なければ、ハンダ個所をチェックします。

こちらも参加者のiPodポタアンシステム。iPod ClassicとFiiOのE17を組み合わせておられます。E17はFiiO史上最高音質のポタアンで、デザイン良し、価格良し、機能良しの3拍子揃ったPHPAです。

こちらも参加者の方々のポタアンスタッキング。リチウムイオンバッテリーのエナジャイザーを重ねておられますね。

最下部のエナジャイザーからポタアンにDCケーブルを使って電源供給しています。

こちらの方のは、中段にエナジャイザーをかましておられますね。青/緑/黄色で編み込まれたドックケーブルが、今回製作したものです。


こちらは3本の線をオールレッドでまとめ上げた、参加者のドックケーブル。非常に綺麗に仕上がっています。これが参加費2,000円と1時間ちょっとの工作で手に入るなんて安い!3本の線を同じ色でやる場合、左右の判別やグランドの識別をおこなうため、テスターを用います。

ではでは、皆さんもドックケーブルの自作にチャレンジしてみてくださいね。必要な部材は全てイーイヤホンで揃いますし、必要な工具はオヤイデ電気で買えます。

2012年5月16日水曜日

春のヘッドホン祭り2012のレポートその3

春のヘッドホン祭り2012のレポートその3です。さて、こちらはヘッドホン祭り会場、スタジアムプレイス青山の7階、オヤイデ電気ブースです。この7階のオヤイデブースでは、他では手に入らないヘッドホン祭り限定品を祭り特価で販売しました。彼はオヤイデ電気の秋葉原店でおなじみのスタッフの水島さん。

全部で30品目以上を出品したので、全ては紹介しきれませんが、その中でも大好評だったのはこちらのiPodドックキットやウォークマンDockキット。

Dock kitと一緒にオヤイデのステレオミニプラグP-3.5GやP-3.5GLをセットにして、しかも潤フロン銀メッキ線を6色の中からお好みで3本と、ミニプラグのケーブル引き出し口にはめ込むTICキャップを6色の中からお好みで1個お付けして1,000円ぽっきりで販売。みなさんお好みで線材を選ばれて、とてもご満悦でした。

なお、このイベントでは横出しiPod dock kitと、下出しiPod dock kitと、ソニーウォークマンdock kitの3種類を販売したのですが、ダントツに人気だったのは横出しiPod dock kitでした。ウォークマンdock kitの横出しタイプのキットの要望が多かったのですが、現状は下だ出しタイプしかなく、今後は横出しのウォークマンdock kitの製品化も検討する必要がありそうです。こういう声って、今後の製品開発にとても役に立つんですよね。

R1無メッキコンセントも、このイベントで初登場。R1はオヤイデの最上級コンセントで、通常品はベリリウム銅にプラチナ/パラジウムの2層メッキが施されています。しかしながら、ここ数年の無メッキブームで、R1の無メッキタイプを望まれる声が多く、私自身も欲しいと常々思ってまして、この度ついにそれを実現したわけです。会場に来れずに買い逃した方、ご安心あれ。今週末には限定数量ですが、R1ベリリウム銅無メッキをオヤイデ電気店頭並びにオヤイデ電気オンラインショップで販売開始予定です。R1無メッキは、私のわがままで製作したニッチな製品なので、オーディオみじんこシグネチュアモデルの位置づけになっています。

また、このイベントでは、アポジーのオーディオインターフェースDuet2用のブレイクアウトケーブルも発売。このブレイクアウトケーブルはステレオ出力1系統のみに絞ったケーブルで、端末プラグはRCAタイプです。おそらくDuet2用のサードパーティによるブレイクアウトケーブルは、これが世界初のはずで、しかも出力のみに的を絞ったPCオーディオ用となると、Duet2使いにはぜひとも1本備えておいてほしいケーブルです。ぜひ純正ケーブルと音の違いを感じて欲しい逸品です。おいおいXLRタイプも製品化しようと考えています。このケーブルも、オーディオみじんこシグネチュアモデルの位置づけになっています。


私みじんこ。ご来場いただきまして、お声がけくださいまして本当にありがとうございました。

2012年5月14日月曜日

春のヘッドホン祭り2012のレポートその2


春のヘッドホン祭り2012のレポートその2です。スタジアムプレイス青山9階のオヤイデ電気&エレクトリ共同ブースでは、ゼンハイザーHD25用ヘッド ホン交換ケーブルを展示。真っ赤なケーブルが目を引き大注目でした。この交換ケーブルは当日の限定販売品として3本だけ製作したもので、7階のオヤイデ電 気販売ブースで1本6,000円でテスト販売しました。販売開始後1時間で完売した後も、問い合わせが相次いだ人気のケーブルです。この反響を元に、今後 の展開を考えておりますので、お楽しみに。

そしてこちらが今回のオヤイデ電気の目玉製品、同イベントが本邦初公開となるオヤイデ電気の新製品「HPC-SE」です。





HPC-SEは、SHUREの着脱式SEシリーズ専用のイヤホンケーブルで、一挙3カラーが登場します。
HPC-SE RedはSE535LTDにうってつけの真紅、HPC-SE BlackはSE535メタリックブロンズやSE425メタリックシルバーやSE315ブラックやSE215トランスルーセントブラックにマッチング。HPC-SE SilverはSE535クリアーやSE425クリアーやSE315クリアーやSE215クリアーにマッチングするでしょう。

音質的には HPC-SE RedとHPC-SE Blackに比して、HPC-SE Silverはやや高域にシャキッとしたアクセントを効かせた感じなので、例えばSE535LTDにHPC-SE Silverを組み合わせると、LTDの高域のアクセントがより強調されることになりますし、逆にSE535LTDの高域のアクセントを少し抑えたいのであれば、HPC-SE RedかBlackを組み合わせるのがよいでしょう。



 

発売は6-7月の予定で、長さは1.0mと1.3m。定価は7,000~8,000円台を予定。試聴された方々の感想は軒並み、純正はもとより、他のサードパーティ製リケーブルより、HPC-SEの方が断トツに音が良い、と好評でした。また、想定価格が安いのも魅力のようで、断線で純正ケーブルを買い替えるより、HPC-SEを買った方が安いのではないかと思います。この値段なら、クリアーケーブルのグリーン化現象が嫌で、別のリケーブルを探している人にも、音が良くなってグリーン化しないケーブルとして、うってつけです。

ま、安いからと言って、HPC-SEは手抜きをしているわけでなく、部品は厳選しています。製造コストから純粋にオヤイデ的に定価算出をおこなうと、7,000‐8,000円台になるわけです。

HPC-SEに使用するケーブルは、このケーブル用に新規開発されたもので、社内的にはHPC-26T PVCと呼ばれているケーブルです。いままでのオヤイデリケーブルの中では、最も柔軟で、取り回しよく、耳掛け部分のワイヤーがなくてもしっくりと耳に馴染んで、ごわつき感なくシュアー掛けできます。3.5ステレオミニプラグは、オヤイデ電気のP-3.5SRを使用。銀ロジウムメッキされた高級ミニプラグで、このミニプラグの品質も音質に多大な影響を及ぼします。オヤイデ電気としては、このミニプラグも抜かりないわけです。そんなわけで期待大のHPC-SE、発売までいましばしお待ちあれ!

こちらはオヤイデ電気が輸入販売するZEPHONE(ゼフォン)のイヤホンリケーブル群。ウエストンのUM3XRCなど用のEW-2、EW-6、アルティメットイヤーズの10proなど用のEU-15、EU-20、シュアーSE535、SE425、SE315、SE215用のEL-7、EL-8、エティモティックリサーチのER-4S用のEE-1、ER-4P用のEE-2が一堂に。

ちなみに、ゼフォンのリケーブルは、手作りの少量生産品なので、入荷数が少なく、全国流通の外販はしておりません。オヤイデ電気秋葉原店、オヤイデ電気オンラインショップ、イーイヤホン、フジヤエービックでのお取り扱いとなります。
こちらはオヤイデ電気が輸入販売するFiiOのポータブルヘッドホンアンプの展示。4月発売の新型ポタアンE17をメインに試聴展示しました。


E17は1.8~2万円のポタアンで、FiiOの中では最も高額な製品になりますが、それだけのクオリティと機能があって、なんと192kHz/24bitまでのデジタル入力にも対応するD/Aコンバーターとしても使えるのです。比較によく持ち出されるのが、FiiOのE7で、E7のDAC機能がUSB入力のみに対して、E17のDAC機能はUSB入力に加え、なんとTOSリンクおよび75Ωデジタル同軸入力(SPDIF)にも対応していること。また、E7は48kHz/16bitまでのデジタル入力対応だったのに対して、E17ではUSB入力で96kHz/24bit、SPDIF入力で192kHz/24bitまでの対応が可能となっています。ちなみに、アップサンプリングの機能はありません。SPDIFの入力ポートは、3.5ステレオミニポートとなっており、TOSリンクは丸型TOSタイプです。


さて、こちらはイベント会場で展示していた私の私物。E17の使用例です。上からE17、サイファラボのアルゴリズムソロ、ALOオーディオのRX AMP、iPod Touchの4段重ねです。なお、これらの機器は近日発売予定のオヤイデ電気製ポタアン貼り付けシートで各々粘着固定されています。これでゴムバンド要らずだ!ポタアン貼り付けシートについては、いまここで初めて書いたので、どこを探しても情報はないですよ。


まず、iPod touchからアルゴリズムソロへiPod dock to USBケーブルで接続。このドックtoUSBは私の自作で、製品化への試作モデルです。導体には0.5mmの5N純銀単線を使用。銀メッキOFC編組シールドと銅箔シールドを施し、絶縁材はフッ素樹脂を使用。このケーブルを元に、今夏か今秋にはオヤイデ電気で同様の仕様のドックtoUSBケーブルを製品化しようと、現在鋭意奮闘中です。




アルゴリズムソロのRCAポートからE17のSPDIF入力ポートには、これまた私の自作であり、オヤイデで製品化予定のRCA-MINIデジタル75Ωケーブルを使用。ああぁ、こんなニッチなケーブル造って、はたして売れるのだろうか。いや、きっと待ってる人はいるはず!てなわけで、アルゴリズムソロからE17まで、この専用デジタルケーブルを通してデジタル信号が伝送されます。


お次、E17とRX AMPとの間は、ミニミニケーブルで接続されています。これはオヤイデのP-3.5GLにオヤイデのHPC-22Wを組み合わせたオヤイデショップ限定ミニミニケーブルで、すでに売り切れてますが、両端を銀ロジウムにしたHPC-LL 9cmもの(SRLSRL9)はまだ若干在庫あり。買い逃すと再生産しませんのでご注文はお早めに!さて、この接続ではE17内でD/A変換されたアナログ信号が、ミニミニケーブルを通してRX AMPに伝送されるわけです。そして最終的な増幅をRX AMPに担わせています。しかしながらこの4段重ねはオーバーなので、一般にはRX AMPなどの最終段のアンプを除いて、E17までの3段重ねとすればいいです。もっともアルゴリズムソロ自体、相当に高額なiPod専用DAC(実売6万円代)なので一般的とは言えないのですが、iPodとE17との間にアルゴリズムソロをかますだけで、別世界が広がります。もちろん、iPodやウォークマンと、E17とをDock-ミニケーブルで繋げても、iPodやウォークマンへのイヤホン直挿しよりだいぶ音質アップします。ま、この世界、やりはじめたらきりがなので、楽しいわけです。皆さんも2段、3段、4段、5段重ねにチャレンジしてみてください。私も次は、バッテリーかトランスを加えるか、バイアンプ化するなどして5段以上を目論んでいます。

さて、こちらはヘッドホン延長ケーブルの試作品で、全国流通の外販品となるか、ショップ限定品にするかはまだ未定です。従来、市場に出回っている延長ケーブルのほとんどは、音質優先で造られておらず、ここに需要があると見込んだわけです。で、現在企画中なのは、アンプ側がフォーンになっているものと、3.5ステレオミニになっているもの、長さは1.3mと2.5mの種類。ケーブルはオヤイデのHPC-22Wを使用する方向。この試作モデルもHPC-22Wを使ってアッセンブルしています。


こちらが今回の延長ケーブルの肝の部分、オヤイデ電気の新型3.5ステレオミニメスプラグ、J-3.5SRです。銀ロジウムメッキされた電極に、銅合金削り出し、ナシ地クロームメッキされたカバー、ケーブル引出口はφ4.5。みなさん、この手の音質に優れた延長ケーブルどうですか?メスプラグの単売をするか否かも、皆さんの反響、要望次第です。



さて、こちらはさりげなく展示していたので、みなさんあまりお気づきにならなかったと思いますが、シュアーSRHヘッドホン専用のオヤイデ電気製ヘッドホンケーブル。仮称でHPC-SRHと呼んでいます。このイベントまでには製品化しようとしていたのですが、間に合いませんでした。とほほ。その分、いいもの造りますので、お待ちの方々、もうしばしご辛抱下さい。




当初、ヘッドホン側プラグは、カバーをオール樹脂製で考えていたのですが、その後金属製に変更し、あとちょっとで完成と言うところで、金属プラグはヘッドホン本体側のロック機構を削ってしまい、やがてロックが掛からなくなるという欠点が発覚。あえなく開発は振り出しに戻り、今度は先端のバヨネットロックを樹脂で、手で握るカバー部分を金属で製作するというハイブリッド案が浮上。現在その方向で開発を進めています。




そんなわけで、HPC-SRHの製品化まで、もうしばし掛かりそうですが、諦めませんのでお待ちください。

ということで、オヤイデ電気&エレクトリの共同展示ブースのレポートでした。お次は7階の販売ブースのレポートを予定しています。