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2012年1月10日火曜日
ついに本日、予約開始のZEPHONEイヤホンリケーブル
ついに本日、予約開始のZEPHONEイヤホンリケーブル群!一挙、4機種、8種類のリケーブルが登場します!製品ページはこちら。予約への総合リンクページはこちらです。
イヤーモニターの代表格にまでのし上がったSHUREのSEシリーズ。SEシリーズ用にナッシュビルとシルバードラゴン2の2ラインナップをご用意。
SEシリーズの牙城を崩しを狙う、ウエストンのUM3X RC。この勇猛果敢なUM3X RCには、フェイスフルとシルバードラゴン2の2ラインナップをご用意。
ゼンハイザーのダイナミック型イヤホンIE8用にも、ボーカリセとシルバードラゴン2の2種類のリケーブルをラインナップしました!サードパーティ製リケーブルの選択肢が少なかった機種だけに、注目必至です。
エティモティックリサーチのER-4SおよびER-4Pそれぞれには、1種類づつをラインナップ。近年は他社製品製品の波に隠れ、やや存在が薄くなりがちなイヤホンですが、いまもってER-4Sを超える音質の量産型イヤホンは、なかなか見当たりません。
さてさて、ここからが本題。私にER-4Sを語らせたらちょっと長いでっせ!なぜなら、ER-4Sは、私が長年愛用しているイヤホンだから。何度も他のイヤホンに浮気したけど、やっぱりER-4Sに戻ってしまう。それほど、私はER-4Sの音色と装着感に馴染み切ってしまっています。
BA型イヤホンの老舗、現在に至るインイヤーモニターの先駆け的存在のエティモティックリサーチER-4S。なんとER-4Sの発売は、いまから12年も昔の2000年!こちらの記事を見てもわかる通り、現在の完実電気ではなく、当時はイーディオが代理店。こちらの記事にあるように、完実電気での取り扱いは、2005年からのようです。
そうそう、ER-4S/ER-4Pが登場した当初の宣伝広告は、たしか「100万円のオーディオシステムを凌駕する音」という触れ込みだったと記憶しています。いま思えば“100万円”という金額に説得力があるのか微妙な気もするのですが、当時、このキャッチコピーはけっこうなインパクトがあって、当時のイヤホン市場からは高額な定価35,000円にも関わらず、かなりの人気を博し、2001年登場のiPodによって、その人気にはさらに拍車が掛かりました。
ER-4S/ER-4Pは、たしか2008年ごろだったか、外見上でもすぐに視認できる、大幅なリニューアルが1度行われ、ケーブルが平行線からツイスト線へ、本体樹脂カラーが赤/青から左右どちらもブラックに変更されました。ER-4S/ER-4Pはタッチノイズがひどいという欠点があり、平行線からツイスト線への変更は、その改善策だったのかもしれませんが、この変更によってタッチノイズは気持ち減っている気もします。本体カラーの変更は、おそらく発売当初のプロユースから、コンシューマー向けに販売ターゲットを絞り込んだと思われ、コンシューマーに受けやすいブラックカラーに変更したのでしょう。
さらにその後もパッケージを微妙に変更したり、昨年2011年の秋には、航空機内アダプタを追加装備するなど、イヤホン自体の内容は変わらずも、常にエティモティックリサーチ社の最高峰イヤホンとして、アピールに努めています。
ところで、このER-4S/ER-4P、ケーブル着脱タイプであること自体、御存じない方が多いのです。以前、エティモティックリサーチの正規代理店の方に着脱の可否について尋ねたら、「ER-4S/ER-4Pはケーブル着脱できません」ときっぱり言われるくらい、ER-4S/ER-4Pの卸元の社員でさえ知らない事実。なぜかというと、本体とケーブルの勘合が非常に強固で抜けにくく、また説明書に着脱うんぬんについて記載されていないため、気付かない人が多いのだと思います。
勘合の強固さについて、さらに細かく言うならば、私が使っているER-4S/ER-4P赤/青本体カラーの初期モデルは比較的、ER-4S/ER-4P本体とケーブルを着脱しやすいです。一方、現行のブラックカラーモデルは、勘合が非常に強固で、容易には引き抜けません。しかし、本体とケーブルとの隙間に薄い板状のものを食い込ませて隙間を広げていく等、時間を掛けて慎重に引っ張れば分離できます。分離作業の際は、くれぐれも力を掛け過ぎて、イヤホンを破損せぬよう気をつけましょう。
もっとも、ER-4S/ER-4Pのケーブルが着脱式であっても、ER-4S/ER-4P交換用のケーブルがいままで単売されていなかったので、着脱式であることの意味合いが薄かったのですが、このZEPHONEのリケーブルの登場によって、ER-4S/ER-4Pの新しい愉しみ方が増えること間違いなし!皆さんも、このロングセラーモデル、ぜひ一度手に取ってみてください。ただし、一般には、インピーダンスが低いER-4Pがお勧めで、繊細さ、音像の明確さではER-4Sが優位なものの、ER-4Sはインピーダンスが100Ωもあるので、ボリュームをかなり上げないと音量が稼げません。そのため、ER-4Sは基本、ヘッドホンアンプ必須と考えた方がよいでしょう。
余談ですが、私がER-4Sを入手したのは2005年。知人の所有物を譲ってもらいました。私が使い始めてはや7年ですが、現在も元気に鳴ってく れています。ケーブル着脱タイプのイヤホンも考えもので、私は過去に何度か、ER-4S本体を無くしています。例えば昨年、自転車に乗っている時に、左耳側の本体がケーブルから脱落、紛失。こんな小さなもの、落としたらもう見つからないだろうなと諦め、次 のイヤホンの選定をし始めていた矢先、紛失から4日後、奇跡的に無傷で発見。さらに社内でも紛失2回ほど。無くす度に戻っているので、愛着もひとしおで す。
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