このブログを検索

2010年9月16日木曜日

広州AVフェアに行ってきました!その1


今月初め、中華人民共和国の南西に位置する広東省広州市で開かれた広州AV FAIR2010(2010广州音响唱片展)を視察してきました。開催期間は2010.9.3-5の3日間。私にとっては初めての中国、初めての海外オーディオショウです。


こちら会場入り口の看板。広州スワンホテルと言うとても大きなホテルが会場です。全部で160ブース程度が出展。主に中国のオーディオ商社、オーディオメーカーが出展していますが、香港のメーカー・商社も多く、わずかながら日本からの出展(トライオード・FAL)も見られました。

とにかこの広州オーディオフェアは規模がでかい!日本で開かれるインターナショナルオーディオショウとハイエンドショウと真空管アンプフェアを足して、さらに1.5倍にしたようなボリュームで、全部見るのに1日半掛かります。

日本では見られないオーディオ機器やオーディオアクセサリー類も豊富に展示され、特に電源関係の出展数の多さ、豪華さには目を見張るものがありました。では、私が見てきた広州オーディオフェアの出展ブースの中で、私が注目した展示内容を数回にわたりレポートします。


ブース527:广州市红裳贸易有限公司が扱うPALICのブース。オーストラリアのブランドとのことだが、プラグのデザイン的には、実際には中国で製造しているのではないかと思われる。


PALICは、豊富なプラグやケーブルのラインナップを有しており、特に電源プラグにおいて多種類の品揃えを有する。ただ、WBT、マリンコ、フルテックFI-50、オヤイデF1/M1に極似したプラグも多い。ここに映っている電源プラグのうち、幾つかは実際に広州市内の電気街でも単売されていた。http://www.palic.com.au


ブース713:香港のAUDIOLINK(香港太子行)は電源周りに特化した展示で、特に屋内配線に強いアイテムを揃える。


屋内配線ケーブルの例の中に、オヤイデのEE/F-Sも展示。


日本では2004年のPSE以降、見られなくなった米国カルダス(CARDAS)の電源ケーブル。


これも日本には正規導入されていないカナダvirtual dynamicsというブランドの電源ケーブル。金属製のフレキシブル管に覆われている。


特に目を惹いたのは、日本では例が見られないオーディオ専用に設計された分電盤。このような分電盤があれば、日本でもヒットしそうな。


AUDIOLINKでは、日本のオールージュ、CSE、ドイツのABL SURSUM社、香港SINE社などのコンセントも展示。コンセントプレートやコンセントベースもアルミ製のしっかりしたもの。


ABL SURSUMのコンセントは、日本では見られない。ハッベルのコンセントと類似した蓋付きコンセントである。


分電盤からオーディオルームまでの屋内配線のモデル展示。ここまで徹底した屋内配線の展示は日本のオーディオショウでも見られない。白い配管の中に、同社が扱う各国各種の電源ケーブルを通すようになっています。
まだ2ブースしかご報告してませんが、長くなるので今日はこの辺で。続きはまた今度。

0 件のコメント:

コメントを投稿