いやはや、電源タップ自作講習会の報告が遅くなってしまいました。
先週3/14の日曜日にオヤイデ電気主催の電源タップ自作講習会が開催されました。
場所は、秋葉原の広瀬無線本社5階貸しホール。2回目以降の講習会は全てここでやっています。
ちなみに、一回目は2009年3−4月にオヤイデ電気秋葉原店の向かい、東京ラジオデパート休憩室でやりました。あのときは10名ほどの定員に数倍の応募が殺到し、急遽3回に分けて実施したのでした。作ったのはTUNAMI 電源ケーブル。かなり手強いケーブルだったけど、あれが始まりだったのだ。それ以降、大人数でも対応できる現在の会場で講習会を4−5ヶ月に1回、行っています。
おっと、話しが脱線したのが、今回は電源タップの自作講習会です。
上写真のような電源タップを製作しました。ケーブルはPA-23、ボックスは非売品のOCB-1用ケース、コンセントには非売品のリン青銅無メッキ品(MTS-6やOCB-1SXに使われているコンセント)、そして電源プラグにはP-029をベースに電極をリン青銅無メッキとした、講習会特別仕様を使用(ただいま残ったものをオヤイデ電気店頭のみで数個売っています)。なお、ケーブルにはすでに私たちがメッシュチューブを被覆した状態で提供しました。
午前/午後の各39名、計78名の方にご参加いただきました。関東からお越しの方が多いですが、静岡や山梨からのご出席も多数おられました。1回目から欠かさず参加いただいている方を含め、参加者の約1/3は以前の講習会にもご参加いただいている顔馴染みの常連さんです。本当にありがたいことです。
司会は私、荒川が務めさせていただき、オヤイデ電気秋葉原店でおなじみのオヤイデ社員も工作アシスタントとして参加者のフォローをさせていただきました。
ただいま作業中!みなさん真剣に工作に打ち込んでいます。工程は40工程ほど。今回最大の山場、コンセントの渡り配線もクリアー。
出来上がった電源タップ「OCB-1 Special Tap」。もう参加者みなさんのご自宅でオーディオシステムにつながれ、活躍していることでしょう。さて、次回の講習会は何にしようか?お楽しみに。
今回も楽しませて頂きました。そう難しい作業はないように感じられましたが、結構本気で、少し汗をかいたりして、、、。一部はスタッフの方に手伝って頂いて完成度の高いものになったと思います。我が家では、自室のセカンドシステムに使ってみたのですが、相当の改善効果があります。今までは、ベルデンPS1850にシュンヤッタ・リサーチのケーブルを使っていたのですが、SN比が上がり、全域でレスポンスが向上したように感じられます。コンセント、ケーブル、プラグそれぞれそう高価なものではないのですが、最新の部品、良く出来ていると感じざるを得ません。やはり24時間くらいのバーンイン後あたりから本領発揮です。このシステム、CDPがエソのX-1S,アンプはE-305Vでいずれも電源ケーブルの交換が出来ないのが残念ではありますが。(スピーカはB$W M802)それにしても電源系の環境改善による音の向上には驚かされるばかりです。荒川さん、スタッフの、皆さん有難うございました。 くいな より
返信削除初めて参加させていただきました。終了後も長々と喫煙所までも話いただき、何よりもみじんこさんの熱意に大感動です。僕の場合、自宅のDAW制作システムに使用し、パワードモニター、オーディオインターフェイス、サンプラーを立ち上げてみました。結果、ノイズ感が減り、ナチュラルに解像度が上がったことで非常に制作しやすいモニター環境が構築できています。マスタリングスタジオと同じ、、、とはいきませんが、自宅の制作環境としては大納得、しかもそのコストパフォーマンスの高さったら無いです。次回もぜひ参加させていただきたいと思っています。ありがとうございました。
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