オヤイデ電気のヘッドホンケーブル久々の新製品、HPSC-35HD500とHPSC-63HD500が8/25に発売されることになりました!
こちらはゼンハイザーのHD598などのバヨネット式ヘッドホンにご使用いただけるもので、PCOCC-A時代に発売していたHPC-35HD598/HPC-62HD598の後継モデルとなります。
これがヘッドホン側のプラグで、2.5ステレオ金メッキ電極をバヨネットロックがかかるようモールド加工した上で、真鍮クロームメッキカバーをあしらって、オヤイデらしい高級感のある仕上がりとなっております。ケーブル部分は、オヤイデ電気の精密導体102 SSCを使用し、介在と外装スリーブにシルクを用いるなど、オヤイデのHPSCシリーズ共通の最新ケーブル(HPSC-22W)を採用。前モデルと比べて、ダイナミックレンジが広がり、より細かい音が表現できるようになっています。介在やシースにシルクを使っている影響でしょうか、音色も滑らかなシルキー調で、HD598のような音場や雰囲気の表現が得意なヘッドホンに、特に相性が良いように思います。
ゼンハイザーのHD598は一昨年生産終了となり、現行は上写真のHD599となっております。もちろん、このHD599もHD598と同じ2.5バヨネットプラグの着脱機構を継承しておりますので、オヤイデのHPSC-35HD500とHPSC-63HD500がお使いいただけます。なお、HD598やHD599の純正ヘッドホンケーブルは左右のグランドが独立した4極仕様になっており、一方のオヤイデのHPSC-35HD500とHPSC-63HD500は3極ですが、特に問題なくお使いいただけます。
さらに、オーディオテクニカのMシリーズと呼ばれるモニターヘッドホンにもHPSC-35HD500とHPSC-63HD500は適合します。このMシリーズでバヨネット着脱なのはATH-M70x/ATH-M50x/ATH-M40xの3機種。すでに生産終了の限定モデルATH-M50xMGにもお使いいただけます。同じMシリーズでもATH-M30xとATH-M20xはヘッドホンケーブルが直出しの着脱不可なので、HPSC-35HD500とHPSC-63HD500は使えません。
HPSC-35HD500とHPSC-63HD500が適合するヘッドホンは、以下の通り、意外と多いのですよ。
SENNHEISER:HD599/HD598/HD579/HD569/HD558/HD518 audio-technica: ATH-M70x/ATH-M50x/ATH-M40x Ultrasone: Signature Pro/Signature DJ/Signature Studio/Performance 880/Performance 860/Performance 840、KRK KNS8400/KNS6400
以前のモデルHPC-35HD598/HPC-62HD598でも、Signature ProやPerformance 860での仕様ユーザーが結構いらっしゃったので、今回の新モデルでもウルトラゾーンのヘッドホンでの使用が多そうです。Performanceシリーズは、先日Performanceシリーズ専用Bluetoothアダプター「SIRIUS」が発表され、注目が集まっているだけに、さらにケーブルを純正からオヤイデ製にグレードアップする楽しみが増え、Performanceシリーズユーザーにとっての楽しみが増えるのではないかと思います。
一見、前モデルHPC-35HD598/HPC-62HD598から、HPSC-35HD500/HPSC-63HD500へのリニューアル、ケーブルをHPC-22WからHPSC-22Wに換えるにあたって、従来になかったシルクスリーブの端末処理や、モールド加工の内部処理、材料調達、生産工場のスケジュール確保など、色々と苦労がありました。前モデルはとても人気があり、後継モデルを待ち望む声を多くいただいていただけに、一刻も早く後継モデルを出さねばと、昨年末から準備を進めていたのですが、ようやく今回の発売にこぎ着けました。
では、HPSC-35HD500とHPSC-63HD500の8/25発売まで、いましばしお待ち下さい。HPSC-35HD500とHPSC-63HD500は全国のオーディオ店、家電量販店、ネットショッピングサイト、ヘッドホン専門店、オヤイデ電気秋葉原店、オヤイデ電気オンラインショップなどでご購入いただけます!
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