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2012年7月30日月曜日

MWA-RCとRCAショートピンの使いこなし例

こちら、オヤイデ電気秋葉原店で半年ほど前から売り始めたRCAショートピンプラグ。1個実売63円と超お手軽な価格ながら、金メッキが施された本格的なショートピンです。

こちらは今月7/7に発売されたばかりの新製品、オヤイデ電気製のMWA-RCです。MWA-RCはポリプロピレン本体に電磁波吸収シートMWAを貼り付けた、電磁波吸収RCAキャップです。値段は6個入りで定価1,050円、実売で840円前後と、これまた気軽にお試しいただけます。

左がオヤイデ電気のMWA-RC、右がRCAショートピンプラグ。これらのRCAに被せるアクセサリーの効果は第一に、「埃避け」が挙げられます。使っていないジャックがあって、そこに空気中の埃が時間とともに積もり積もっていくと、いざそのジャックにケーブルを挿した時に、埃によって導通不良を生じたり、信号が伝わっても、音質が劣化したり、映像にノイズが乗ったり・・・。さらに、ほこりが積もっているだけで、ノイズの原因になることもありますし、ほこりに空気中の湿気が加わると、ほこりが固化して頑固にこびりつき、クリーニングしても容易に取りきれなくなります。このように、ほこりが付着して、良いことは何もありません。

RCA保護キャップの効果は第二に、 MWA-RCやRCAショートピンプラグのように、電磁波などの外来ノイズの要因を遮断するという点です。 MWA-RCはセンダスト系電磁波吸収材が作用し、 RCAショートピンプラグは金属筺体によって、ノイズ要因をシャットアウトします。

RCA保護キャップの効果は第三に、RCAジャックに質量や振動吸収性のある物体を付与することで、振動を吸収して音質画質を向上させるというものです。すなわち、RCAの空きジャックが空気中を伝わってくる音波などの振動要因や、機器自体から発せられる振動がジャックを揺らし、ジャックが接続されている基盤や配線を伝わって、信号経路に悪影響を及ぼすことが結構ありまして、RCAジャックに振動防止作用のあるものを取り付ける事で、振動を吸収排除し、信号系への悪影響を取り除くという効果があります。

こちらオヤイデ電気本社試聴室のオーディオ機器での使用例。パスのプリアンプです。

  RCAショートピンプラグはインプットの空きジャックに差し込んでいます。 RCAショートピンプラグは、その名のとおり、プラスとマイナスをショートさせるもので、これを機器のアウトプットジャックに差し込むと、プラスとマイナスが短絡(ショート)されてしまい、機器のパーツに負荷が掛かり過ぎたり、最悪の場合、機器が壊れる危険性があります。したがってRCAショートピンプラグは、必ず信号が出力されないジャック、つまり信号入力端子のみにお使い下さい。

アウトプットのRCAジャックには、MWA-RCを嵌め込んでいます。MWA-RCはショートピンタイプではないので、入力、出力ともにお使いただけます。その効果というと、オヤイデ電気オンラインショップのこちらのページの下部に書き込みがある様に、音質画質ともにノイズ感が減少したり、それにより音や画像の濁りが消えて、透明感が増すといった効果が得られます。

 オーディオシステムやAV機器には、RCAジャックが沢山備えられていると思います。もし、空きのRCAジャックがありましたら、そのままでは音質画質の劣化を引き起こしている可能性があります。この例のように、  RCAショートピンプラグやMWA-RCを駆使して、対策を施してみてください。低価格で、RCaジャックに差し込むだけの手軽な作業で、すぐに効果を確認できますよ。

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