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2015年12月18日金曜日

FiiOからX7とL25が登場!

FiiOのポータブルハイレゾプレーヤーのX7が今日発売になります!FiiOのフラッグシップモデルだけあって、先日のヘッドホン祭での音質の前評判は上々。アンドロイドOS搭載だけあって、様々な音楽プレーヤーをインストールして再生できるなど、従来モデルに比して使い方の幅がぐっと広がります。明日のポタフェス2015でも、オヤイデ電気ブースにデモ機を並べてお待ちしております。


さらに FiiOからは、L25というウォークマンドック-3.5ステレオミニケーブルが12/19に発売されます。ケーブルには精密導体「102SSC」を使用した新ケーブル「HPC-26QUAD」を使用。ノイズキャンセルに優れた4 芯スターカッド構造、静電誘導ノイズの吸収性に優れたシルク介在、銀メッキシールドを採用。音にこだわるウォークマンユーザーには欠かせないケーブルですよ!


HPSC-35が本日発売になります!


HPSC-35が全国のオーディオ店や家電量販店で、本日発売になります!長さは1.3mと2.5mの2種類。HPSC-35はアンプ側が3.5ステレオミニプラグ、ヘッドホン側も3.5ステレオミニプラグのヘッドホンケーブル。アンプ側がステレオ標準プラグのHPSC-63は来年1月に発売予定。HPSC-X35/X63、HPSC-35J/63J、HPSC-35Rはまだ未定です。PSC-63の名前の由来は理由は、標準プラグの寸法に由来。すなわち1/4インチ=25.4mm/4=6.35mm、これの63を取っています。35は3.5ステレオミニプラグの3.5です。旧来のHPC-62の62は、なぜ62だったのか。
HPSCシリーズは旧来のHPCシリーズの後継シリーズで、新たに加わった文字の「S」はSilk(シルク)を意味します。外装がシルクの編組チューブ、介在もシルク糸を用いております。シルクは静電気を貯めにくいという性質があり、音質に悪影響を及ぼす静電気の発生を抑えることで、音質向上を図っています。導体はオヤイデ電気の精密導体102 SSCを採用。明日もポタフェスでも展示しますので、ご興味のある方はぜひお越しください。



【HPSC-35/63適合ヘッドホン】
●AIAIAI:TMA-1 
●AKG:K845BT 
●ALLEN&HEALTH:XONE XD2-53 
●Audio-technica:ATH-ANC7 / ATH-ANC7b / ATH-PRO500Mk2 / ATH-PRO700Mk2 / ATH-PRO700Mk2ANV / ATH-MSR7 / ATH-PRO5Mk3 / ATH-PRO700Mk2 / ATH-MSR7LTD ●Bayerdynamic:CUSTOM ONE PRO 
●beats:Studio (初代) / Pro / Solo HD / Mixr 
●Boomphones :Phantom 
●BOOMPODS:headpods 
●DENON:AH-MM300 / AH-MM400 
●Dreams:ZHP-1000 / ZHP-600 
●ELECOM:EHP-OA300 
●Equation Audio:RP-15MC / RP-21 / RP-22X 
●Fischer Audio:Jubilate 
●FANNY WANG:FW-1001 / FW-1003 / FW-HEADPH1001 / FW-2003 / FW-3003 / FW-HEADPH1004 / FW-HEADPH3001 / FW-HEADPH1002 
●FOSTEX:T20RP Mk2 / T40RP Mk2 / T50RP 
●GOLDRING:DR-150 
●JABRA:MOVE WIRELESS / REVO WIRELESS 
●JBL:BASSLINE 
●Klipsch:Mode / M40 / STATUS 
●KOSS:Pro DJ200  
●Marshall:Monitor Black 
●M-AUDIO:STUDIOPHILE Q40 / HDH50 
●MONSTER CABLE:MH BEATS PI OE / MH BTS OE WH / MH BTS ON SO CT / MH BTS ON SO WH CT / MH BTS ON WH CT / BEATS BY Dr. Dre BEATS PRO / BEATS BY Dr. Dre DETOX / MH BTS ON SOHD CT / NC MH NTU ON CTU / BEATS SOLO Dr.Dre / Diamond / DNA / Nokia Purity HD / DIESEL VEKTR / N-TUNE / iSports Freedom 
●mix-style:novel 
●NIXON:THE RPMl 
●noontec:zoro 
●Neu:HX-1 
●NuForce:HP-800
●Numark:HF325 
●OPPO:PM-3 
●Ortofon:O-one 
●PANASONIC:RP-HC500 / RP-HD10 
●PARROT:Zik2.0 
●Perfect Sound:dido d901 / s301 
●Phill Jones Bass:H850 
●PHLIPS:SHN9500 / X2 / X1 / L2BO / SHL5705 
●PIONEER:SE-MJ751 / SE-MX7 / SE-MX9 
●Radius:HP-OHF11 
●Scosche:REALM OE 
●Skull Candy:Mix Master / AVIATOR 
●SENNHEISER:HD215 / HD435 / HD485 
●SMS Audio:STREET On-Ear / STREET Over-Ear Wired ANC /
Sync On Ear Headphones BT 
●SONY:MDR-1A / MDR-1ADAC / MDR-1R / MDR-1RMk2 / MDR-10R / MDR-1R NC Mk2
/ MDR-1R BT Mk2 / MDR-NC500D / MDR-NC200D / MDR-NC60 / MDR-NC600D / MDR-Z1000 / MDR-7520 
●SOUL by Ludacris:SL150 / SL100 
●TDK:ST460S / ST560S 
●ULTRASONE:HFI-2200 / HFI-2400 / Proline550 / Proline650 /
Proline750 / Proline2500 / PRO550 / PRO650 / PRO750 / PRO2500 / PRO900 / PRO2900 / DJ1PRO 
●Velodyne:vTrue OverEar REF / DESIGNER SKIN 
●Victor:E-HANC250 
●V-moda:Crossfade M-100 / Crossfade M-80 /
Crossfade LP / Crossfade LP2 
●WeSC:WeSC RZA 
●YAMAHA:HPH-PRO400 / HPH-PRO500
2015/11当社調べ

2015年12月17日木曜日

金メッキシェルリードチップが入荷しました

長らくお待たせしました!金メッキシェルリードチップが入荷しました。今夏から在庫切れして以降、お問合せをいただいておりました。金型の老朽化による金型新調で長期欠品しておりました。金型も新しくなり、今後は在庫潤沢です。

新旧の違いは外観上も、ヘッドシェルへの差し込みの感触も同じです。ではではご注文お待ちしています。なお、このチップは1.0m径。カートリッジ側は1.2mmなので、ちょっと広げると使えます。現状、みなさんはカートリッジ側を少し広げて使っているのです。しかし、実は1.2mmのチップも存在自体はしていて、お問い合わせが多くなれば仕入れを検討しようと考えています。

2015年12月15日火曜日

ワイドFM

京王線の吊り広告で面白いものを発見。

ラジオは、いま買え。 というキャッチフレーズとともにラジオが幾台か並んでいる写真が左側に。

これは、TBSラジオ&コミュニケーションズ、文化放送、ニッポン放送の在京AMラジオ放送3社が開設する、従来AMで流していた電波を、FM放送でも流す、ワイドFMというものの告知。


しかし、周波数はTBSラジオが90.5MHz、文化放送は91.6MHz、ニッポン放送は93.0MHz。

 90.0MHzまでしか受信できない一般のラジオでは聴くことができない。そこで家電メーカーからワイドFMに対応するラジオが相次いで発売されているらしい。このつり広告はワイドFMと対応ラジオをアピールするための広告なのだ。

ワイドエフエムはスカイツリーから発信されるらしい。なるへそ~
聴けるのは関東域に限られるらしい。ふむふむ。対応機種は写真入りで公式サイトに掲載されている。この一覧、見ていてなんとなくわくわくする。


最近はradikoなどの従来ラジオ放送のネット配信アプリが流行っていることからして、このワイドエフエムはどの程度認知され、広がっていくのか。様々な放送媒体があって、それぞれが切磋琢磨で模索を重ねている。このブログもそうだが、何人の人が見て聞いて、その人の何のためになっているのか。癒しか興味か、ただの流しか。そんなとりとめもないことをふと考えた。



世界一細い繊維を使ったクリーニングナノクロスもうじきご登場!

クリーニングナノクロス。帝人の高機能繊維「ナノフロント」をシート状に織った、究極のクリーニングクロスです!



このクリーニングナノクロスに関しては、音元出版の季刊アナログの2015年春号(47号)の107ページの連載「アナログを磨こう」に掲載されたのが初。その後、数多くの問い合わせをいただきながら、すっかり放置プレーをしてまいりましたが、ようやく皆様にご提供できます。さらにオヤイデ電気秋葉原店限定の売り切り御免の限定品として発売しようかなと。


 クリーニングナノクロスは帝人の超極細繊維「ナノフロント®」を織ったクリーニングクロスです。この繊維、先日のがっちりマンデーでも紹介されていた通り、世界一細い繊維として知られており、アレルギーを起こしにくい肌に優しい衣服、グリップ力に優れた高機能手袋などに利用されています。

 しかし、ナノフロントをクリーニングクロスとして発売した例は、これが初です。最小ロットが多すぎて、商品化が難しいのか、それとも原価が高いので。性能 が優れているだけにもったいない!そこで私、ナノフロントをシート状に特別に少量製作したサンプルを入手。これを使いやすいサイズにカットし、数量限定で の販売にこぎつけました。早い者勝ちです。たぶん、近日中にオヤイデ電気秋葉原店限定で、売価700円程度で売り始めると思 います。限定枚数は1300枚程度で、これが無くなったら終わりです。世界で1300人しか手に入れられない究極の磨きクロスです。ナノフロントをクリーニングクロスとして販売するにあたっては、もちろん帝人さんの許諾をいただいています。


 指紋で汚れた眼鏡。これ私の眼鏡コレクションのひとつ、TARTのBOWING。60年代ビンテージのオリジナルです。TARTといえばARNELが有名ですが、BOWINGのほうがシャープなデザインで好きです。

一 般のさらりとした眼鏡拭きとは違い、ナノクロスは粘っこく吸い付くので、拭き方にコツがあり、最初は戸惑うかもしれません。 けど、汚れ落とし能力は抜群。研磨剤も入っていないので対象物を傷つける心配もなし。ポリマールやクリーニングスティックECとは対象物に応じて使い分け るべし。なお、クリーニングナノクロスの眼鏡拭きとしての用途は、帝人の既存業者との兼ね合いのため、表立っては謳えないことになっています。

とりあえず手元にあるSTB-EPを磨いてみました。STB-EPは光沢クロームメッキ仕上げを施しているがゆえに、ちょっとした手垢でも目立ってしまいます。

クリーニングナノクロスは従来の他社クリーニングクロスに比べて、しっとりと吸い付くような触り心地。対象物を拭くと、キュっと吸い付くような感覚があり、綺麗さっぱり汚れを拭き取ります。!

 ほら、きれいになったでしょ。錆などを落とすには研磨剤入りのポリマールやピカールややすりを使う必要がありますが、油汚れやほこりなどはクリーニングナノクロスの出番です。またおいおい使用例はアップしてきますね。今週末までしばしお待ちあれ!


ちなみにSTB-EPは、工場での生産が遅れており、年内発売は断念。来年2016年の早くて1月末、加工業者の生産状況によっては2月にずれ込みそうで す。お待たせして申し訳ございません。


また、ターンテーブルシートMJ-12Mk2は、原価を抑えることができずに、定価設定が目標の3万円台を上回る5万円台にせざるを得なくなり、国内発売を断念。海外のみでの受注製 作販売を行うこととなりました。海外ならいざ知らず、国内でもともと初代が2万円で売られていたのに、見た目変わらず、多少の音色の変化くらいで、倍以上 の定価設定になるくらいなら、発売を見合わせようという、社長の決断でした。しかし、この復活案件、もともとは海外からの要望であったため、MJ- 12Mk2は海外のみで販売。また、日本国内は、とかく販売価格が乱れがち。そして、どこかのショップが安売りをすると、インターネットを通じてすぐに世 界中に安売り情報が知れ渡る昨今。そうなるとプレミア感をつけて受注販売をされようとしている海外の代理店さんに価格の下落でご迷惑をかけるため、国内で の卸販売は一切行わないこととなりました。将来的にはわかりませんけど、オヤイデ電気秋葉原直営店での販売も見合わせ。

今週土日のポタフェスに合わせてオヤイデ電気では12/20日曜日も臨時営業!

ポータブルオーディオフェスティバル2015 (PORTABLE AUDIO FESTIVAL 2015)が、2015年12月19日(土)、12月20日(日) 11時~18時に開催されます。

 場所は東京都千代田区外神田3-12-8の住友不動産秋葉原ビル、通称「ベルサール秋葉原」。ソフマップや愛三電機のある秋葉原の大交差点角にあるビルです。

さて、オヤイデ電気では12/20日曜日も臨時営業することになりました!

2015年12月10日木曜日

P-037とC-037の内部構造

 P-037とC-037の製品説明文を補強するために、写真を撮ってみた。これがカバー。ポリカーボネイト製で、透き通るトランスルーセントブルーカラーが印象的。ポリカーボネイトは頑強で衝撃にも強く、オーディオ用電源プラグ、IECコネクターに最適な樹脂素材。銀色のシールはコピー品との見分けを容易にするためのホログラムシールというもの。これが貼られてないオヤイデっぽい電源プラグは、コピー品である可能性が高い。


カバーの細部構造。クランパーをめいいっぱい広げると17mmまでのケーブル径に対応可能と、公式サイトにはあるが、実際に17mm径のケーブルを差し込むには、引き出し口のゴムカバーをカッターナイフなどでカットする必要がある。

引き出し口のゴムカバーとは、上記写真のような黒いゴムリングである。




ケーブル径が10mm以下の細めのものであれば、かさまし用のクランパー小を取り付けてやる。


ねじはステンレス製で強度を確保。とかく強めに締めたがるオーディオマニアは、ねじ頭を潰しがち。そんな時もステンレスなら比較的ねじ頭が潰れにくい。またステンレスをねじに採用すると、その物性からか、シャープで引き締まった音質傾向が得られやすい。

C-037の内部電極。銀/ロジウムの2層メッキ。リン青銅の打ち抜き材。

電極(刃受けともいう)を支えるボディ部分は、エンジニアリングプラスチックの一種であるPBT(ポリブチレンテレフタレート)を使用。難燃性で、強度もあり、電気絶縁性も高く、まさに電極保持素材としてふさわしい。

P-037/C-0371と専用の缶。缶ではなく紙箱に入っているものは100%贋作、コピー品である。

電極材はリン青銅。ばね性があるので採用しているが、音色的にも中性というか、癖が少なく好ましい。

ケーブル導体の差込口付近。ボディとカバーの取り付けねじは、P-037では長く、C-037ではそれより若干短い。これはP-037とC-037の構造上の違いによるもの。またP-037ではホットとコールドの内部電極が、写真では左右方向に開く。一方、オヤイデのIECコネクターC-037においては、内部電極のばね板が上下方向に動くようになっている。

とにかくこの電源プラグとIECコネクターP-037/C-037、オヤイデの元祖であり、現在に続くPCシリーズの原点モデル。


Technics SP-25ゲット!


最近テクニクスのフォノモーターSP-25をゲットした。SP-15に比べると78回転がないだけで、デザインも一緒だし同じと考えてよいだろう。SP-10はメインシステムで使っているが、SP-25は構築中のサブシステムで使う予定である。

 キャビネットから外すと、SP-25本体はずいぶんとコンパクト。SP-10とは違い、電源部はこの中に内蔵されている。

さらにずいぶんと薄い。サブシステムには最初ガラード401を使ってみようと考えていたのだが、その後、GATESのCB66にしようか、いやトーレンスのTD124にしようかと悩んだ末、酔っぱらった勢いで、その場に居合わせたSP-25を落としてしまったのである。その場とはヤフオクのことで、このSP-25を見た時にピンと来たのである。安い!けどそこそこかっこいい。できればSP-10が現状あるのでダイレクトドライブ以外の回転系にしたかったのだが、GARRARD401はオーディオ店の店頭で見かけるも、毎回私より先に売約済となってまうので、縁のなさを感じつつ、さらにオーディオモテギの茂木さんから401はあまりお勧めしないというお話を聞いたので、一挙に探す気がダウン。代わりにコンパクトでデザインが魅力なガラードの対抗馬、トーレンスTD124にアンテナを張るも、これはなかなか最近出物が少なく、あっても本体のみで安くて15万円、キャビやアーム付きであれば25万円台を推移。うーん、サブシステムにそこまで出費したくないなと思ったときに出会ったのがSP-25だった。落札額は内緒だが、私的には格安である。SP-15が3万円以上での取引であることを考えると、半値近くで入手できた。








写真に写っているキャビネットはおまけでいただいたもので、できればこのままつかえれればよかったが、設置予定位置にはまらないことがわかり、穴あけの寸法取りにのみに活用することに。

ただいま東急ハンズで新しいキャビネットをカット依頼中である。使うのはこちらのラバー集成材という集成材。

 
このラバー集成材は、板と支柱に様々なサイズがあり、すでに板の四隅には穴が開いている。角も丸くアールがとってあり、好みの組み合わせで木製棚が組み立てられるというもの。叩いた感触が、コーンっと心地よいので、音響向きの良い音がしそう。近日中にリニューアルされたSP-25をお見せできると思う。ちなみにアームは使わずに保管状態だったフィデリティリサーチのFR-54をあてがうつもり。SP-25とFR-54で入手額合計4万円にも満たず、キャビネットの製作代金も5千円くらい。なんと4万円弱でハイCPなレコードプレーヤーがもうじき出来上がってしまうという、マニアには受けるが、マニア以外にはどうでもいい~、レコードプレーヤー話でした。




そういえば、最近、アマダナからこんなおしゃれなレコードプレーヤーSIBRECOが発売されることを知った。レコードをちょっと聞いて、インテリアとしても美しく、スピーカーも内蔵されてて、USB出力でPCへの取り込みも可能で、オールインワンで扱いも手軽。そしてなにより値段が16,200円と激安。私の推測では、SIBRECOのベースは、Ion Audioの大ヒット格安レコードプレーヤーArchive LPではないかと。いずれにせよ、一般の方々にはSIBRECOで十分なんじゃないかと思う。12/17 発売とのことで、実機を早く拝見したいものだ。


2015年11月22日日曜日

11/27金曜日にヨドバシアキバでAET&オヤイデ電気 ケーブルアクセサリー試聴イベント開催!

ファイルウェブでも告知されているとおり、来週11/27金曜日、ヨドバシカメラアキバのオーディオフロアで、AETとオヤイデ電気の製品を聴き比べる試聴会が開かれます!みなさんぜひ来てね。それにしても異色の取り合わせでしょ。いやー、ホントにね。

この日、オヤイデやAETの製品を買った人には、粗品を用意しているはずです。なぜ金曜の夜なのか?これはサラリーマンが会社帰りに立ち寄れるようにという配慮からだそうです。AETの小原社長曰く、土日だと家族サービスで出て来れないマニアが多く、むしろ金曜日のほうが良いのではないかというわけです。なるほど〜


AET オヤイデ電気
 
ケーブルアクセサリー試聴イベント

11月27日(金)の19:00~20:30に、ヨドバシAkibaにてAETとOYAIDEの参加する試聴イベントが実施される。講師はオーディオライターの炭山アキラ氏。

両社が参加する新製品ケーブル&アクセサリー試聴会。登場する製品は電源ケーブルが各社2~3製品、RCAインターコネクトケーブルが同じく2製品、インシュレーターが同じく2製品の予定。また、(株)エーイーティーの小原 薫 氏と(株)小柳出電気商会の荒川 敬 氏をゲストに迎え、製品の解説も行われる。

●実施日時:11月27日(金) 19:00~20:30
●場所:ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba 4F試聴室
●講師:炭山アキラ 氏
●参加ブランド:
AET (ゲスト:株式会社エーイーティー 小原 薫 氏)
OYAIDE (ゲスト:株式会社小柳出電気商会 荒川 敬 氏)
●入場:無料(事前予約不要)

水準器/EPアダプタ/スタビライザー 3つの機能!STB-EP発売は年明け。いましばしお待ちを。

STB-EPと称する製品がただいま製作進行中です。パッケージが出来上がってきました。なかなかかわいいでしょ。しかーし、加工業者での製作が遅れていて、今秋発売の予定が、年明けにずれ込みます。アナログオーディオフェアや音展でお披露目以降、たくさんの問い合わせをいただきながら、ごめんなさい!

季刊アナログに試作品のレポートが掲載されてましたが、その時に比べて、本体がアルミから真鍮クロームメッキに変更されて、質量も増えてます。上写真の実物は量産前の真鍮クロームメッキ試作品です。

このSTB-EP、3つの機能があるんですけど、まぁざっとこんな感じです。

水準器機能:安定したレコード再生には、レコードプレーヤーが水平に設置されていることが必要です。 レコードプレーヤーが傾いていると、レコード盤の回転が不安定になり、トーンアームの動作にも支障をきたし、音質低下を招きます。 STB−EPは天面に設けられた気泡管によりレコードプレーヤーの水平出しが行えます。 使用方法:STB-EPをレコードプレーヤーのセンタースピンドルに嵌める、またはセンタースピンドル近傍のプラッター上に置きます。レコード盤は乗せない状態で行って下さい。造りのしっかりしたレコードプレーヤーならキャビネットで測っても構いません。気泡が赤丸内にあれば水平に設置されています。気泡が赤丸内になければ、赤丸内に収まるようインシュレーターの高さや設置場所を調整して、レコードプレーヤーの水平出しを行います。  

EPアダプタ機能:ドーナツ盤(シングルレコード盤)をレコード再生するには、プラッターとドーナツ盤の回転軸を揃えるためのEPアダプタが必要です。 市場に出回っているEPアダプタの直径はまちまちです。大きすぎるEPアダプタは、ドーナツ盤の着脱が行いにくく、ドーナツ盤を外す際にEPアダプタが一緒に外れてしまうことがあります。一方、小さすぎるEPアダプタはのドーナツ盤の中心位置が定まらず、偏心して回転するのでトーンアームが左右に振られてしまい、左右チャンネルの位相がふらついたり、音の濁りを招きます。プラスチック成形のEPアダプタは破損、紛失しやすく、その寸法精度もあいまいです。また、市場に出回っているドーナツ盤は、その内径があいまいでバラツキが大きいという問題があります。 STB−EPは、どのようなドーナツ盤であってもがたつきを最小限に抑え、かつスムーズに着脱できるよう、最適な直径と形状を割り出し、1/100ミリの精度で追い込んでいます。 使用方法:STB-EPをレコードプレーヤーのセンタースピンドルに嵌めてセットします。そしてドーナツ盤をSTB-EPに通してターンテーブルに乗せます。ドーナツ盤の交換はSTB-EPをセットしたままで可能です。  

レコードスタビライザー機能:レコード再生をより高音質で行うため、旧来より様々なレコードスタビライザーが製品化され、使用されてきました。しかし、その多くは重量級で、扱いが慎重にならざるをえず、フロート型プレーヤーではサスペンション機能に支障をきたすという問題がありました。さらに、ほとんどの従来品はサイズが大きく、レコード盤の交換時にスタビライザーの置き場所に困ったり、レコードプレーヤーのダストカバーを閉じるとダストカバーに接触してしまうものもありました。 STB−EPはコンパクトで場所取らず。直径はわずか38mmで、レコード盤の交換時にもプレーヤーの脇にすぐに置けます。高さは27mmと低く、ダストカバーを閉じた状態でも使えます。質量130gとレコードスタビライザーとしては軽量級ですが、それはSTB−EPが従来ありがちな質量で振動や反りを押え込むタイプではなく、レコード盤に過度なストレスを与えることなく、音の延びやかさや響きをより一層引き出すべくデザインされているからです。その決めては、女性のウエストラインにヒントを得たSTB−EPの曲線美にあります。真鍮削り出しの硬質クロームメッキされたボディは、掴みやすく、手にしっくりと馴染むよう絶妙なラウンドデザインが施されています。見た目も美しく、使うほどに愛着が湧いてきます。

定価は4,000円にしようかと考えています。これだけの機能と見た目の美しさが備わっていれば、アナログマニアなら買わない選択肢は無い!それほどのみじんこ荒川の自信作です。では発売までしばしお待ちを!

なお、ターンテーブルシートMJ-12Mk2は、あまりの製造原価高騰で、値付けをすると5万を超えることが判明。これでは誰も買わないだろうということで国内販売での発売を断念。海外のみでの展開になることが決まりました。再販を待ち望んでいた皆様、大変申し訳ございません。どうしても欲しい方、オーディオモテギに1枚だけ残ってましたよ。

オーディオ実験工房の自作電源ケーブル進捗状況 前代未聞の総勢53本!

電源ケーブルを作ってました。この一週間ずーっと。一昨日までに40本できまして、これがその集合写真です。その後に製作した、またはまだ手つかずのケーブルも10本弱あり、総勢53本の電源ケーブルが揃う予定です。 日本の市場に出回っている現行品の電源ケーブル、それに産業用電線で主要なものをほぼ全て網羅する予定です。一部、PSEを取得せず、電源ケーブルとしては公に売っていないものも含まれますが。PSEなんて大っ嫌いだ!


この一週間、自宅で会社で製作してエージングの繰り返し。さすがにくたびれましたが、貴重な体験でもありました。各社各様、様々な個性のあるケーブル達で、あぁこのケーブルはこんな音がしそうだなとか、なんと作りにくいケーブルだろうとか、さくさく作れるケーブルだなぁとか。やっぱり自分でやってみないと分からないものですね。


これらの電源ケーブルは私がパーソナリティを務めているミュージックバード「オーディオ実験工房」の放送で試聴するためのものです。来週収録で、放送は2月から4回シリーズになりそうです。

まるでレインボーだなぁ。けど、やはり電源ケーブルは硬派なのか、黒いケーブルが多いですね。 外側から、青いのがゾノトーン5本、そして紫色のナノテック2本、さらにフルテック3本と続き、灰色のVCTが2本、昭和電線エコシースCV、アクロリンクが3本、S/A LAB ハイエンドホースが2本、サエクが3本、フジクラCV-Sが3本、オヤイデが9本、ベルデンが2本、色んなFケーブルが5本、塩田が1本となります。あれ何本だろう。なんだか分からなくなってきた。


 IECコネクタはシェルター4781に統一。真鍮無メッキの安いコネクタですが、まずまずの音質で癖も少なく、この手の試聴には好適でしょう。


オヤイデに勤めてるんだからオヤイデのコネクタ使えよ、って気もしますが、さすがにこの物量でオヤイデのコネクタを大量消費すると怒られそうで。

電源プラグはパナソニックのWF5018Kを使用。最近、WF5018から末尾にKがついてWF5018Kになりました。電極を保持している本体部分がポリカーボネイトの透明から、灰色の樹脂に変更されています。私の推測では、今年9月に猶予期限が切れて本格施行された改正PSE法に基づく変更でしょう。そう、法改正でトラッキング対策が強化されたんです。つまりホットコールド間で起きる発火事故を防止するための処置で、電極を保持する樹脂がより炭化しにくい素材に変更されたわけです。WF5018と比べて音がどう変わったのか検証はしてません。なにせこの工作をし始めた時に、はじめて変更があったことに気付いたもので。予想では前のWF5018の方が音良いんじゃないかと。樹脂の硬さがね、WF5018Kはちょっと柔らかいんです。これはハッベルの8215C8215CTの違いから推測できるのです。両者の基本構造は同じなのですが、硬いポリカのカバーの8215CTの方が、柔らかいナイロンのカバーの8215Cよりレンジや解像度が上回るのです。電源プラグって本当に微細なところで音が変わるんですよ。


昨夜は自宅にパーツを持ち帰り、オヤイデ電気で売っているこたつケーブルやペンダント照明用ケーブル、モテギで仕入れたウエスタンエレクトリック(AIW)のスピーカーケーブルなども電源ケーブルに仕立てました。これらも試聴演目に加えます。


ここまでくるともう自分でも狂ってるなと思うのですが、ここまでやらないと気が済まないのです。実はオーディオケーブルメーカー製のハイファイを狙った電源ケーブルを自作している過程で、ふと自分の所有しているビンテージオーディオ機器には最新の電源ケーブルは合わないんじゃないか、という疑問が出てきたのです。オーディオマニアが一様にワイドレンジ、高解像度を望んでいるわけではないと。であれば、あえてローファイ、ナローレンジの電源ケーブルを探す旅をしてもいいんじゃないかと。そんなわけで、通常はオーディオマニアが目も向けないこたつケーブルも試聴演目に加えることにしたんです。


オヤイデでオーディオケーブルの仕事をしていると、様々なオーディオマニアから日々電話やメールの問い合わせが来るんですが、ビンテージ機器をご使用の方で、その音を大事にしつつ、老朽化した電源ケーブルを交換したいという要望もあるのです。ここで、最新のケーブルを使ったらどうなるか?せっかくの持ち味の、そのオーディオ機器の音が崩れちゃう可能性もなくはないんですね。けど、何十年も前のオーディオ機器で、電源ケーブルがぼろぼろになって交換せざるを得ないということも、ままあるわけで。その時に提案できる電源ケーブルを模索するのも、今回の実験の目的であるわけです。音質以外に、ケーブルの柔軟性、取り回しの良さ、工作のしやすさ、ケーブルの外径、そういうことも重要なわけです。